お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

ファッションが面白い理由は「正解が無数にある」から。

 

正解が凄く多く、失敗が凄く少ない。

これは他の業界にはほとんどない特徴で、人が関わる意味がある特徴でもある。

 

▪︎正解=カッコ良く、快適な機能性がある事

人が快適に使える機能=吸水、速乾、発熱、冷寒、撥水、防水など。

逆に言うと「これさえ入ってれば後は自由」という事でもある。

例えば、クルマやバイクだと「あちらを立てるとこちらが立たない」という事が往々にして存在する。

面白さを求めてクイックな反応にすれば快適性は失われるし、デザインを優先すればキャビン(室内空間)は狭くなる。

機能性と快適性の両立は不可能で、いわゆる「正解」というのが1つしかない。

機能性か快適性かの2択。

しかしながら、洋服は暖かく(涼しく)快適だけど格好いいという全取りしたモノが可能になっている。

機能性はパーフェクトなので、その先の正解は「個人の好みでいい」。

カッコ良く感じるモノは個々人で違うので、自分の好きなデザインを自由に選んで作れるため「非常に自由度が高い」。

その「幅の広さ」が凄く魅力。

 

▪︎失敗=使っていて不快である事

このただ一点のみ。

冬物なのに風を通して寒いとか、夏物なのに風が通らず速乾性がないとか、ニットがチクチクして痛いとか、そういうやつ。

これらは論外なので、買ってしまったら後悔するしかない。

そういうモノもあるにはる。

…が、明確な失敗は「これしかない」。

正解の方法は色々あるのに、失敗の方法は1つしかない。

だから、やっていて面白い。

 

▪︎正解が1つしかない業界

1、工業製品

工業製品は「製品の仕様」が事細かに決まっている。

クルマやバイクなどの工業製品というのは、頭のいい人達が凄まじい時間をかけて研究して作り出した「技術の結晶」。

なので、それと寸分違わぬ製品を作る事を要求される。

正解は「製品図」ただ一つ。

ブレたら事故るので、ブレる事は許されない。

 

2、学校関係

勉強や学術というのは「正解が決まっている」。

そうじゃないと議論のしようがないし、ルールを決めようが無い。

ルールがあるという事は、正解があるという事。

ルール=唯一の正解。

 

3、政府、役所系

こちらも同じで、ルールが無いと議論が進まんので、基礎部分を共有する必要がある。

そのため「ルール=正解」が存在する。

 

他にもあるが、興味がないので割愛する。

 

▪︎他に正解が多い業界は「お笑い」と「音楽」

特に芸人さんはかなり近い。

出川さんみたいに「出来ない事が笑いになる」し、カズレーザーさんの雑学みたいに「優れている事でも笑いになる」。

どっちに転んでも笑いになる要素があるため「とても幅が広い」。

音楽も「ポジティブも」「ネガティヴも」表現になる。

必ずしもポジティブであるだけではなく、嫌な事を伝える事でも表現として受け入れられる。

ある種「皆んなが幸せになれる」というか、とりあえず面白いよねと言える空間である事は間違いない。

 

▪︎正解が多い業界は幸せだが、カネにならん事が多い

それで「食えてる」人はごく僅か。

ファッションは好きだが、ファッション業界全体が潤ってるか?というとそうでもない。

経済的に最も効率的+機能的にやった企業が勝つ訳だが、それはこの正解が無数ある事に魅力を感じる人達が「最も魅力を感じないポイント」でもある。

「正解が一つじゃないから面白い」のに「正解が一つしかない事をやらざるを得ない」というジレンマ。

決められた事が好きな人達(企業とか)からの支援を得た僅かな人達だけがこのゾーンを抜けて、好きな活動に没頭していられるという。

 

▪︎まあカネなくてもいんじゃね?

楽しいことしてる方が良くね?

貧乏だけどまあまあ幸せで、ワンチャン掴んだら跳ねるけど、跳ねなきゃ底辺でゆったり遊んでようぜ。

残酷すぎる成功法則という本にも書いてあったが、学校とかで良い成績を取るような「ふるいにかけられたタイプ」は普通にやると成功するらしいが、学校なんぞク◯くらえ!と思ってた「ふるいにかけられてないタイプ」は「大成功or底辺」の2択だという。

俺らのような「ふるいにかけられていないタイプ」は「ハマるか」「ハマらないか」なので、ハマって成功したら儲け物、ハマらなくてもまあまあ楽しいと割り切っておくのも重要っぽい。

気のせず楽しいことやろうぜ!と。

 

▪︎まとめ

ファッションは「正解がいっぱい」。

失敗は「ほんの少し」。

だから「やっていて面白い」。

基本的にポジティブに捉えられるし、それは「知識が増えるほど多くなっていく」という。

知識があるほど「使いこなしの引き出しが増える」ので、「カッコいい服装が作りやすくなる」。

やるほど楽しくなるという。

お笑いも同じで、面白い出来事だと捉える視点と表現が増えれば増えるほど面白くなる。

音楽は分からんが、表現の幅が増えれば、作れるモノが増えるので面白くなりそう。

しかしながら、この業界はまあカネがない。

厳密にいうと「カネ稼ぎに興味がない」んだと思う。

筆者もそうで、定型的な仕事をするとやる気を失う。

向き不向きなんだが、生きるためにはカネが必要なので、どうしようかな〜という感じ。

正直もう成功するかどうかは運と割り切って、楽しい事だけする事には決めている。

つまんねえ事やるとマジで病む。

成功したら儲け物。

失敗してもカネがないだけで、まあ楽しく毎日を過ごせるでしょう。

 

そんな感じ。

 

スクエニピアノメドレー聴きながら書いてたら、頭おかしい感じになったw

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。