JINSでめちゃくちゃカッコいいサングラスがセールにかかってた(3300円の叩き売りだった)ので、衝動買いした。
おかげで、サングラスの事をめちゃくちゃ調べて試した。
せっかくなので、気付いた事をアウトプットしてみる。
…その前に、前提から。
▪︎サングラスは「透過率15〜50%くらいのモノ」を指す
目安としては、他の人から見て「目が見えない」から「ギリ目が見える」くらいまで。
釣りとかで使ってる濃いめのサングラス=15〜20%くらい。
薄めのサングラス=50%くらいというイメージ。
サングラスでは「濃いめ=15%」「薄め=50%」という認識で良い。
というのも、サングラスの本来の用途は「眩しさの軽減」。
日本人の瞳は黒眼なので光に強い。
…が、薄いカラーの人種の方々にとって、太陽は非常に眩しい(らしい)。
*筆者は黒眼の純日本人なので、真相は不明。
なので「サングラス=眩しさの軽減」という意味で使うと、15〜50%までの範囲のものが「ちゃんと眩しさを軽減してくれる=サングラス」という意味合いで用いられる。
一方、我々日本人は基本的に「そんなに眩しくない」。
釣りや山歩きなどを除き、日常的にサングラスを着けなくても普通に過ごせる。
なので、基本的に「カラーレンズ=サングラス」という意味合いで使われます。
日本的な感覚で「薄め」と言われるカラーレンズは「70〜85%」を指す事が多いです。
しかしながら、これは「眩しさが軽減できない」。
つまり、本来の意味で言うと「サングラスじゃない」。
ざっとまとめるとこんな感じ
| 用途/分類 |
透過率 (T) の目安 |
他者から見た目の見え方 |
適用される場面 |
| 濃いサングラス |
T15%〜25% |
ほぼ見えない |
釣り、雪山、眩しさ対策最優先 |
| 一般的なサングラス |
T30%〜50% |
ギリギリ目が見える |
ファッション、一般的な日差し対策 |
| カラーレンズ(薄め) |
T70%〜85% |
ハッキリ目が見える |
ファッション、夜間・室内での使用も視野 |
ちなみに、サングラス発祥の地である海外では、こういう感じで用いられている。
otokomaeken.com
どのスナップを見ても、かなり濃い色のサングラス。
*15〜20%くらいがメイン。目が見えないモノが非常に多い。
薄いサングラスの場合でも…
有名な、トムフォードの「眼鏡(T5178)」
を、公式がサングラス化した画像がこれ。
www.instagram.com
トムフォードが薄めのサングラスとして認識してる濃度がこれくらい。
*真正面から光が当たっている(写真撮影のため)ので、外で見るのと同じくらいの透過率と推察される。これで大体50%前後だと思われる。
…んで、なんでこれをうるさく書いたかというと「定義がハッキリしない」から。
要は…
眩しさ軽減のために「サングラスが欲しい」のか?
ファッションを楽しむために「カラーレンズが欲しい」のか?
これをハッキリさせたい。
というのも「ファッションのためにカラーレンズを入れたい」場合、サングラスでもカラーレンズでも「別にOK」となります。
*15〜95%まで、自分が好きなのを入れればいい。
しかしながら「釣りのためにサングラスが欲しい」という場合「15〜25%の偏光サングラス」じゃないと、「用途を満たせない可能性があります」という説明が必要になります。
*太陽光だけでなく「水面の反射光カット」が必要になるため、偏光サングラスが有用。
なのでここがごっちゃになると、めちゃくちゃめんどくさい行き違いが生まれます。
なので、言葉の定義として…
「サングラス=15〜50%」。
「カラーレンズ=50〜95%」。
という意味で、この記事内では用いますので、よろしくお願い致します。
では本題へ。
▪︎色付きレンズは「カラーのみ」と「機能性レンズ」で分割される
1、カラー「のみ」のレンズ
「ファッション(見た目)」と「眩しさ軽減」で、欲しい濃度は異なるが、基本的に「色付きのレンズが欲しい」という場合は、カラーのみのモノを選ぶ。
特に、透過率が50%を超える(明るい)モノであれば、使用上で問題が出る事はほぼなく、安全に使えます。
基本的に最も使う人が多いのが、この透過率50〜85%くらいの普通のカラーレンズです。
*「20%台以下の濃いレンズ」は「問題が起きる場合がある」
20%台以下の濃いサングラスでも、基本的に問題はない。
しかしながら、特定の場面において、少々問題が出る。
例えば「ドライブ(運転)」。
ドライブで濃いレンズを使うと…
「信号機を見落とす(色が分かりにくくなる)可能性がある」
「照明が暗いトンネルに入った時がヤバい」
という問題がある。
大体の眼鏡メーカー(JINSや眼鏡市場など)が「ドライブ用レンズを出してる」のは「これが理由」。
信号機を見やすくし、トンネルにも対応可能という事で、「独自のグレーカラー」で「濃度30〜40%くらい」のレンズが推奨されている。
*JINSでは昼用は「38%」。夜用は「87%」で売っている。これを一つの基準にすると良い。
さらにさらに「雪山」「釣り」辺りだと、「光の反射」が問題になる。
なので次。
2、雪山や釣りは「偏光サングラスが必要」
カラーレンズは「光の反射は通す」という特性がある。
「車の反射」とか、「雪山の反射」とか、「水面の反射」などは、「そのまま見える」。
これが存外に眩しく、この反射光が多い場所で使う時は、「これを抑えるモノがあると便利に使える」。
そこで「機能性レンズ」が出てきます。
これがいわゆる「偏光レンズ」。
特殊フィルムをレンズに挟むことにより、特殊な反射をカットしてくれます。
そしてその特殊な作り方の関係で、「偏光度が高くなるほど色も濃くなる」という特性があります。
*各社のドライブ用レンズで偏光が入ってたり「入ってなかったりする」のは、これが理由(濃くなりすぎないように調整している)。
ちなみに、偏光レンズは液晶画面(スマホ、カーナビなど)を見ると虹色に見えたり、暗くなったりするデメリットがあるるので、ご注意ください。
このレンズが必要なのは「色が濃くても問題がない場所」で、「反射カットが必要な場所で使う」時。
要は「海」「山」「川」。
反射光までをもカットしてくれるため、非常に目に優しいです。
当然ながら、機能性レンズなので「値段が高い」。
*おおよそカラーレンズ+4000円。
光の眩しさの軽減「だけ」であれば、カラーレンズ方がオススメだったりします。
しかしながら、偏光サングラスを一本持ってる方は「高機能なサングラスを使い回せます」。
要は「街中でも目に優しいサングラスが使用できる」という事です。
高いカネを出したぶんは「目の優しさになって跳ね返ってきます」ので、お好みの方をご購入ください。
▪︎機能性レンズはJINSの区分けが最も分かりやすい
「最適化されてる」から。
ドライブ、ゴルフ、トレッキングなどの種類にレンズが分かれて販売されていて、「それに合わせたレンズ」を自動的に作成してくれている。
要するに「自分で選ぶ必要がない」。
用途は主に「偏光」と「濃さ」と「色」で決まる。
1、ドライブレンズ(38%、偏光なし、5500円)
運転時のレンズ選びのポイントは「信号機+トンネル」。
要は「信号機が見えるカラー」と「暗い場所でも問題なく視認できる濃さ」で、太陽光の眩しさを適度にカットしてくれるレンズが最適解になります。
…凄い簡単な話しで、濃いブラウンレンズ(赤系)にしたり、濃いブルーレンズ(青系)にすると、「赤や青が見えにくくなる」。
そのため「グレー」で「適度に濃度」のレンズが「ドライブ用に最適」になります。
それを勝手に選んでくれてるのが、JINSのドライブレンズです。
…ちなみに「もっと眩しいのを抑えたい!」とか「車の反射光をカットしたい!」という「レンズの事を理解している方」は、もっと色を濃くしたり、偏光レンズ入りにしたりを、ご自身で選んでご購入下さい。
そういうのを考えるのが面倒とか、レンズなんて分かんねーからとりあえずドライブで快適に使えるやつが欲しいという方にとって、この謹製レンズは「便利に使えます」。
とりあえず各社(JINS、眼鏡市場)の「ドライブ用」と銘打ってるモノを選ぶと、自動的に快適に使えます。
2、トラッキング(山歩き)&ゴルフ用
実は用途が似ているこの2つ。
山歩きは、木の影に出たり入ったりするので、濃すぎない方が良い。
*ゴルフ用はもう少し濃くてもいい。
山歩きやゴルフは「山の中」なので、「緑の世界で使う」。
そのため「ブラウンレンズ」が望ましい。
つまり「20〜30%台の透過率」で、「ブラウンのレンズ」が合う。
偏光が欲しいかどうかは「人によって変わる」。
反射を凝視するような場面は少ないが、あった方が目が楽なので欲しいという方と分かれる感じ。
その辺は価格との兼ね合いもあるのでなんともなんだが、基本は「濃いめのブラウンレンズ」が「山歩きには適している」とされています。
*筆者は山歩きをしないため、真相は不明。
色の合う合わないもあります(筆者は長時間ブラウン系レンズを使用すると目が疲れるタイプ)ので、試してしっくり来るのを探して頂ければと思います。
3、釣り用
川釣りは「偏光度の高いブラウン」。
海用は「偏光度の高いグレー」が推奨。
*とされている。
川用は、底が見えたり、周りが緑だったりで、緑の情報量が多い。
そのため、コントラストを高めるブラウンの方が見やすい場面が多い。
海は反射カットが最優先なので、万能なグレー方が見やすい。
実際、色は「好みの領域だったりする」。
…が、偏光レンズ+濃いレンズが必要という部分は共通している。
4、雪山用
雪山は白の世界で眩しい。
なので、10%台の透過率と、確かな偏光度のレンズが推奨。
そういう「用途別のベスト」というのを、JINSのレンズは選んでくれている。
もちろん「独自で欲しいレンズを買う」のも「アリ」。
「推奨されてる=一般的にはこれが使いやすい」というだけで、「これを買えというわけではない」ので、ご注意下さい。
▪︎相談したい人は「眼鏡作製技能士」がいる、パリミキ系や地元密着の眼鏡店がオススメ
JINSを例に出したので触れると、JINSは「フレーム&レンズが独自開発のみ」です。
接客自体は気持ちよく、眼鏡やレンズのレベルも高いものの、「相談したい」という場面において、バラツキがあるのが玉に瑕だったりします。
*店員さんが若く、有資格者も少ないため、めちゃくちゃ眼鏡好きで色々試している店員さんと、業務で適当に眼鏡を扱ってる店員さんとで差が凄まじい。
なので「色を迷ってるので相談したい」とか「偏光度を相談したい」という場合は、「眼鏡作製技能士」という国家資格を持っている方がいる店へ行くのがオススメです。
特に「有名メーカー系のガチフレームが欲しい」という人。
*世界で最も有名なレイバンのウェイファーラー
こういう「ガチのフレーム」を購入する場合、眼鏡技能士さんのやっている店に行って、詳細に用途を詰めて購入した方がよろしい(満足度が高いし、その後の相談もしやすい)かと思いますので、よろしくお願い致します。
*ちなみにパリミキは、眼鏡技能士がいる店舗を検索できるようになっていて、技能士さんを1000人超えで雇用しています。…若干殿様気質でサービスの質は微妙ですが、聞きたいことがある場合は有力な選択肢になるかと思います。
*ただし、パリミキは「接客レベルが最低水準」です。いわゆる「昔気質の眼鏡屋」なので、好みが非常に分かれる所だったりします。
ちなみにパリミキ以外でも、眼鏡技能士さんがいる店を検索できるようになっているので、地元で有資格者がいらっしゃる店舗がある場合、そちらへ行ってみるのもよろしいかと思います。
▪︎「サングラスのメガネ運用」は、難しい
要は「濃すぎ」。
夜見えない、部屋入ると見えない、夕方でも厳しい、という感じ。
基本的に「眩しさ軽減」と「夜の視認性」は、「等価交換」です。
サングラスとして使う=透過率50%以下。
夜対応のレンズだと「透過率75%以上」は必要。
*大体、どこの眼鏡屋さんでも「85%以上が推奨されてる」。
*そして法律的にも、75%以上の透光率じゃないと、夜に使用できなくなってます。
筆者も最初は、薄めのカラーレンズを入れて使えば、全てのシーンで使えてカッコよくね?と「思っていた」。
しかしながら、色々調べて使った結果、「あちらを立てればこちらが立たず」という結論に至った。
眼鏡で「薄〜く色を入れて楽しみたい」のであれば「可能」。
*もしくは、クリアレンズより少しだけ眩しさの軽減効果があればいいという方なら、眼鏡運用ができる。
85%のカラーレンズにして、個性を出しつつ、出し過ぎないくらいの良い塩梅での眼鏡運用は出来る。
しかしながら「本来の意味で」の「兼用」は、「難しい」です。
サングラスならサングラスに寄せないと効果が得られないし、眼鏡は眼鏡に寄せないと本来の用途(どの条件下でも視力が良くなる事)が達成できないです。
中途半端な両用を取ろうとすると、帯に短し襷に長しのドツボにハマる可能性が高いので、ご注意下さい。
*ちなみに
似合う眼鏡の選び方はこれを
currys.hatenablog.com
おすすめの眼鏡屋はこれを
currys.hatenablog.com
ご覧いただけると、参考になるかと思います。
▪︎まとめ
サングラス=透過率15〜50%のモノを指す。
それと別で「偏光レンズ」という、反射を抑える仕様もある。
偏光レベルが高いほど濃いレンズになるため、自分の欲しい濃さと応相談です。
そして、偏光レンズは、液晶画面(スマホ、カーナビなど)を見ると虹色に見えたり、暗くなったりするデメリットがあるので、ご注意ください。
機能性レンズが必要なのは「特定の場合」。
ドライブ、山歩き、釣り、ゴルフ、雪山などの場合にのみ、特定のカラーと機能性レンズの方が「見えやすく使いやすい」です。
なので、一般的に売れてるレンズは「透過率50〜85%が過半数」です。
眩しさ軽減効果を得たいなら「50%くらい」。
夜にも使いたいのであれば「85%以上」を買って頂けると、間違いないです。
その間は好みでお選び下さい。
一応確認しておくと、
サングラスは「眩しさを防ぐモノ」。
眼鏡は「視力を良くするためのモノ」です。
眩しさを防ぐためなのに薄すぎるレンズを入れたり、視力を良くするためなのに夜に見えにくいレンズを使ったりすることのないように、ご注意下さい。
ちなみに「サングラスのフレームを眼鏡化する(透明の度付きレンズを入れる)」のは「可能」です。
「眼鏡をサングラス化する(濃いレンズを入れる)」のも「可能」です。
サングラスは「特定の場面において」は「明確に推奨される仕様があります」。
それ以外は自由ですので、推奨される状況に該当する場合のみ注意して頂ければと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。