女は女の可愛さがあるように、男は男の格好良さがある。
女性が作る可愛い服装に男は惹かれるし、男が作る男らしい服装に女性は惹かれる。
◾︎メンズのルールは簡単
「シンプル」かつ「無骨」。
無駄のない「機能美」こそが、最も男の魅力を格上げしてくれる。
◾︎具体例
1、スーツ
メンズファッションの基礎が全て入ってる。
サイズ選び、2色コーデ、無駄のない機能性まで、およそ考えられるメンズらしさが凝縮されてる。
1-1、サイズ選び
スーツを買ったことあつやつは分かるだろう。
肩幅を測り、着丈を合わせ、袖丈を見て、身幅を合わせる。
これ実は「私服でも同じ」。
肩幅の合わせは絶対に必要だし、着丈の長さや袖丈の長さで「サイズ感が決まる」。
お洒落な人…もっと言うとスーツをお洒落に着こなせる人ってのは、サイズ選びをキッチリ行ってる。
再現性ある方法でね。
適当な主観じゃないぞ。
キッチリと誰にでも分かる手法でサイズ選びをしている。
ここがファッションの基礎であり、差がつく部分。
1-2、2色コーデ
最近セットアップが流行ってる。
…が、これの基礎は「スーツ」。
まあ「まんま」だよね。
ネクタイの選び方は、2色コーデで言う「インナーの組み合わせ」に通ずる。
靴と時計の革バンドの色を合わせたり、バッグと時計バンドの色を合わせたり、靴とバッグの色を合わせたり、色合わせの繊細さが求められる。
シンプルが故に誤魔化しが効かない。
2色コーデが簡単だと思ってたら甘い。
寿司みたいに、ちゃんとやることをキッチリやってるかどうか?が結果に反映される。
2、アメカジ
アメカジは2系統に分かれる。
主に「軍モノ」と「ワーク系」。
2-1、軍モノ
言わずと知れた「機能美の代表」。
軍モノのアウターは「防水」「防風」「耐久性」の全てを兼ね備えてる。
*サファリジャケットみたいな湿地で使うのを前提にしたモノもある。
戦争で使うことを前提としたものなんで、街で使ったら凄まじい機能性を発揮する。
無論オーバースペックなんで、デチューンされて一般化されてる。
それでも「機能性重視で作られた」という部分に惹かれる。
2-2、ワーク系
ジーンズなんかがそれ。
あれ「制服」だからね。
労働者が「耐久性のいい服が欲しい」ってんで編み出されたのがジーンズ。
アメリカ産は耐久性がウリの商品がある。
チノパンは軍モノ上がりだし、Pコートは海上用、トレンチコートは洋上用という。
ワークキャップとかワーク〇〇って製品は、ほぼ全て労働用あがり。
そこが魅力。
働く男はカッコいい。
◾︎メンズファッションは自分が惹かれるモノで作ろう
筆者は、レディースでよくある「パーソナルカラー」とか「骨格診断」とか全部やって、全部試してみたのよ。
そしたら「全然しっくりこない」のよ。
全然カッコよくないし、全くモテないし、着てても楽しくないし、これ誰得なの?と。
自分が好きなモノを着てるから、それを良いと言ってくれる人に出会う。
仮にあなたがレディースファッションみたいなのを好きだとしたらそれはそれでいい。
そういうファッションが好きな人と出会うから。
しかしながら、自分が好きじゃないのを着ようとするのはやめとけ。
誰も得しないから。
◾︎まとめ
メンズファッションは「シンプル&無骨」。
メンズファッションの基礎が全て入った「スーツ」。
機能美とタフさが合わさった「アメカジ」。
この2種類がメイン。
あとは好きなものを着よう。
好きなのを着てないと、それが好きな人に出会えないんでね。
好きな事をしましょう。