基礎が最も大事。
綺麗に着るには「どういう構成で着てるのか?」がポイント。
特に「紳士服のコーデを作る時は重要」。
その辺りを少し。
■上半身の構成パーツ
1、ニットorシャツ
2、ジャケットorジレ(ベスト)
3、コートorアウター
この三つの構成で作られてる。
これが地味に超重要になる。
■イタリアンクラシックにおいては、ほぼ必ずこの順番で着る
分かりやすくすれば「スーツ」。
必ずシャツの上にジャケットを着て、ジャケットの上にコートを着る。
すると、上半身にシャケットの厚みが乗って、シルエットが綺麗に出る。
これが「基本」。
しかしながら、私服になると何故かこれをやらない。
ニットの上にそのままコートを着たり、シャツの上にそのままコートを着てたりする。
これをやると、上半身が薄いシルエットになる。
若者なら辛うじて良いとしても、おっさんがやると「貧弱に見える」。
こんな感じ。
ラフではあるが、綺麗とは言えないシルエット。
平たく言えば、基礎を無視した着こなし。
イタリアンクラシックにおいては「上半身は必ず3点構成にする」。
1の上に2を着て、2の上に3を着る。
ちなみに、サイズもそれで着れるように作られてる。
全てMサイズで買ったならば、下にジャケットを着てもコートがジャストで入る。
逆に言うと、もし入らないようなサイズ構成であれば「そのブランドは服の基本を知らない」。
イタリアンクラシックコーデを目指すのであれば、そういうブランドの服を買うのは止めましょう。
しっかりと服を理解して作ってる良心的なブランドは沢山あります。
基礎がしっかりしてるブランドを選びましょう。
■まとめ
イタリアンクラシックは3点構成。
要は「スーツ」。
シャツ→ジャケット→コート。
すると上半身に厚みが出て、シルエットが綺麗に出る。
シャツの上にコートを着たりしちゃダメ。
やってみれば分かるけど、上半身が薄くて貧弱に見える。
若者であれば「それも一興」ではある。
しかしながら、基礎を大事にし、歴史に対して敬意を払う「大人」であれば、そういう「基本こそ大事にしよう」。
歴史あるってのは「時代を勝ち残ってきた」という事。
即ち、それだけ「カッコいい着こなしである」という事。
カッコ悪ければ一過性の流行りで消えてる。
「残ってる」という事は、それだけ「皆がカッコいいと思う」から。
イタリアンクラシック、ぜひ着こなしてみて下さいませ。