薄着になるからこそ、ちょっとした違いにもこだわってみよう。
なもんで、主だったモノの使い方をば。
◾︎モノ
1、Tシャツ
質のいい白を選ぶ。
大人のファッションにおいて特に重要なのは「質」。
1枚で綺麗に着るしかない夏場において、質=格好良さといっていいレベル。
「ユニクロのスーピマコットン以上の質感が欲しい」。
手触りが柔らかく、見た目にハリがある素材。
…まあハッキリ言ってユニクロのスーピマコットンのコスパが頭抜けてる。
ユニクロには何点か「これは買っとけ」ってやつがあるが、そのうちの1点がこれ。
Tシャツは「それ一枚」なだけに、質が良いものとパックTなんかを比べてみてほしい。
全然違うから。
2、シャツ
夏のシャツは「リネン素材」。
これは「速乾性が高く」「涼しい」から。
長袖をめくって使うパターンと、半袖を使うパターンがある。
どちらでも大丈夫。
長袖は、電車や出先で寒い場合に使う。
暑い外ではめくって、寒い室内では下ろすという使い方ができる。
半袖は、とにかく涼しく過ごしたい人向け。
用途で選ぼう。
ちなみに、色はなんでも大丈夫。
速乾性が高く、乾く事が期待できるから。
ちなみに「ブロードシャツはオススメしない」。
あれは「汗が目立つ」。
*ブロードシャツ=スーツのシャツ。
今期のユニクロで出た「厚手のリネンシャツ」であれば、汗が目立たない&手触りが良いのでオススメ。
3、ポロシャツ
夏の本命。
Tシャツの使い方で使う。
基本的に中は着ない。
着ても構わないが、着ないで使う前提の方がサイズが分かりやすい。
本命な理由は「素材が大量にあるから」。
基本の「綿」、汗っかき御用達のユニクロの「ドライ素材」、質感が面白い「サマーニット」などなど。
色々な素材を、用途に合った使い方ができる。
4、ジャケット
夏用ジャケットってのがある。
ペラペラで、速乾性が高いジャケット。
長袖リネンシャツと同じ使い方ができる。
長袖リネンですら寒い場所に行く時(図書館や映画館とか)や、春〜夏の微妙な気温の時に重宝する。
5、短パン
夏の基本…と思いきや「存外に難しい」。
難しい理由は丈。
これを見て、一番カッコよく適性な丈は右下のやつ。
左真ん中の丈感だと「長い」。
ちなみに短いやつがこれ。
こういう微妙な誤差の中に収めないとカッコ良くない。
無駄に難しいんで、夏場でも長いパンツを使うのも一つの選択肢になる。
◾︎具体的な色と使い方
1、マリンカラー(紺×白)
この形が「基礎」にして「奥義」。
足元を「白のレザースニーカー」にして夏らしさを出すのも良し、革靴(ローファー)で締めて欧州っぽくするのも良し。
万能のカラー。
2、白×白
ウインブルドン御用達のこれ。
*イングランドにおいて貴族のスポーツだったテニスで、汗が目立たない白を基調としたコーデが暗黙のルールだった事を引き継いでる。
なもんで「汗が目立たない夏のコーデとして最適」。
無論「爽やかさも抜群」。
マリンカラーに使い勝手が劣る理由は「レディースっぽいから」。
白×白コーデはメンズよりレディース寄りのコーデになるため、失敗るとホモっぽくなる。
緩く、丸い、女性っぽいコーデをすると死ぬ。
キッチリとサイズ感を出して、角く男性っぽいコーデでの白×白だと、男性らしさが出てカッコ良くなる。
3、白×カーキ
マリンカラーや白×白が揃った後のバリエーションとしてオススメ。
画像は長袖のリネンシャツ。
適切なサイズでチノパンと合わせると、タフで男っぽいのに綺麗に見える。
個人的には、夏のカラーでマリンカラーとワンツーになるほどオススメの配色。
◾︎濃い色はオマケで
夏の濃い色(特に上半身)は、汗染みが目立つ。
たまのバリエーションとして使うなら良いが、メインとして使うにはマナー的に良くない。
滝汗で染みだらけのやつと一緒にいたいと思うだろうか?
大人ファッションは「相手から見たモノも加味して作る方が良い」。
これはマナー(相手に不快感を与えない)という観点でも語られる。
なもんで、白を基調としたコーデを中心にオススメする。
◾︎まとめ
夏のメインは「Tシャツ」「リネンシャツ」「ポロシャツ」「薄手のジャケット」。
短パンは要注意。
色は「マリンカラー」「白×白」「白×カーキ」。
それぞれ「爽やかさ」と「タフさ」が見える、使いやすいカラー。
ちなみに、当ブログでは「男性っぽい格好良さ」を追求してる。
女性には女性にしかない「柔らかさ」「丸さ」があるのと同時に、男性には男性にしかない「力強さ」「四角さ」がある。
お互いの良さを活かすのが「最も魅力的になる」のであり、混ぜ合わせるのが必ずしも正しいとは考えていない。
なもんで、ぜひ男性っぽい格好良さを追求して頂きたい。
男なんだから、男っぽい格好をしましょう♪