「その価値基準にブレがある」
ざっと仕組みだけご紹介。
◾︎認知の偏り
さて、ここで問題。
あなたは「ユニクロをどういうイメージで見ているだろうか?」。
これがそのまま反映される。
例えば、ユニクロの「エジプト綿シャツ」というカジュアル用途のシャツがある。
これは、毛足の長い糸(見た目が綺麗になる)を使っているシャツ。
ユニクロだと、他者製の半額で買えるという一品。
ユニクロに偏見がなければ勧めるが、偏見があれば勧めないという事になる。
◾︎その人の感覚
「ユニクロはダサいか否か?」
これが人によって異なる。
ここが「スレ違いを生む」。
例えば、筆者は「最新鋭」というスタンス。
今年のイネスのトレンチコート&ステンカラーコート見た?
あの素材と絶妙なサイジング。
昨今の「緩め」の流れを見事に汲み取りつつも、全体のシルエットバランスは崩さない絶妙な仕上がり。
ルメールさんも相変わらずの安定だし。
だから「俺は人に勧める」。
◾︎何を価値としているか?
ザラは「皆んながファッションを楽しめるように」。
ユニクロは「より良い物を、より安く」。
LVMHなどは「最高級品を、妥協のないカタチで」。
*LVMH=エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン
近年のラグジュアリーブランドM&Aの先陣を切ったメーカー。傘下にディオールやフェンディ、ジバンシーなどがある。
さて、どれが好きだろうか?
LVMHの思想のモノ(最高級品)が欲しいのに、ユニクロを勧められても、あなたの価値にはならない。
逆に、ザラやユニクロで、より良いものがより安く手に入るのに「こちらの方が芸術性があります」と売り込まれても、あなたの価値にはならない。
「あなたが」どういうモノを望んでいるのか?
どれが良いという事はなく「あなたが必要な情報を出してくれる人」が、「良い販売員」。
…販売員ってか、俺みたいなやつも含めて。
この服良くね!?ってメディアやブログを書いてるやつと「あなたの価値感が合っているかどうか?」。
故に「あ、これ自分の価値観と合わないな」と思ったら、別の所を見て見る事をオススメします。
*リアル店舗でも、メディア(雑誌やサイト)でも、ブログでも。
逆に「ここ良い♪」と思ったら、しばらく眺めて見ると良いです♪
「自分の中の基準」を大切にしましょう♪
◾︎まとめ
服に詳しいからと言って「あなたのためになるとは限らない」。
最初だから安いのでいいや〜とか、ちょっと値が張ってもデザイン性良いのが欲しいとか、用途にあった人を選ぼう。
紹介する人も悪気があってやってるわけじゃなく、本当にそれが良いと思ってるから勧める。
…だが、再三いうが「あなたの価値になるとは限らない」。
一説によると「人はコスパを一瞬で見分ける」と言う。
例えば、筆者が「どれくらいの知識を持っていて、どれくらいの手間をかけてこの記事を書いているのか?」や、「どれくらい読者の事を思って書いているのか?」は、「皆様の感覚で分かる」らしい。
という事で、「なんか気に入ったところ」があったなら、その感覚は正しいかと♪
知識として持っておくと「損はしない」かと思います。
皆様が、良い服と出会えますように♪