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自由帳!

超・雑記ブログ!一昔前の、日々思った事を書くスタイル。

なでしこの停滞と、次の時代。

世界最強世代たる「宮間世代(84〜86年生まれ)」が30代に入り、連戦の無理が効かなくなってきた所に、澤の引退、そしてマンネリ。

負の要素が全て出た大会を経て次に向かいます。


その指針となりそうな出来事があります。

そう実は男子サッカーの歴代W杯優勝国も同じなのです。

これからどう乗り越えたらいいか?の指針になると思うので、ご紹介。


■06年ドイツW杯

●優勝国イタリア代表

開幕前からセリエの八百長があり、優勝候補ではあったものの本命ではないという程度の期待値から、一致団結し見事優勝しました。

開幕前のそれ、ポルトガル対オランダのイエローの飛び交った乱闘、決勝のジダンのアレと話題に事欠かなかった大会を優勝しました。


■10年、南アフリカ大会

●イタリア代表

前回優勝メンバーに敬意を表する意味もあり、この大会もほとんど同じメンバーで臨みました。

結果、惨敗!

高齢化した…といっても、今回なでしこ同様に30歳前後のメンバーに中隔を担わせたサッカーだったにもかかわらず、予選で一勝も出来ずに敗退しました。

油断があったとも慢心があったとも言えないが、「マンネリ」はありました。


●優勝国スペイン

その大会の王座は、スペイン代表でした。

中核メンバーは20代前半、30代は3人程度という非常に若いチームで構成され、見事優勝!

その後のEuroではさらに若いメンバーを加えこれを制し、W杯とのダブルを達成するという無双状態でした。

そしてそのメンバーで14年W杯を迎えます。


■14年、ブラジル大会

●スペイン代表

なんと惨敗。

誰もが思いました「マジかよ」と。

優勝メンバーとほぼ同様の構成ですが、平均年齢が上がった事、そして精神的主柱でもあったプジョルの引退が主な原因かと思われます。

●優勝国ドイツ代表

そして優勝はこのチームです。

メンバーも監督も変わらず、年々積み上げてきたモノが形として出ました。

さほど若い平均年齢でもなく、世代間バランスもちょうど良い構成でした。


なでしこが優勝した時と類似性があるのは「スペイン代表」です。

若いチームにベテランがいて、前評判が高くない状態から見事に優勝をさらっていきました。

■スペインのその後

14年の惨敗時に酷似している出来事がもう一つあります。

スペイン代表の精神的支柱であった「プジョル」が引退してしまっていた事です。

そうです。「澤の引退」と同じ。

背中で引っ張れる「闘将」がいなくなった事で、一本通っていた芯が無くなってしまった。

そうして惨敗したスペイン代表は、今もまだ「再建中」です。

プジョルや澤のような選手に頼らずに勝てる体制を作らなければいけない…が、それは容易ない事を証明してしまっています。

フランスのジダン、イタリアのカンナバーロ、スペインのプジョル、ドイツのラーム、日本の澤、長谷部はアンタッチャブルであり、そういう「時流に乗った」選手がいなければ勝てない大会なのです。

個々を見れば世界レベルが散見されるスペイン代表でさえこの状態なのです。

当然「なでしこ」にも当てはまると思います。


■次

それでもあえてやるなら、中心メンバーをもう一度見直し「メンタル」が揃っている選手を選んでいくしかありません。

ベテランには自分の力の証明「ではなく」、「試合に臨む姿勢」で違いを見せて欲しい。

澤がそうであったように…です。

ここで、若手の面倒を見ながら自身も高いモチベーションで試合に望めない選手は…残念ながら扉を閉めるしかありません。


しばらく勝てない時代が続くかもしれませんが、このタイミングで良かったとも言えます。

2019まであと3年あります。

良識あるファンは、ありもしない内紛話しに興味を持つ事なく、「ピッチ上のパフォーマンス」で判断するようにしていきましょう。


●脱線

長らく男子サッカーを見ている人達は、「W杯優勝」はいかに難しいかを知っています。

ベスト4以上はトップ中のトップであり、偶然では入れない事も知っています。

今回の惨敗をして「終わった」と捉えるのも良いですが、それでも男子サッカーより世界レベルに近い所にいるのは確実です。

女子サッカーは、男子野球と並んで、日本で数少ない世界レベルの競技です。

成績が出ない時は当然「叩き」ますが、もう少し敬意を持って叩きましょう。


■佐々木監督。

日本女子サッカーの歴史を作った「偉人」です。

「W杯優勝国」に名を連ねたのは、この人の功績無くして語られる事はありません。

澤と共に、この先ずっと語り継がれる存在です。


その偉人に対して、少し負けが先行しただけで内紛やらと書き、最重要である退任会見をあんなにあっさり終わらせるとは…。

例えば、王監督の退任会見で、あんなにぞんざいな扱い方をしたか?

ノムさん退任会見の時の記事も敬意を感じないモノが多かったですが、それ以上に敬意を感じない書きっぷりはなんなのか?

あまりにふざけすぎです。

もっと、今大会何に注力していたのか?とか、今回の敗戦の原因を長々語ってもらうなどのやり取りを経たり、監督の功績を讃える番組のひとつもあってもいいのに、淡白すぎです。

せっかくの名将から何も聞き出せないメディアへの落胆は筆舌に尽くしがたいモノがあります。


そんなこんなを経て、新しいなでしこがスタートします。

改めて、注目していきましょう!