適性サイズで着る。
これが最重要。
◾︎適性サイズとは?
肩幅、身幅、着丈、袖丈を大きくもなく、小さくもなく着る事。
ここがポイント。
大きくもなく、小さくもない。
大体の人は「小さければいいと思ってる」。
だから、太ってきたらファッションが難しいと思ってる。
「適性サイズで着ていれば」大きく変える必要はない。
◾︎実例
⚫︎ドメニコジャンフラーテ氏
通常は全然太ってるようには見えない。
しかしながら…
ベルトに肉が乗ってる。
んで、ポイントなんだがこれをダサいと思うか?
そう「思わない」んだこれが。
あとこれ。
これも腹が出てるのが分かる。
*胸板よりもお腹が前にある。
繰り返すが、これをダサいと感じるか?
⚫︎他
*分かりやすくするために薄着を選んだ。
これらの方々も「胸よりお腹が前に出てる」。
しかしながら〜…ry。
では本題だ。
◾︎なぜカッコ良く見えるのか?
その答えこそが「適性サイズで着てるから」。
上記の画像で着てるシャツやポロシャツは「ピッタリしたサイズ感で着ているだろうか?」。
否。
適度な緩みがあり、さりとて大きすぎない「絶妙なサイズで着てる」。
これこそが筆者が言いたい適性なサイズ感。
小さいサイズをピッチリ着てるのをお洒落と呼ぶのは、30代までにしろ。
真の大人のお洒落は、適度な緩みをもった適切なサイズ感。
ではこれはどうやって知ればいいのか?
◾︎スーツの採寸
実は最も身近な所に答えがある。
そう「スーツ」。
あなたの「肩幅、身幅、袖丈、着丈」こそが、適性なサイズ。
私服もこれと同じ採寸を測って買う。
*細々した採寸はモノによって違うが、大凡のサイズは同じ。
ユニクロや無印のオンラインで「これらのサイズが確認できる」。
ひとまず、スーツと全く同じである「ジャケット」を確認してみて欲しい。
そうやって「マニュアルでサイズを探して見てほしい」。
んで、店舗に行って試着する。
そうやって、理想との差異を確認しながら、自分にとって適性であるサイズを探す。
あまり知られてないが、着丈や袖丈の補正をやってくれる店は多い。
*ユニクロはもとより、ユナイテッドアローズやシップス、バーニーズニューヨークなどでもやってくれる。
そうやって色々確認しながら自分に合った適性サイズのモノを買う。
だから「適性サイズを着ているのがカッコいい」。
パッと見てさっと買ってカッコいいなんてお手軽なモノはない。
しっかり練って、きっちり考えて、ちゃんと確認して買うから「カッコいい」。
大人は大人なりの「知力」と「手間」をかけて、ちゃんとしたファッションを作る。
この姿勢こそが「カッコいい」を作る。
◾︎まとめ
腹が出てこそ「適性サイズ」にこだわる。
ちなみに筆者も173cm80kgという一般的にいうデブに当たる体格をしているが、ファッションを楽しんでいる。
もし「最近太ったからファッションを決められない」と感じてるなら、今までが適性サイズじゃなかった可能性が高い。
今までが適性サイズより小さいのを着ていたから、困ってるのではないか?と。
なもんで、これを機に「今の適性サイズ探しをしましょう」。
あと、服は3〜5年単位で(寿命がここだと思って)買い替え推奨です。
自分の年齢も上がり、体型も変わり、流行りも変わります。
紳士服は流行の周期が遅く5年〜10年単位で使えますが、自分が変わるって事が頭に入ってない。
5年も経てば自分の環境も体型も全て変わります。
それ以降に同じモノにこだわるということは、自分が変化してるのに服は変化してないという事になる。
…平たく言うともう似合わない。
なもんで、今の自分に似合ったモノをその都度買う。
これも子供の頃と違って欲しいモノを欲しいだけ買うんじゃなくて、本当に必要なモノを必要なだけ買う。
例えば、コートが欲しいっていうんなら使うだけ買う。
セール品に飛びついたり、もう使わないほど持ってるのに買ったりとかは「しない」。
使い古してクタってきたコートを買い直し、今使う分だけ買う。
これを徹底する事で、自然と5年以下の周期で服が変わっていく。
これで今の自分に似合うモノだけが手元に残る。
大人になった分、全てにおいて「知力」を使いましょう。
着まわし、サイズ感、手持ちのモノ、全て管理しながら楽しく買い物してこそ「大人」。
という事で、腹が出たら「サイズ感を徹底しましょう」。