お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

バイクに乗ると首や腰が痛いのは「受け入れるしかない」というお話し。

 

30分以上乗ると、首と腰が痛くなるので、色々と対策を探していた。

…が、完璧な結論が出た。

「ポジション的に痛みが不可避」。

 

▪︎「手を前に出して乗る姿勢」が痛みの根本的な原因

手を伸ばしてハンドルを掴んでる「バイクの基本姿勢」こそが、そもそもの痛みの原因。

PC作業などを長時間やる方はよく分かると思うが、キーボードを手前に置いて、肘を90°くらいの感じで作業する方が疲れない。

逆に、キーボードを前の方に出して、腕を伸ばした姿勢で作業していると「肩凝りがハンパじゃない」。

*肘掛けがあるとさらに改善されるが、バイクには肘掛けがないので割愛する。

バイクは車種を問わずハンドルがかなり前にあるので、「肩が凝る姿勢が基本」という。

基本構造からして「長時間乗ると痛みが出る姿勢だった」。

 

▪︎軽減方法は「ない」

肘置きは操作に問題が出るし、ハンドルを手前に持ってくる事もできない。

さらにシートを前に出すことも不可能なため、こちらでできる対策は「ほとんどない」。

 

▪︎サスペンションや重量は「オマケ」

一般的に乗り心地に関わるのは、サスペンションと重量。

一般的には重量がある大型バイクほど乗り心地が良い。

そして、車両価格が高いバイクほどサスペンションの性能が高いため乗り心地が良い。

しかしながら、根本的なポジションによる痛みはどのバイクも変わらない。

良いバイクは、乗り心地は確かに良い。

…が、根本的な問題は解決されないという。

 

▪︎バイクに乗る時は「痛みが出るのとワンセット」で

痛みが出るのは「構造上不可避」。

こちらでできる対策としては…

1、「痛みが出ないくらいの時間を乗る」

2、「休憩しながら痛みを先延ばしする」

3、「痛みを覚悟して長時間乗る」

のどれかになる。

バイクは「そういうもの」と思った方が良さげ。

 

▪︎改めてクルマが秀逸すぎてビビる

ポジション調整機構が尋常じゃない。

シートは前後と上下に動き、ハンドルも前後と上下に動き、さらに肘掛けすらある。

特定のマツダ車なんかは日本人女性を考えられてないサイズになってたりする(ダッシュボードが高すぎて前が見えない。竹岡圭さん(162cm)がどこかの記事で仰っていた)が、それ以外の車種では体格に合った調整が可能になっている。

*外車は最低基準が170cm(女性の平均身長も高いため)らしいので、ご注意下さい。

さらにクルマは「定期交換パーツのサイクルが長い」。

5年、30000kmくらいまでは「オイル交換だけしてれば」性能をフルに発揮して走れる。

バイクは10000kmでタイヤ交換、20000kmで駆動系交換が必須で、こだわるならサスペンションも2年に一回オイル交換(フロントサス)や、オーバーホール(リアサス)が必要になる。

そもそもが風を受けず、気温の影響も受けにくく、音楽やラジオやテレビやYouTube(HDMI接続+携帯のギガ数に余裕があれば)が楽しめる上に、このポジション差と維持の楽さである。

駐車場の問題さえ解決できるのであれば、クルマの性能って凄いんだなあと改めて感じる。

 

▪︎まとめ

バイクに乗ると首と腰が痛いのは「ポジションの問題」。

そしてこれは解決不可能。

バイクはポジション調整ができない。

なので、痛みが出ない距離や時間だけ乗るか、痛みを受け入れて乗るかしかない。

乗り心地が良い=首と腰が解決「ではない」。

根本的にポジションが悪いから痛みが出るのであり、乗り心地が良くなっても痛みが出るまでの距離が少し伸びるくらいのもんだったりする。

そう考えるとクルマはほんと凄い。

調整機構が幅広く、その人に合ったポジションに調整可能。

やっぱりクルマはよく考えられているんだなあと改めて知ったという。

 

結論。

バイクは「痛みを受け入れて乗りましょう」。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。