見た目もさる事ながら、実際に使ってみて「使い勝手の良さを痛感した」。
あらゆるモノのインナーに使え、さらにアウターにも使える。
春秋冬の温度調整はこいつに任せれば全て解決する。
1枚持ってて損はしない。
◾︎そもそもウルトラライトダウンとは?
保温性と持ち運びに優れた「インナーダウン」。
つまり、内側に着るダウン。
そもそもの話し、基本的な防寒は「インナー+保温着+風を通さないアウター」で構成される。
インナーは速乾性のある下着(エアリズムやプレスサーモなど)や保温性の高い下着(極暖ヒートテックや綿であったかインナーなど)を着る。
保温着は、ニットやフリース、インナーダウンを指す。
ウルトラライトダウンはここで使う。
アウターは、ゴアテックス素材のモノや、スポーツでよく見かけるテロテロの素材みたいなモノ。
着込みすぎると動きにくくなるため、最大4〜5枚で構成する。
この内の1枚をインナーダウンにして保温性を上げようというためのモノがウルトラライトダウン。
例えば、「下着インナー+フリース+インナーダウン+アウター」や「インナー+ニット+フリース+インナーダウン+アウター」など使う。
薄く、軽く、コンパクトで持ち運びに優れ、保温性にも優れる。
素晴らしいダウンジャケット。
◾︎見た目
今季(2020年)から3Dカットになった。
3Dカットのメリットは単純な話しで「着ていて楽になった」。
人体に沿った形状になった…という説明はどこでもされる。
人間の肩は少し前に出ていて云々…などと。
要は「肩幅が広く、身幅が広くなり、着ていてラクになった」という事。
蘊蓄も重要だが、その結果のメリットだけ分かってれば十分だったりする。
◾︎サイズ感
小さめが適性。
普段Lサイズを着ているなら、Lサイズを選ぶと良い。
ウルトラライトダウンは「インナーダウン」なので、丈が短く、インナーが薄めで丁度いいくらいの身幅が適性サイズとなる。
普通のダウンアウターのようにゆったり着ると隙間ができて寒い。
わざわざサイズを落とす必要はないが、サイズアップするのはオススメしない。
小さめなので丈が短く、ジャケットなどの上に着るとおかしな感じになる。
下に着たニットやフリースが見える丈寸が普通。
特段カジュアルという訳ではないが、見た目はカジュアルな感じになる。
◾︎中身
640フィルパワーのダウン。
実は640ってのはカナダグースと同じくらいだったりする。
羽毛の量と中綿の量が違うので保温性は雲泥の差がある。
しかしながら、ダウンの「質」という面では同等のレベルにある。
実際にかなり暖かく、16℃くらいまでならアウターとして活躍する。
それ以下の温度になったらインナーダウンとして活躍する。
◾︎ライトダウンの利便性
使い方は…
1、薄手のアウター
春秋(気温16〜20℃辺り)のアウターとして活躍する。
2、インナー
薄手に足して調整したり、厚手に足して保温性アップしたり色々。
つまり…
1、軽量アウターの代わり
2、インナーで保温性が欲しい時のもう一枚
この2種類の役目を1着でこなしてくれる。
万能すぎて一家に一枚レベル。
「着回し最強」。
さらに「持ち運び最強」
ポケッタブルにして持ち運べば、折りたたみ傘の半分程度の大きさに。
昼間が暑く夜は寒い時期にプラス1枚として持ち運ぶと対応力が格段に上がる。
着ても持ち歩いてもいい。
隙がなく、活躍の場所が多い。
▪まとめ
ウルトラライトダウン3Dカットは、最強のインナーダウン。
さらに軽量アウターに使え、インナー全てで使える。
加えて持ち運びも楽チン。
唯一、濡れると保温性ダダ下がりな事だけは注意して欲しい。
サイズは小さめで。
インナーダウンとして使うので、薄着に羽織って丁度いいくらい。
丈は短めで、内側に着たフリースやニットが出るくらい。
基本的に「中間着」であり、「この上にアウターを羽織るモノ」です。
インナーダウンのみで完結はしないのでご注意下さい。
3Dカットになって、より着やすくなった。
オススメです。