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自由帳!

超・雑記ブログ!一昔前の、日々思った事を書くスタイル。

「才能」をどう捉えるべきか?

 

ビジネス書を装った小説家とも言える、素晴らしい文章をお書きになる「橘玲」氏。

その著書「言ってはいけない」において、これまた刺激的な提案がなされました。

「知能は遺伝で決まる」

分かりやすくセンセーショナルな見出し。

当然ながら、一般人の格好の餌食となりました。

 

筆者を含めて「血反吐吐きながら限界まで努力していない層」からすると、すげー利用しやすいんですよねこれ。

実際の所どうなのか?

という所を少し。

 

◼︎データ

遺伝率=才能

非共有環境=友達環境の中で決まる率

(%)です。

1、スポーツ

遺伝率=87

非共有環境=13

2、音楽

遺伝率=92

非共有環境=8

3、美術

遺伝率=56

非共有環境=44

4、執筆

遺伝率=83

非共有環境=17

5、数学

遺伝率=87

非共有環境=13

6、一般知能

遺伝率=77

非共有環境=23

 

まだまだありますが、さすがに本のデータ全てを書き出すのは問題があるのでこの辺りで。

 

◼︎才能とは?

才能が広く知れ渡っているモノを順に見て行きましょう。

1、スポーツ選手

最もイメージされやすい「スポーツ=才能」。

遺伝率85%です。

食っていけてるプロスポーツ選手数から考えると、「トップ1%以下」です。

*日本の15〜34才の男子人口約1400万人。

そこからスポーツだけで食ってけるトッププロ選手は2000人に満たない。

女子スポーツも同人口だが、門徒が狭いためもっと厳しい。

学年で1/3〜半分くらいは運動部に入ります。

少なくともその中でトップレベルの成績を出せないと、その時点で諦める方が得策。

 

スポーツインストラクター資格者は60万人ですが、こっちはスポーツの才能はなくても大丈夫。

いくら遺伝率が正しくても、「その先」が熾烈すぎる。

 

2、「音楽」。

これも業界トップ報酬クラス(年収1000万円〜)想定だと、トップ1%以下は確定です。

しかしながら、食っていけている音楽教室従事者は「4万2000人」です。

http://www.ongakuka.jp/blog/統計からみた音楽教室業界の実態とは!?/

ほとんどが女性だという事を加味し、就労年齢を20〜60才に広げます。

そうすると食っていくには「4.2/3700」で、「0.11%」の才能があれば音楽で食っていけ…る…。

1000人に一人。

実際に「ピアノ弾ける」や「ギター弾ける」人はクラスに5人(5/30)くらいだから、学年でトップレベルなら食っていける。

ナニコレヤバスギル。

 

3、美術

遺伝率=56

絵描きやトップデザイナーの狭さは変わりません。

就労人口は「35441人」

http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/human-design/toukei.html

音楽と同じく20〜60才が対象だとして、「3.5/7200(万人)=「0.04%」

すなわち、4/10000。

実際に学校でデザインやデッサンをしている人はクラスに1〜2人と考えても、少なくとも学校トップクラスじゃないと食っていけない。

遺伝率は低いが、競争は狭き門。

 

4、執筆

遺伝率=83

又吉のような「作家」から、「新聞」「雑誌」「ウェブライター」まで様々あります。

とは言え、どんなに多めに見積もってもデザイナーや音楽従事者と多くは変わらないでしょう。

つまり「約4万人」。

ちなみにブログ人口は「2700万人」。

当然ながら、全員が更新している訳ではありません。フェイスブックのアクティブ率は約50%、mixiのアクティブ率が約30%です。

間をとって40%とし、約1000万人としましょう。

プロのライターは素人のブログ市場に入っても余裕で食っていけるはずです。

つまり「4/1000(万人)」=「0.4%」の人が食っていける。

…うむ。キッツいね。

 

5、一般知能

遺伝率=77

俗にいう、進学校〜トップ大学レベルです。

東大だけで「約3万人」。

他にも就職に困らない名前が通っている大学を含めれば、少なくとも10万人は確定でしょう。

しかも、日本では事実上、年齢が18〜24才程度までです。

つまり、600万人程度しかいない。

10/600=1.6%

1/100。

 

◼︎で?

実の所、どれを選んでもあんま変わらないね。

夢なんてなかった。

しかしながら、文章においては「どう書くか?」より「何を書いているか?」の方が重要です。

美術でも、ウェブデザイナーイラストレーターの「一本」で食うには厳しいが、そこそこの文章も書けるしデザインも出来るとなれば、可能な仕事は増えます。

 単純に「一本化して食っていく」もしくは「突き抜けた結果(年収1000万クラス)を出したい」なら才能(遺伝)が必要だが、生きていくためには、才能なんざなくても努力だけでイケる。

その中の「数少ないリソース」をちょっとでも「向いているモノ」に向けるのが一番効率がいいってだけの話ですな。

 

◼︎まとめ

現状で結果出てねえやつは、才能なんてねえんだよ。

努力するしかない。

ちきりんとか藤沢数希とかみたいに高い論理能力を持ってる人は何やっても結果出せる。

とりあえず、筆者に執筆の才能も無ければ、論理能力もないのはこのブログが証明済み。

1年半、100記事で、月間PV1万ちょいだぜ?

アクセス集めの工夫や、読みやすさレベルアップには工夫の余地があるものの、肝心の「内容」においては、上記二人のようなトップレベルの考察や仮定は無理。

一般人は、ブログで食っていくために「本職を持つ」必要性がある辺りの矛盾が面白い。

最近スタートアップ界隈で有名な「トリイケンゴ」氏によれば、「月間30万PVなんざ、ただ書いてれば達成できる」という。

優秀な人にとっちゃ、この数字は余裕らしい。

「ウェブでの仕事が発生し始める」のがその辺り(イケダハヤト氏談)らしいので、ここまでは一般人でも超努力すりゃいけんだろ。

一回ここまで行ければ、業界内の仕事に対して「風穴が開く」ので、個人としてギリ戦えるレベルに突入出来る。

風穴が開かなかったら、それでも開けられそうなジャンルを絞り出すしかない。

もしくはトレンドアフィリエイト

ウェブで稼ぐには「動画」か「文章」しかないから、これに独自性を付加出来るように努力するしかない。

 

どこに適性があるか?

 

試しながら、悩みながら、色々とやってみましょう。