結論「短期間で買い替えて行くならアリ」。
というのも、耐久性に問題があるため。
まずは履き潰すまでクリーンレザータッチスニーカーを履いた経験を元に、感想をば。
◾︎耐久性に問題あり
1,靴底に穴が開く
ソール部分の素材が薄いのか、おおよそ100km程度使うと穴が開く。
使用する上では問題なく普通に履ける…のだが、いい気分はしない。
あと雨の日に履けない。
見た目には見えない位置だし、使用する上でも問題ないので、気にするかどうかの問題ではある。
2,型崩れする
ソールとアッパーの繋ぎ部分がヘタるというか、よれて型崩れする。
およそ300kmくらい。
ヘビロテで使うと大体3ヶ月程度。
こちらは使用感に問題が出る(靴擦れしたり、ホールド感が極端に落ちたりなど)ので「買い替え推奨」。
ここが寿命のポイントであり、冒頭で書いた「短期間で買い替えて行くならアリ」という理由である。
◾︎履き心地は良好だが街履き専用
見た目からイメージする履き心地とほぼ同じ。
ホールド性も悪くなく、普通に使う程度であれば問題ない。
ウォーキングやランニングに使うには「かなり辛い」。
前述した通り耐久性がない事に加え、クッションは硬めで価格なりなため、ファッション用途でしかオススメできない。
◾︎スタンスミスとの違い
筆者は過去に「スタンスミスも履き潰した経験がある」ので、比較をば。
1、耐久性
スタンスミスが段違いに上。
ソールは減りにくく、繋ぎ部分も強い。
履きつぶす直前までアッパーがヘタる事もなく、ソールに穴が開くような事もない。
長く使うつもりならスタンスミスがオススメ。
2、履き心地
当然スタンスミス。
こちらはテニスシューズだけあって、基本的に「柔らかい」。
クッションは平均的なスポーツシューズに比べると硬めだが、GUやコンバースなどと比べると柔らかく、疲労を軽減してくれる。
あとホールド性も良好。
履いてて疲れない。
軽いランニングまでならこの靴でイケる。
かなりの履き心地は保証してくれる。
◾︎余談。過去作のスタンスミスは6000円程度で買える靴だった。
2012年の生産中止から値段上げが行われた。
それが示すのは「ブランド価格が乗った」という事。
6000円ならコスパが高く、品質も納得の靴。
しかしながら、今の9000〜14000円は正直「ちょっと高い」。
今の価格で考えるとお買い得感があるとは言い難い。
価格なり、あるいは「少し損する(ブランド価格が乗ってる)」と言える。
今の価格であれば、GUの靴といい勝負になる。
◾︎白スニーカーは「すぐ汚れる」
頻繁に手入れしないと「汚れが落ちなくなる」。
ここが「白スニーカーとして考えた時」に最も大きなポイントであり、GUの靴でもいんじゃね?というポイントになる。
正直なところ、白スニーカーは一足を大事に使うより、新しく買い換えていく方が「綺麗な状態で履ける」。
綺麗な白スニーカーは美しいが、汚い白スニーカーのみすぼらしさはファッションを霞ませる。
どんな完璧にセットアップを決めてても、足元が汚い白スニーカーなら台無しなのはお分かりになるだろう。
しかしながら、スタンスミスの履き心地も捨てがたいという諸兄もおられるだろう。
その場合は「週一でソールを洗う必要がある」。
綺麗にさえしておけば、足に優しく快適に履ける。
どちらが良いかは諸兄に任せる。
◾︎まとめ
レザータッチスニーカーは「耐久性に問題がある」。
ソールに穴が開き、アッパーがヘタる。
アッパーがヘタると足に問題が起きるため「買い替え推奨」。
スタンスミスは「高耐久」「履き心地良好」。
しかしながら、「手入れが大変」。
白スニーカーならではの手間と言える。
面倒だから白スニーカーは汚れたら定期的に買い換えるという人は「GUのスニーカー」がオススメ。
逆に、良い一足を長く履きたい、手入れを苦にしないという方は「スタンスミス」がオススメ。
自分の性格に合った一足をお買い求めいただければ幸いです。