お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

イタリアオヤジに学ぶ、夏の白シャツコーデの作り方決定版!

 

多様な種類がある白シャツ。

ほぼ日刊イトイ新聞でも触れられているくらい、皆んなに馴染み浸透しています。

だからこそ少々悩む。

そんな白シャツの使い方を整理します。

 

*このブログの画像は全て「ピンタレスト」及び「男前研究所」様より引用させていただいています。

 

◾︎シャツの生地と用途

生地の「厚さ」と「光沢」で、用途が変わります。

 

1、ドレスシャツ

「薄めで」「光沢があるもの」が「フォーマルな用途」。

いわゆる「ドレスシャツ」です。

襟は「レギュラーカラー」「セミワイド(イングリッシュスプレッド)カラー」。

この2種類のみがドレスシャツで使えます。

これ以外のタイプは後述するカジュアルシャツに分類されます。

 

2、カジュアルシャツ

逆に「厚く」「光沢のあまりないもの」。

スーツではあまり着ない「カジュアルなもの」。

こちらがいわゆる「カジュアルシャツ」です。

襟にボタンが付いていたり、長かったり短かったりとデザイン性のあるものは全てカジュアルシャツに(便宜上)なります。

 

*注意点

分かりやすくするために、生地の「種類」の説明は省いています。

複雑になりすぎるので。

大雑把にいうと「ブロード」という薄い生地が「フォーマル」。

厚めの「オックスフォード」という生地が「カジュアル」です。

しかしながら、オックスフォードでも、「ピンポイントオックスフォード」や「ロイヤルオックスフォード」と言われる素材はフォーマルでも使用できます。

夏用のリネン(麻)、冬用のコーデュロイフランネルなどはカジュアルです。

…このように細かく記述すると本題からブレまくるので、大まかに分類します。

生地が薄めで光沢があり、襟がレギュラーカラーかセミワイドカラーであれば「ドレスシャツ」。

それ以外は「カジュアルシャツ」。

もし店頭などで分からなければ、スーツ用orスーツでも着れると謳ってる商品がドレスシャツ。

それ以外はカジュアルシャツという分類でOKです。

そのくらい大雑把に覚えれば充分です。

 

◾︎シャツコーデの作り方のポイントと具体例

1、ビジネスと同じ合わせ方を「着崩す」

1-1

f:id:CurryS:20200520052459j:image

 

1-2

f:id:CurryS:20200520052510j:image

 

1-3

f:id:CurryS:20200520052555j:image

 

こちらが、いわゆる「ドレスダウン」と言われるモノです。

まず私服用のスラックス(ウールorレーヨン混合orポリエステルのズボン)+ドレスシャツで合わせます。

これはスーツと同様の組み合わせです。

馴染みのある、相性の良い組み合わせですね。

それを活かしながら「着崩します」。

1-1の写真の「裾をくるぶし丈まで(折って)上げる」。

1-2の写真の「靴をスニーカーにする」

1-3に写真の「ネッカチーフを巻く」などです。

これらのいずれかを組み合わせて、カジュアルダウンします。

ポイントはフォーマルでは絶対にやらない事をするということです。

そこがフォーマルとの差になり「私服なんだ」と分かる要因になります。

最初は抵抗があるかもしれません。

…が、思い切ってやる事でしっかりと私服に見えるようになります。

可能ならば一度お試し下さいませ。

 

2、素材を合わせる

f:id:CurryS:20200520052828j:image

 

f:id:CurryS:20200520052841j:image

 

スーツ(ジャケット+スラックス)や、セットアップ(パーカー+スウェット)などは、上下で同じ素材を使う事で一体感を出しています。

シャツでも同じ様に使うと、統一感のあるコーデになります。

シャツは「綿」です。

同じ綿である「チノパン」や「ジーンズ」使うと、統一感が出ます。

休日コーデとして最も馴染みのある形であり、最も真似しやすい形でもあります。

ちなみにこのスタイルは、ドレスシャツでもカジュアルシャツでもOKです。

チノパンやジーンズは分厚いので、薄さや光沢を気にしなくても大丈夫だからです。

非常に分かりやすく、やりやすいコーデです。

 

3、今流行りの「スポーツミックス」で使う

f:id:CurryS:20200520053559j:image

 

f:id:CurryS:20200520053426j:image

 

スウェットやポリエステル素材の「緩いスポーツ用のパンツ」と合わせます。

こちらは「異素材の組み合わせである事がポイント」です。

明らかに「おかしい」事が「お洒落」という、ある種の矛盾した状態になります。

どちらかというとストリートスタイルに近いです。

真面目な方やお洒落初心者には少々難しいスタイルです。

逆に、ストリートが好きで、型にハマらない奔放なスタイルが良いという方にはしっくりきます。

ご自身の性格との兼ね合いでぜひ。

 

◾︎色の合わせ方

基本的にメインが「白」なので、どういう組み合わせをしても大丈夫です。

基本的には、パンツを「白、黒、グレー、ネイビー、ベージュ」から選びます。

靴は季節柄も踏まえての「白スニーカー」か、もう少しフォーマルに寄せた「ローファー」or「革靴」が多いです。

好きなカラーは個々人で異なるので、自分が良いと思った色を使うのが一番です。

着ててテンションの上がるモノを着るのが最も重要です。

 

◾︎オススメの白シャツ

1、ドレスシャツ

ユニクロの「ファインクロススーパーノンアイロンシャツ」。

ユニクロ|ファインクロススーパーノンアイロンシャツ(セミワイドカラー・長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

若干素材は厚めですが、艶があり、ビジネスユースでも使用可能です。

オススメの理由は「シワを気にする必要がない機能性」と「値段」。

シワシワのドレスシャツは、不精感というか「ダメな人感がハンパない」です。

*カジュアルシャツならある程度はOKです。

かと言って毎回アイロンするのはダルい。

そこでこの機能性が重宝します。

そして、セール時には1990円というお手頃価格。

*定価は2990円。

失敗しても痛くないし、汚れたらすぐに交換できる。

現実的な選択肢では最高峰かと思います。

 

2、カジュアルシャツ

ユニクロの「エクストラファインコットンブロードシャツ」。

ユニクロ|エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウン・長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

こちらはボタンダウンとなり、完璧なカジュアルシャツです。

特筆すべきは「素材」。

高級ブランドと同等の超長綿使用です。

でありながら、価格は驚異の「1990円」。

ちなみに、このシャツはシワになりやすいですが「そういうモノ」です。

ドレスシャツでシワシワは「不精」ですが、カジュアルシャツでシワがあるのは「許容範囲」です。

洗濯後に少々引っ張って伸ばすくらいのシワ取りをすれば、ほぼノーメンテで使用可能です。

とても薄いので、夏場に1枚羽織るような使い方も可能です。

 

3、本気のドレスシャツ

鎌倉シャツの300番手シャツ「クラシックフィットブロードクロス(ポプリン)」。

*ポプリンはブロードの別名。

クラシックフィット(40-82 白): メンズ | メーカーズシャツ鎌倉 公式通販 | 日本製ワイシャツ ネクタイ ブラウス

「着心地が最強」です。

袖を通した瞬間に分かる上質さです。

価格こそ13200円と少々高額ですが、正直なところ価格に見合った質だと思います。

見た感じがもう綺麗で艶と光沢があり、着ていて気持ちいい素材です。

良いシャツが欲しいと思ったら、これがオススメです。

 

◾︎まとめ

白シャツは主に「薄さ」と「光沢」で判別されます。

ビジネスやフォーマルな場で使えるモノが「ドレスシャツ」。

それ以外が「カジュアルシャツ」。

実際のコーデは「スーツと同じ合わせ方」、チノパンやジーンズと合わせる「素材合わせ」、スポーツ素材と合わせる「異素材合わせ」で使います。

難易度は簡単な順に「素材合わせ>スーツ合わせ>異素材合わせ」です。

素材合わせが最も簡単で分かりやすいので、取っ掛かりにオススメです。

色合わせは、メインが「白シャツ」なので、何と合わせても大丈夫です。

多く使われる組み合わせは、モノトーン(白、黒、グレー)、ネイビー、ベージュのパンツと、白スニーカーとローファーや革靴。

シャツ自体はユニクロが最もコスパが良いです。

コスパが良いからと言って質に妥協しているわけではなく、この値段で必要充分だからこそのオススメです。

さらに質がいいモノが欲しくなったら鎌倉シャツの300番手のシャツを。

これはマジでレベルが段違いです。

見た目も着心地も。

 

なんにせよ、自分のテンションが上がる服装をするのが一番です。

自分が心底「これいい!」「カッコいい!」と感じる服装をして、ファッションを楽しんで下さい。

楽しいが至高です。

楽しいことをしていけば、自然にお洒落になっていきますので!

 

ちなみに、ここがもっと知りたい!というのがあれば、どしどし質問下さい。

その度に追記していきます。

よろしくお願いします。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!