さすが女性用。
「細かい!」。
…まあハッキリ言えば「うざい」よね。
しかしながら、男性用スーツも同じレベルで着こなす必要がある。
◾︎男性用スーツの注意点
面倒だから(前にサイズ選びの記事で書いたから)ざっと触れる。
⚫︎基礎の採寸
1、肩幅
2、身幅
3、袖丈
4、着丈
これを「自分の体型に合わせる」。
スーツショップで全部やってくれるから、とりあえずそれでいい。
問題になるのは「私服時」。
ユニクロでジャケット買いたいってなった時に、「着られてる感じ」になる。
大学生のジャケットがダサかったり、スーツ以外のジャケットが「なんか決まらない」って人は100%これが理由。
ユナイテッドアローズとか、バーニーズニューヨークとか、一部の「ちゃんとしたショップ」では採寸してくれる。
そこで「基礎を学ぶ」と良い。
⚫︎シャツ
1、首回り
第1ボタンを締めてネクタイを着けられるかどうか?
2、袖丈
手の骨が隠れるくらい。
スーツのジャケットからちょい見えるくらい。
3、肩幅
ジャケットと同じく肩で着る。
実は「着丈と身幅はシャツでは気にしない」。
スーツでは「パンツイン前提」。
首回りは、だいたい胸囲はだいたい連動してる。
*首が細くて胸板が厚いやつはいない。首の太さは筋量に比例する。
私服で使いたい時のみ、着丈を短くする。
逆に、そこまで短くすると「スーツで使い物にならない」。
ここで使い分けてる。
3、シャツの下
シャツの下は「着ない」。
男性シャツの起源は「下着」。
もともと「下着として使われていたもの」。
19世紀までは、シャツだけで着るのは失礼とされていた。
よって「正式な着こなしとして」シャツの下は着用しない。
汗対策や寒さ対策で色々したくなるだろう。
汗対策は、沁みにならない「オックスフォード生地の白」を。
寒さ対策は「インナーにニットを着る」「コートを用いる」事で回避しよう。
4、半袖シャツは「フォーマルで使わない」
半袖シャツは、アメリカのカジュアル文化として誕生した。
正式なヨーロッパでの着こなしとしては「存在しない」。
袖は「めくる」。
常に「長袖シャツを用いる」のが正式な形。
袖まくりは「女子ウケが非常に良い」ので、一石二鳥とも言える。
5、正式なカラーは「ネイビーとグレー」
黒は「遊び用」。
冠婚葬祭パーティに使うやつ。
ビジネス用途だと、第1に「ネイビー」。
次点で「グレー」。
グレーは色味が難しい。
ライトグレーだと「パーティ寄り」。
難しいので、分かんなきゃ「ネイビー」で。
柄は、無地か縦ストライプで。
縦ストライプは、細く見える効果がある。
…が、メンズで華奢なのも微妙。
あらゆる意味において「無地がベスト」。
最初に買うなら「無地のネイビー」が正式なスーツとしてはベスト。
◾︎正式なスーツの着こなしは「評価を高める」
男性におけるスーツは「正装」であると同時に「最も魅力的に見えるモノ」。
もうメンズファッションの「正解」って出終わってる。
どんなに綺麗な私服であっても、スーツを越える服は存在しない。
逆三角形に見えるライン、綺麗に見えるお尻のライン、足下に向かって自然にシェイプされた足のライン。
とかく「1ランク上がる」。
正式な着こなしをして欲しい。
⚫︎余談。私服は「マニュアル」
スーツの採寸を私服で出そうと思ったら「めちゃくちゃ大変」。
マニュアルで作る場合の注意点は「上で述べた」。
それをやってくれるのが「スーツ屋」。
青木や青山で、店員さんにお任せで綺麗に採寸されたスーツで充分。
ガチで作るなら、ダーバンとか五大陸に行って「本気仕様を作ってもらおう」。
有名なスーツメーカーは「見た目のラインが違う」。
より綺麗に見える。
見れば分かるので、興味があったらぜひ行ってみて欲しい。
◾︎まとめ
メンズはスーツ屋任せでOK。
絶対緩めにするなよ?
勧められたジャストサイズを買え。
注意点は「シャツ周り」。
シャツは下着。
下着の下に何かを着るのは「おかしい」。
そして、正式には「半袖シャツは存在しない」。
長袖シャツを捲って使う。
スーツの色は無地のネイビーで。
グレーは色味が難しい。
柄は、選ぶならストライプのみ。
上級編として、ベルト、靴の色合わせもあるが、その辺は興味があるならやるといい。
ネイビースーツに茶色のベルト、茶色の靴でまとめると、非常に「サマになる」。
んで、まあ最後に。
女性用スーツは、最初に貼ったリンク通りに着れば「そこそこ魅力的に見える」。
あれは「女性が綺麗に見えるライン」を強調するために用いられている。
*胸、尻、足を身体に合ったサイズにするために用いられる。
メンズスーツは、基礎として「自分の身体」が必要。
例えば、五郎丸なんかがスーツ姿だと「めちゃくちゃカッコいい」。
それは、胸板があって、余計な脂肪がなく、走れる身体だから。
お腹が出てるような体型で魅力的に見せようとしても「無駄」。
体型の方にも「それなりに」気を配ろう。
そうすれば「女性に振り返られるスーツ姿」になれる。
ちゃんと着こなしたスーツってのは、それほど魅力的に見える。
就活どうこうもそうだが、「大人の嗜みとして」スーツの着こなしを学んで欲しい。
それは回り回って「あなたのためになる」。