お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

メンズファッションの楽しみ方5選。

 
 
ファッション目的は「カッコよくなる事」!
なのに何故こんなにも、こんがらがっているのか?
これを整理していこう。
 
◾︎お品書き
カッコよくなるための5つの方法
1、ブランドに頼る
メリット→自信が持ちやすい
デメリット→自分で選ぶ力が磨かれない
2、社会的に流行っている服着る
メリット→着こなし例が豊富
デメリット→量産型。「旬」が長くても2〜3年しかない。
3、友人に認められる格好をする
メリット→お洒落な友人から学べるため、飛躍的に成長出来る。
デメリット→自分が好きなジャンルの服装とは限らない事
4、異性に認められる格好をする
メリット→社会的に認められる服装になりやすい
デメリット→初心者には難易度が高い。サイズとカラーを理解しないと、普通に人になってしまう。
5、自己満足に猪突猛進。
メリット→最高に楽しい
デメリット→社会的には「ダサい」もしくは「痛い」服装になりがち。
 
では、以下で詳しく解説!
 
⚫︎ブランドを着る
これは「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」などの「店名」を指す事と、「yohji yamamoto」や「エルメス」などの「特定のブランド」を指す場合もありますが、「意味は同じ」です。
要は「価値が証明されているもの」を着ることに意味がある。
「それを着ているカッコいい俺」という「自信」に繋がる。
自分で一から選ぶ必要もなく、ハズレも少ない(メーカーセレクトされているため)ので、手軽にカッコ良くなるには効率的だったりします。
 
デメリットは「本質的な部分を学べない」事。
服装は「サイズ選び」と「カラー」で7割のイメージが決まります。
メンズファッションは特に顕著。
最も分かりやすい例は「スーツ」。
あれは「採寸してもらって選ぶ」そして「定番のカラーが決まっている」。
「スーツが似合わない」という人はほとんどいません。
それは「上記の2つを行なっているから」です。
これを店やデザイナーに丸投げしていると、いつまで経っても「高いモノでしか満足できない」という状態になります。
ユニクロで買わない」と言っている人は、要するに「自分で洋服を選べない」と言っているのと同じだと思って差し支えありません。
ユニクロのエクストラファインコットンシャツのエジプト綿が、高級シャツと同等の素材と知る人はほぼいない。
そして「そういう人」が出てくるのが、この買い方です。
 
最初は効率がいいので「特定買い」するとしても、何処かで「旅立ちましょう」。
昔から言われていますが、「何処で買ってもお洒落を作れるヤツが本物」。
基本的に著名なファッショニスタは「何処で買ってもお洒落が作れます」。
筆者も「作れます」。
作れない人は「ニセモノ」。
作れる側になりましょう♪
 
⚫︎社会的に流行ってる服を着る
現在で言えば「MA1」そして「チェスターコート」です。
大学生から40代まで、幅広く使われています。
*チェスターコートは70代までいける。
 
流行っているという事は、それだけ「目にする機会が多い」。
街で見かけたカッコいいやつの真似をする、雑誌で見かけたコーデをパクる、ネットでごり押ししてる服装をパクる、友達がしているカッコいい服装の真似する、など、「カッコ良い基準」が作りやすく、真似やすい。
その上で、自分のセンスやキャラ的に「ギリイケる」と思う服装を「パクる」。
これで「オシャレの完成」です。
 
実は色々と四苦八苦している分、ブランド買いよりもセンスが磨かれます。
「自分で服装を決断した」という部分で満足感もあります。
*流行りだったとしても。
 
デメリットは「かぶる」事。
メリットの真逆です。
街で、雑誌で、ネットで見かける頻度が高いほど「かぶります」。
いわゆる「量産型」。
…ここで1つだけハッキリさせておきたいのが、量産型は「女ウケがいい」。
逆で考えてみると分かりやすい。
 
「好きな女の子はどんな感じか?」
 
この子と…

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この子だったら…

 

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どっちが良い?

 

上が良いっつったオシャレなお前は「分裂補色配色」でググって、ワンランク上を目指して欲しい。*ちなみに筆者も上が好き。

…が、通常は上の女性だと「オシャレ&可愛すぎる」という判断がされがち。

下の女性なら、凄く可愛いけど「手が出ないほど遠い」って感じもしないと思う。

 

メンズで言えば「個性を打ち出した格好」というのは、女性から見て「よく分からない」。

それよりも、今流行ってる「分かりやすくカッコいい服装=量産型」で、充分。

モテたいのか?

オリジナルを着たいのか?

は、この先もついて回るので、ここで一度考えてみよう。
 
⚫︎友人に認められる服装をする
…例が難しいので、実体験を出そう。
筆者の若い時代は「裏原系の全盛期」でした。
*エイプとか、ヘクティクとか。
で、一年くらいそれで遊んだら、友人達が見事に飽きて「B系」に移行しだしました。
要はB系の「LAブランド」だったり「NYブランド」が、身内の流行りになった訳です。
もういきなりだよ。
昨日の今日で違う格好してくんだよ。
んで、2〜3年後のある日、またいきなり「全身ラルフローレン」とかで来る訳です。
「は?」
「もうB系は卒業した」と。
もうそっから「アメカジ一辺倒」ですよ。
わけわかんねえと思ってたら、一年遅れで「アバクロ」や「ラルフローレン」が一部の流行りになっていたという。
*その後、数年毎に(マイ)ブームが変わっていったが、関係ないので割愛。
つまり「周りは関係なく」、「自分達で流行ってるモノこそが至高」という、ある意味で最も面白い服の買い方がこれです。
 
デメリットは、自分が好きなモノを認識していないと「引っ張られてしまう」事。
なんとなく「違う」と思ってても、目の前のそいつらは「めちゃくちゃカッコいい」ので目が眩む。
*自分が好きで似合う物を自分で選んでいるからカッコいい。
それを押し退けて自分のスタイルを作るには、確たる自信が必要になります。
 
⚫︎異性に認められる格好をする
平たく言うと「女ウケするやつ」なんだが、これを突き詰めるとメンズファッションが1ランク上がる。
ポイントは「サイズ」「カラー」「フォーマル」そして「抜け感」です。
上でも書いた通り、私服も「スーツと同じ作り方をする」のです。
私服でも採寸して最も合ったサイズを選び、「白、黒、グレー、ネイビー、キャメル」から色を選び、スーツでも違和感がない「ジャケット、トレンチコート、チェスターコート、ニット、シャツ、革靴」から構成し、そこに遊びを伴った「チノパン、ジーンズ、スニーカー」を加えて、抜け感を演出します。
 

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http://pin.it/4-1PPBb

*VOKKA様

 

 

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*IMGUR様
 
など。
 
これの「キモ」が上の3つなのです。
 
単純に「キレイめがモテる」と言われます。
…が、ちゃんと積み重ねていかないと「カッコいいキレイめスタイル」は作れない。
 
そして、これを自在に作れるようになると、ユニクロだけでオシャレが可能になります。
「本当に高品質なモノ」…素材の艶、質感、厚みなど…を突き詰めれば、確かに厳しい。
…まあぶっちゃけ言うと、ファッション誌やブランドのマーケティングだから、シカトするのが最良の一手。
 
では仮にそれを購入したとして、その違いが分かるレベルの人間が「どれくらいいるのか?」。
人前で演説するような機会がある仕事や「立場」であれば、そこまでこだわりましょう。
しかしながら、普通に生きてく上では「サイズが合って」て「フォーマルで大人っぽいカラー」であれば「カッコいい」のです。
つまり「ユニクロでいい」。
センスで作り上げましょう♪
 
デメリットは「少しだけ敷居が高い」事。
サイズ感をしくじると、一気に「野暮ったい人」に格下げ。
変な色使いをすると「オタクっぽい」。
フォーマルさが足りないと、古着屋で集めてきた人。
抜け感が足りないと、スーツと変わんないじゃんと言われます。
これらを「絶妙な塩梅で差し込む」と、上のようなスタイルになります。
そして、ちゃんと着こなすには「体型」が問われます。
このスタイルは「鍛えた身体が映える服装」です。

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いわゆる「締まった身体」というやつです。

20代は細さを活かしたスタイルが映えます。

しかしながら、30代の円熟期を迎えた男性は、基本の服装センスを磨き、筋トレをして身体を整えて活力を増し、人生の収穫期に入る必要があります。

放蕩生活を改めて見つめ直せば、遊びと仕事のバランスを保ち、全てをうまく回すことが出来る時期です。

この服装を「手懐ける男」になりましょう♪
 
⚫︎自己満足
自己表現とも言う。
ギャルやB系しかり、「人と違う格好をしている俺(私)が好き」というやつです。
服装というのは「差別化」も楽しみの1つだったりするのですが、「そっちに特化した」のがこれです。
メリットは「最高に楽しい」事。
基準なんて、あって無いようなモノ。
「やりたいようにやる」
爽快です。
 
デメリットはもちろん「痛い子扱いされる」事。
社会常識ぶち破ってんだから、当たり前っちゃ当たり前。
まともな扱いを期待してはいけない。
やりたい事やってるから、あんまり気にしない。
楽しめばいい♪
 
◾︎まとめ!
ファッションの楽しみ方=どうしたいか?
「自分が良いと思ったモノを着たい」
「友人達と一緒にオシャレを楽しみたい」
「異性に評価される格好をしたい」
という事!
今まで説明してきた通り、一長一短。
自分が良いモノを着たい=自分の満足度は上がるが、他者からの評価は下がる。
友人達と一緒に楽しみたい=友人のセンスを借りられるが、自分の意見は少ししか反映されない。
評価される格好をしたい=自分の意見を入れて違いを作るのは難しいが、周囲の反応は良くなり社会的に生きやすくなる。
10代〜20代前半でもモテまくって精神的に余裕があるやつは服装に対するこだわりがないため、社会的に評価されるキレイめに落ち着いたりします。
逆にこだわりがある人は、良い意味での「自分のスタイル」を確立していきます。
 
どれが良いとかないんだ。
「楽しんだ奴が勝ち」
 
楽しんでると、服装で繋がる「縁」ってのも出てきますし、良い事尽くめですよ♪
 
メンズファッション。
楽しもうぜ♪