お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

FORZAの「細かい良い所」。

 

細かいけど「めちゃくちゃ効く」というポイントが大量にあったので、ご紹介する。

 

▪︎FORZAの細かいけどいい所

1、センタースタンドが静かで周りに気を遣わなくていい

2、センタースタンドが超軽い

3、ヘルメットホルダーがL字で引っ掛かるので、落ちる不安が皆無

4、メットインの一番奥深くの所に傷防止のパッドが貼ってあるのでメットが傷つかない

5、ミラーのおかげで手に風が当たらない

6、4000rpm以下の領域が「コントロール用」に作り込まれていて、街中の運転が超ラク

 

以上です。

 

▪︎ホンダ車は「超ベテラン」と「初心者」にオススメ

酸いも甘いも知った超ベテランにこそ分かる作り込み。

センタースタンドが静かだからなんだ?と言われれば、確かに「走行性能としては意味がない」。

しかしながら、街中でバイクの「ガシャ」って音に「びっくりした経験のある人」は多いだろう。

知ってる人ですらびっくりするのだから、知らない人からしたら単なる騒音でしかない。

なので、人に気を遣える叔母様や叔父様は、センタースタンドの音が出ないようにゆっくりと下ろしていたりするのである。

ヘルメットホルダーにしてもそうで、他社のやつは基本「ストレート型」。

下まで引っ掛けても、何らかの理由で「上がってくる」ということがとても多く、シートを閉めるまで手で押さえながらやらなきゃいけない車種もあるほど。

メットイン奥の傷防止パッドも同じ。

ヘルメットというのは大体同じ入れ方をするため同じところに傷がつき、さらに「深くなっていく」。

なので「確定でメットが触れる部分」に対して予め「予防」してあれば、傷自体が防止出来る。

そういう「ちょっとした」、しかしながら「大きなポイント」に対して、しっかりと対策を講じてくれている。

これ以上は長くなるので端折るが、走行性能に関しても同じで「細かいけど効くよね〜」というポイントに対してしっかりと作り込まれている。

今NMAXと2台持ちで比べながら乗れるため、それが良く分かる。

車種とか排気量とか「じゃない」、メーカーの作り込みに対する哲学の差が完全に出ていると感じる。

 

▪︎初心者がホンダ車を買った場合の注意

「最高峰に乗ってしまう事になる」という事。

つまり「最高峰が基準になってしまう」。

初心者の場合「比較がない」。

おっさんだと「昔乗ってたゼファーやバリオスと比べて〜」とか、「マジェスティやスカイウェイブと比べて〜」とか、色々な経験値や引き出しがある。

しかしながら、初心者はその一台が数台目な訳で、むしろ「ホンダ車が基準」となる。

その時に、こんな乗りやすくて、色々なことが考えられているバイクは「他に存在しない」。

BMWくらいしかないと思う。

「乗った事ないけど」。

*国内4大メーカーは所持していた事があります。

なので、他メーカーのバイクを買った時に「肩透かしを食らう」という可能性が高いです。

特に最初にホンダを買った後に欲しくなるであろう、ヤマハドゥカティなどの「見た目が超良いやつ」は総じて「大味」です。

ホンダは見たより小さく感じる車両感覚でとても扱いやすいですが、ヤマハは逆で車両感覚が大きくて振り回して乗る感じになります。

好き好きではありますが、ホンダに慣れ切った後に乗った場合に違和感を感じるのは間違いないです。

ホンダは色々な意味で「世界最高」なので、そこだけは注意して頂きたいと思います。

 

▪︎まとめ

FORZAの細かく良いポイントは…

1、センタースタンド回り

2、ヘルメット回り

3、低速

です。

いずれも経験すると元に戻れないくらい快適で、作り込みという名の優しさで包み込んでくれます。

乗っても異常な部分は大量にあったのですが、長くなるので別記事で。

ちなみにホンダ車は「ベテランほど乗って欲しい」です。

色々な車種に乗って「色々な不満を知っているからこそ」、ホンダの凄さが際立ちます。

個人的にはNMAXに乗っててク◯ほど不満だった部分(乗り心地悪すぎ&高速域の安定感なさすぎ&車体に落ち着きなさすぎ)が「綺麗さっぱり解決されてる」という事に驚愕しました。

同じヤマハのXMAXを買ってたら、ここまで綺麗に解決されていなかっただろうし、同じような所に不満を持っただろうことが予想される。

今乗ってるバイクに不満があるのであれば、おそらくホンダ車を乗ると解決します。

ちなみに、その「解決方法」と「解決した後の+α」がマジで異常です。

低速が扱いやすいからといって中速域以降のキレがないかと言うとそうではなく、5000rpmを境に明らかに伸びの設定に振ってあって不満がない上に、その間の領域でのドンツキもないという「異常さ」。

その設定がいかに難しいかはウエイトローラーを弄った事があれば分かる難易度で、駆動系だけではなく、燃調なども含めたトータルセッティングじゃないとここまでの操作性は達成できない。

その難しさ、そしてそれを達成した後の「扱いやすさ」。

これが異常と分かるのは「色々乗った&イジったベテランだけ」であり、だからこそ乗って頂きたい逸品だったりします。

XMAXがこの領域まで来れないであろう事は間違いないし、もうそんな事はどうでもいいくらいFORZAの完成度の高さに驚きっぱなしで満足感マックスです。

ホンダさんの作り込み凄すぎです。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。