自由帳!

超・雑記ブログ!一昔前の、日々思った事を書くスタイル。

FF14チャンネルの意味。

FF14の初心者向け企画としてスタートしたこの企画。

MMORPG」に初めて触る人が楽しく遊べるために、初心者代表のタレント4人をアニー先輩こと「白鷺」と、そのお守りをしながら新兵を導く「秋乃けい」の二人が教官として教えていこうという番組です。


■本来の目的

●楽しさを知る。

モンストやログレスのような「緩い連携」と、MMOならではの「役割」を体験し遊ぶ事により、これから始める人の指針になる番組です。


●ありがちな間違いが分かる。

初心者4人の「分からない事」を教官が丁寧に説明する事により、そのタレント4人の向こうにいる皆んなも知る事が出来る訳です。

スタッフや経験者が常識だと思っている事も、普通の女の子であるタレント達が知っているはずもない=FFというナンバリングに惹かれて今から始める人達も知らない。

予め、間違えそうなポイントを知る事が出来る訳です。


●最終的に。

プレーヤーに「遊んでいる事が楽しい→どうせならクリアしたいよね→ではヒントをあげよう→試行錯誤」というサイクルを回してもらい、楽しんでもらう事が重要なのです。

その結果、攻略のスピードが上がっていく…というのを見せる事が、本当の意味での「初心者向けのコンテンツ」です。

すなわち「自分で考えてクリアに向かえる」ように教える事が、本来この番組の最終目標なのです。

この過程を見せることで「MMOを全然知らない人」でも遊び方が分かり、「触ってみようかな」というキッカケにしてもらうための番組です。


■現実

少々辛辣になります。

結論から言えば「この番組を見てユーザーが増える事はない」内容です。

もっと言えば、番組代表のアニーが終わってます。

この男、吉田PDをして「真面目な男」と評される人物です。

真面目なのは結構なんですが、融通が利かなすぎます。

代表的な一例と最近あった出来事を交えて説明します。


●一つの伝説。

演者の女を放送中に泣かせたという伝説が存在するのがこの番組です。

しかもまったく正当性がない。

順を追って説明します。


●宿題。

4人でしか行けないコンテンツに挑戦するために、レベル上げの宿題を出されたタレント4人。

その内の一人がレベル上げが間に合わず、3人は上げてきました。


…この場合、皆さんが仕切っていたらどう対応しますか?

一般的に取り得る選択肢は二つだと思います。

1、一人だけレベル上げをさせる。

2、みんなでギルドリーブやギルドオーダーを回してレベル上げを手伝い、カバーする。


ここで選ぶ時の重要なポイントを一つ。

「演者は初心者です」。

…今ここを見ているあなた様は、まず確実に後者(2)を選ぶかと思います。


●悲劇の始まり。

しかし!なんとここでアニー先輩は1を選択するのです。

凄い。一部のドMのやつ以外はドン引き。

話題はアニー先輩使えねえ一色。

そしてさらに、放送時間内にレベル上げが間に合いそうもない事が発覚します。

ここで融通が利かないアニーは当初予定していたコンテンツを強行し、他の3人+助っ人で攻略に乗り出しました。

要するに、完全にハブです。

公式放送で公開のいじめです。

結果、そのハブられた女の子は泣きました。


●結果。

いや、これ「当日までにレベル上げが終わらなかった女の子のプロ意識が足りない」という意見も根強いんです。

それも当然一因としてあるんですが、この放送で最も重要なのは、これを見た人が「私もMMOやりたい!」と感じるかどうか?です。

誰に向けて放送しているのか?を完全に見失っているんです。

もし、じゃあ「企画をちょっと変更して皆んなでカバーしようか」って流れにしていたら拍手喝采間違いなしでしたし、おお!MMOってこういう温かいゲームなんだ!じゃあやってみようかなと思う人も多くいたはずです。

*そして最終的に、その女の子はプロ意識のなさを叩かれつつ、平謝りになったはず。


これを踏まえて、仕切っていたアニー先輩と、ハブられて泣いた女の子と、どっちがプロ意識足りなかったんでしょう?

優先すべきはどちらで、ゲーム全体の利益を考えた場合の選択肢はどっちだったのか?

アニー先輩は真面目すぎる故に、目の前の人や状況を見ずに「手順」を最優先する悪い癖があります。


●直近の放送でも。

またしても顔を出しました。

新兵がアクセサリーの選択をミスった時の対応が凄まじかった。

理由をきっちり説明せず、「さっきコメント(ニコ動で放送中)でユーザーに教えてもらったろ」と吐き捨てたシーンがありました。

既存プレイヤーの多くはその言動に至った理由は察しがつくのですが、あまり知らない人から見ると「なにキレてんの?」という印象だった事は間違いない一幕です。

それをご理解頂くために、まずアクセサリーの説明を。

●アクセサリーの重要性。

アクセサリーにはステータスが付いていて、それを5個装備出来ます。

そして、FF14では職業で重視するステータスが違います。

例えば、黒魔道士ではINTでダメージが変わり、白魔道士ではMNDで回復量が変わるといった具合です。

それ自体は珍しいモノではないのですが、オフゲーと違って完全に「それを取得する事を前提」として戦闘バランスが設計されているのです。

すなわち、その職毎に重視されるアクセサリーを取る事が当然であり、それ以外を装備していた場合(特殊な場合を除いて)不利になるゲームシステムになっているのです。

これは、ゲームに慣れた人やコンテンツに行き詰まって自分で調べた人は知っていますが、友達と「ながら」でクリアしてきた人は、意外と知らない事も多い部分でもあります。

というのも自分のフレンドにも知らない人がいたからです。

別に悪気があってやっている訳ではなく、単純にその「重要性を知らない」のです。


●あるべき対応。

その新兵も、間違って取ってきちゃった「テヘペロ」みたいなリアクションだったので問題がないとは言いませんが、本筋としては「それでも丁寧に説明する」べきです。

なぜそのアクセサリーではダメなのか?そして「この数字が違うとどれだけ差が出るのか?」を木人などを使い説明し、だから「次からはちゃんと取ってきて」と、丁寧に説明する事が重要なのです。

そうすれば本人のためにもなり、この放送を見てて知らなかった人のためにもなり、全ての人が得をする放送になるのです。


●注釈

アニーが苛立つのもまあ分かるんですよ。

通常業務をこなしながら時間がない中で、企画出して調整してタイムスケジュール出してスポンサーと話し合い持って…そんな中で、プロであるはずの演者の小娘が予定していた事をやってこない、家でゲームを遊んでいる形跡もない…となれば、お前ら何やってんの?というのも当然ではあるんです。

でもそこで怒っても「自分の苛立ちを発散するだけ」で、「見ている人のため」にはなりません。

そもそもがMMO…というか「遊び」において「予定通りに何かをする」というのは非常に難しい。

仲間の中にも非常識なやつもいれば時間に緩い奴もいる訳で、仕事のように「きっちり予定通りに何かをこなす」という前提で組むと誤差を吸収出来なくなります。

我々ユーザーが遊んでいるのは「緩い世界」であり、「こちら側」に合わせた放送にしないと乖離します。


●楽しんでいる人達の世界。

そんな予定調和よりも、「マイナスがあったら皆んなでカバーする」「分からない事は皆んなで教え合う」「おかしい事は話し合う」という、コミュニケーションの「プラス要素」を強調する番組が見たいし、本来のMMOの面白さとはこういう部分にあるのです。

結果的に今の放送は「協力する面白さ」を紹介する作りになっておらず、裏の「人間関係の負の部分」そして「ゲームシステムの複雑さ=知ってて当たり前」が強調される放送になってしまっています。


■提案

一回も触れなかった、もう一人の仕切り役「秋乃けい」さん。

この人が凄い。

一度でも、どの放送でも良いので見てもらえれば、その合いの手の上手さと仕切り能力の高さに感嘆するはずです。

この人を中心に据えて仕切り直すのが一番早い。

コミュニティ班の協力を求めて「見せ方」を改めて考え直し、表の仕切りは秋乃さんを筆頭にし、それをサポートする体制に移行します。

そして、ヘビーユーザーのガル姐(田中理恵)さんに稀に出演してもらい、「目標となる姿」を披露してもらって新兵達のモチベーションを上げる。

この程度は誰でも思いつく事です。

現状では「FF14チャンネル」と銘打っている公式番組なのに、イメージダウンしかありません。

最初だけが酷いのかと思っていたんですが、回を重ねても演者が全く楽しそうではなく、口を開けば文句ばっかのアニーは仕切りには向きません。

他の能力は高いのかもしれませんが、河本と一緒で表に出てくるのに向いている人材ではありません。

正直、この程度の仕切りならばもっと上手くやる手段はいくらでも考えられますし、ニコ生の元黒氏などを筆頭に、ユーザーが多い生放送者のほうがよっぽど面白い放送をしています。


■まとめ

1、本来は初心者ユーザーのための放送である。

2、MMOの「楽しさ」を紹介するためのモノである。

3、そのための手間を惜しまず、プレーヤーの楽しさを引き出すためのアドリブ力がある人が仕切り役をする方が良い。

以上です。

アニーは…良くも悪くも「既存ユーザー」に寄りすぎです。

「知ってて当たり前=知らないと許さない」ではないのです。

「知らなければ説明すればいい」のです。

公式放送で初心者を集めておきながら、知ってて当たり前とするのは傲慢と言わざるを得ません。


吉田PDもコミュニティチームも関わってる空気があまりない不思議な放送です。

もし、「この放送が面白い」「この放送がキッカケでFF14を始めた」…なんて人がいたら、何が面白かったのか?を教えて頂きたいです。

少なくともこの放送を見て「FF14面白そう!」と思った事は、僕には一度もありませんでした。


負の歴史としての認識が確たるものになりつつある「FF14チャンネル」。

色々考えさせられる存在です。