お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

革靴のネガティヴな部分にも注目してみる。

 

「めっちゃ使いにくい」。

コードバンでガチな革靴でも「ソールが滑る」。

ガチな革靴は「ソールも革」。

とにかく滑る。

さらにメンテナンスはちゃんと手間をかけないといけないし、雨に濡れてもいけない。

 

これらを「飲み込んだ上で」購入して欲しい。

 

◾︎革靴のメリット

格好良さ

「のみ」

ここに留意して欲しい。

使う人が減ったのはなんでか?って考えると、簡単に答えが出る。

 

◾︎スニーカーが全ての面で凌駕してる

履きやすさ、手入れ、値段。

なんで一部の愛好家しか革靴を履いてないのか?の答えがこれ。

1、履きやすさ

上物(ソール以外)は、確かに革靴が履きやすい。

…が、問題は「ソール」。

革のソールは滑りまくりな上に、ソールの形が「自分の足と違いすぎる」。

要は「素足の歩き方ができない」。

するとその負荷が「別のどこかにかかる」。

スニーカーであれば、柔らかいゴムソールで、かつアーチも自然。

極めて素足に近い足運びが可能になる。

*その辺は「足袋が最強」。

 

2、手入れ

ノー手入れで使える安心感。

たまに洗って綺麗にするくらい。

価格とも相関があるが、ダメになったらすぐに買い換えられる。

ガチな革靴は一足「1万〜10万」程度。

スニーカーは「3000円〜2万」程度。

革靴が長く使えるってのは「嘘」。

ソールの張り替えは2万(リーガル価格。オールデンとかだともっとかかる)だし、上物も2〜3年程度しか持たない。

つまり、張り替え=替え時。

スニーカーと同じ。

すなわち、スニーカーよりコストがかかる。

 

3、値段

上でも触れたが、革靴は「1万〜10万」。

スニーカーは「3000〜2万」。

 

◾︎それでも買うなら

オススメは「ワークブーツ」。

レッドウイングみたいなやつ。

逆に「ローファー」とか「ウイングチップブーツ」みたいなのはやめたほうがいい。

ローファーとかは「綺麗に使わないとダサい」。

ボロボロのローファーやウイングチップは「下品」。

あれは「綺麗に使うからカッコいい」。

唯一の例外が「ワークブーツ」。

これは「多少の使い込み感」があって、むしろ輝く。

 

◾︎最初は自分の好きな一足を買おう

最初はイケる。

何も知らない上に、靴への愛があるから。

問題は二足目以降。

無駄になるからやめた方がいいぞ。

 

◾︎ビジネスマンには?

あんまり「歩かない」なら、高級な革靴で格好つけるのが良い。

逆に、営業みたいに「めっちゃ歩く」なら、安くて柔らかい合成革を使用したゴムソールを選ぼう。

それを半年〜一年毎に買い換えて、常に綺麗な状態で使う。

ビジカジが可能なら、柔らかい素材を使用したチャッカブーツがオススメ。

クラークスとか、チャッカブーツ風スニーカーとか。

「履いてて楽なやつ」を選ぼう。

 

◾︎まとめ

革靴は「履きにくい」し「高い」。

だから使用者が減って、スニーカーの時代に移行した。

革靴はあんま歩かない人にこそオススメ。

歩く人は足に優しい靴を買いましょう。