見た目重視のサイズと、実際に使ってて快適なサイズが違った。
個人的に衝撃だったので、まとめ。
■見た目用のサイズ
これを見て頂きたい。
写真1
写真2
これが所謂「ジャストサイズ」。
一部の弛みもなく、なんなら「着ていてちょっと苦しい」ぐらいのレベル。
こういうピッティウォモ(イタリアで行われるバイヤー見本市+ファッションショー*写真1)などで見かける「着こなし」がこれ。
それをそのままパクると「苦しい」。
実際にM65(*写真1のミリタリーコート)を買ってコーデしたけど、カツカツで着ると写真のコーデみたいに着れる。
ワンサイズ上で快適に着ようと思うと「デカい」。
なもんで、数時間のデート服や、パーティ用(合コンやら結婚式二次会やら)としてなら「ギリ可能」。
しかしながら、日常的に着る服として用いるには苦しい。
長時間着ると苦しいぐらいのカツカツジャストサイズ。
とにかく、見た目重視の服は「ジャストサイズで着てる」事が多い。
■普段着の(苦しくない)サイズ
ジャストサイズの「ワンサイズ上」。
ピタピタでギリ入るサイズから「一つ上のサイズ」。
パンツならメシを食い過ぎてもウエストが締まるサイズであり、アウターなら下に着こんでも入るサイズ。
少し弛みがある。
これが「着ていて快適なサイズ」。
■サイズは「2パターン持とう」
一つは、見た目重視の「ジャストサイズ」。
もう一つは、長時間着る「快適なサイズ」。
この「2つの基準」を持つ。
そして「TPOに合ったサイズを使う」。
■サイズは「使い分けが重要」
スーツだろうがなんだろうが、須らく使い分けたほうがいい。
日常の業務で使う(長時間使う)ようなら「普段着のサイズ」で着る。
カッコつける時にしか着ない(短時間しか着ない)なら「見た目重視にする」。
それらを自分の中で整理して、使いたい時に使いたいモノを使う。
場に合ったお洒落を楽しんでくださいまし。
■まとめ
サイズ感は2つの意味がある。
ピッティやファッション雑誌などの「見た目重視」なサイズ感。
そして、日常を快適に使う「ワンサイズ上」のサイズ感。
その「2つの基準」を自分の中に持ちましょう。
その上で、それを「使い分ける」。
短時間カッコつけるなら「見た目重視」、長時間快適に着るなら「ワンサイズ上げる」。
基準を作ることで選択することが可能になります。
特に35歳以上の大人の皆さまにおきましては、「自分にできる事」を多く持ち、スマートに選択して頂くことが可能になります。
自分の好みを選択する上でも活用していただければと思います。