お洒落をしてバイクに乗って遊ぼう♪

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バイクの永遠の宿命。MTvsAT。

MTとATの「得意な使い方」を記事にしてみた。

*対象は125cc以上。

ATは主にスクーター。

currys.hatenablog.com

 

MTはWR250X。

currys.hatenablog.com

 

を、使った感想を比較して書いています。

 

■比較

まずは基本のメリット&デメリットをざっとおさらい。

●MT

1、加減速のコントロール

2、ニーグリップ

総合すると「一体感を味わえる」事です。

1はギア操作で、0〜最大回転数のコントロールによって得られる「加減速」は、バイクの能力を余す事なく引き出せます。

2のニーグリップは、カーブの倒し込みを安定させ「バンク角のコントロールを可能」にし、全開の加減速で起こる前後の荷重移動に安定して対応出来ます。

バイクの能力を引き出し一体感を味う部分において、MTバイクに勝る乗り物は存在しません。

反面、渋滞や信号待ちに頻繁に引っかかるような「気持ち良く走れない」場面においても常にギアをコントロールしなければならないため、非常に「疲れ」ます。

 

●AT

1、アクセルのみで完結

2、自転車感覚で使えるブレーキ

3、荷物が積める

4、ポジションが快適

総合すると、一体感を犠牲にして「利便性を上げた」モノです。

アクセル操作は右手のみで完結。

アチェンジのポイントはアクセル開度に応じてオート設定のため、ただひねるだけでMT比80%くらいの加速が可能。

ブレーキは自転車で馴染んでる「両手ブレーキ」で、コントロール感覚もそのまま。

さらには、買い物、ツーリング時共に便利な収納スペースを備えます。

分厚いシートと楽な姿勢はどこへ行くにも快適で、都心部での移動手段として最強です。

反面、加減速は車体任せで自由度がなく、コーナーの細かいコントロールは効かずリアブレーキで調整する必要があるなど、「自分で操ってる感覚」に乏しい。

バイクを操りたい人には物足りないでしょう。

 

■つまり?

バイクに対して「操る楽しさ」を第一に求める方は「MT」を。

それ以外の人は「AT」をオススメします。

●場所に行きたいのか?体験をしたいのか?

何処かへ行きたい。その道中の「内容」をどうしたいか?という事です。

1、MT

バイクを操っている手応えを感じながら走りに集中できる環境での楽しさは、上記した通り現存する乗り物で「最高」です。

しかしながら、高重心なバイクを振り回すには技術、体力共に必要とします。

さらに、家の近くに気持ちよく走れる山や道路があればいいですが、なければ休日に遠出する必要があります。

その遠出で渋滞にハマれば半クラッチ地獄が待ち受け、信号に捕まれば再加速を繰り返す訳です。

一都三県クラスの都市にお住いの方が「気持ち良く走れる場所」で、バイクを操る楽しさを「最大限味わう」環境は、現実的には非常に限られます。

つまり、楽しく走れない場面を「どれくらい許容出来るか?」が、MT乗りにとっての課題になるのです。

●街乗り

ここに負のポイントが集中しています。

渋滞、すり抜けの半クラ地獄、さらに「速度域が合わない」事が最大の問題です。

特に250cc以上だとパワーバンドに入れての加速をすると、すぐに警察官の注目の的です。

気持ち良い速度や加速は瞬間しか味わえず、低速で走るとバイク本来の力が引き出せないため、折り合いがつかない。

特にWR系やSS等の所謂「走るバイク」では、それが顕著に出ます。

ストリートバイク系統の「街乗り用MT」であればストレスは最小限になるものの、今度はMT最大の利点である「操る楽しさ」が減ってしまいます。

このバイクとなら「いついかなる時もやっていける」という、結婚式のような文句をも飲み込める度量を与えられるMTと出会えた時は、新しい生活を提供してくれる最高の選択肢になるでしょう。

 

2、AT

朝起きた思い付きで走り出し、そのまま行ける利便性は唯一無二です。

クルマでは駐車場の問題がつきまとい、電車では最寄駅がない場所であったとしても、バイクならば気にせずに行けます。

ここまでは全てのバイクで共通項ですが、スクーターの真骨頂は「右手一本で走れる」事と「積載性」です。

●右手一本

とにかく楽。

実際の所、MTバイクに乗っていてフル加速する場面は数える程しかない上に、そもそもMTのフル加速は非常に疲れるので、あまりやりたくなのです。

右手捻るだけで任意の加速を取り出せるATは、頻繁に再加速を求めれられる街中をストレスなく走る事が出来ます。

●積載性

ATで出かける時に必要なのは、スマホ充電機+不意の雨に備えたカッパをメットインに放り込むだけです。

途中で土産を買おうが、服を買おうが大丈夫。

スクーター以外では、大きい鞄を背負って荷物用ゴム紐を中に入れて…と、「事前準備」が欠かせません。

靴など買おうもんなら持ち帰る事を諦め、郵送も選択肢に入る程です。

スクーターなら最低限の装備で荷物に困る事はありません。

 

この上記2点は「精神的な余裕」に直結します。

すなわち「手軽に出かけられる」という事です。

 

●総括

MTvsATというのは…

MTの「操る楽しさ」対、ATの「手軽に行きたいところへ行ける楽しさ」

という構図であるという事です。

ATの利便性はクルマでも代替え可能ですが、MTの操る楽しさはバイクでしか味わえない唯一無二のモノです。

しかしながらそのための犠牲も大きく、「特定の場面」に特化した面白さの代償として、街乗りが辛い。

「生活に密着したバイク」としてAT、「非日常を最大化して楽しみたいバイク」がMTとも言えそうです。

両方の特性を持ったTMAX530の意見が割れるのは当然であり、「生活を犠牲にせず、非日常が味わえる」という贅沢なバイクだからです。

クルマ+メインバイク+セカンドバイクを維持出来るVIPは買いたいのを選べますが、クルマ+バイク一台ないし、バイク一台+カーシェアといった所有の仕方をしている人にとっては、MTorATは永遠の課題であり意見が割れる所です。

*自前の駐車場がない人は、カーシェアの方が安く上がる場合が多い。

 

そもそも、バイクを買う理由はどちらなのか?です。

バイクを操る事が何よりも楽しいのか?

それとも、好きな場所へ自由に行ける事が楽しいのか?

ちなみに筆者の生活環境では後者の方が重要でした。

 

自分は何を重視しているのか?

改めて見つめ直してみても、面白いかと思います。