お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

ホンダのバイク=BMWアルピナ

 

「違いが分かる人だけ乗ればいい」。

 

*ちなみに筆者はアルピナには乗った事ないので、巷で言われている言説から想像して書いています。

 

▪︎違いが分かる人が乗ると「分かる」

今までヤマハ車ばっかで、スズキとカワサキに一台乗った事あるくらいだった筆者。

今のホンダFORZAに乗って「度肝抜かれた」。

ブレーキは前後バランスが素晴らしい上に、制動力の立ち上がりも良い上に、フィーリングが凄く良い。

加速は変なところがきっちり丸められていて、危ない速さを感じさせずに「速い」。

コーナーは車体の重心がハッキリと分かるから怖くなく、簡単に「素直に曲がる」。

果ては、タイヤの空気圧を変えたのがハッキリと感じ取れる「フィードバック」。

これの何が凄いって、空気圧を感じ取れるということは、車体やサスに雑味がなく「タイヤのフィードバックをキッチリ乗り手に伝えている」から。

雑な車体の作りだと、空気圧を変えたところで「曖昧なサスペンションの動きに吸収されて気付かない」し、車体の前後バランスや剛性のブレがあっても「それに吸収されて気付かない」。

過去乗ってきたNMAXやスカイウェイブはまさにそれで、空気圧を変えたくらいじゃ「車体の誤差」として吸収されて「乗り手が気付かない」。

 

しかしながら「ホンダ車は違う」。

丁寧に作り込まれていて「雑味が一切ない」。

空気圧が違えばサスペンションの動きも変わるし、車体の動きも変わる。

そのため「乗り手にフィードバックが届く」。

誤魔化さず、きっちりと作り込んであるからこそ「分かる」。

ここがまさに「違い」というポイント。

 

▪︎感じ取る側にも能力が必要

これが最初の一台という初心者や、バイクは見た目が全てタイプの人や、速く走れることが至上のレーサータイプとか、仕事でとりあえず乗ってるような人は、この凄さに「気付かない」。

逆に、気付ける人は、「ある程度のバイクの経験がある人」「駆動系のカスタムしたことがある人」「ある程度メカニカルな知識がある人」になる。

というか「様々な経験がある人だけが気付くことができる」。

仕事で乗ってるだけの人は気付かないので、バイクレビュー動画とか出してるタイプの人は分かってない人の方が多い。

ちゃんと好きで乗ってる人だけが、ホンダ車を楽しむのがおすすめ。

 

▪︎特に違うポイント

「重心位置」を把握できる事による「コーナリング性能」

ヤマハハンドリングとか言うのを真に受けてる人は「マジでど素人」。

特にメディア系でこれを発してるやつのレビューは「無価値」と言っていいレベル。

ヤマハは「重心が不明瞭」で「どっからでも曲がる」から、コントロール性能があると「勘違いしてる」。

ホンダはマジで「重心がハッキリしてる」。

だから「ここに力を加えて車体を倒すといい」と「ハッキリと分かる」。

他の部分でも同じ。

ちゃんと減速して、ちゃんとアクセルを開けて、「現実的に」「丁寧に」操作すると、ホンダ車は信じられないほど気持ちよく、かつ「速く」動く。

ホンダは「ちゃんと操作する」と「めちゃくちゃ扱いやすい」。

逆に言うと、適当にフルブレーキして、アクセルガバ開けで、車体をこじって倒すような「雑な乗り方」をすると、車体が全く反応しない。

なぜなら「危ない」から。

実はここが面白い比較ポイントで、ヤマハ車は「雑な操作の方が楽しく乗れる」。

フルブレーキ&フルアクセルで、倒せるだけ倒すという気合いの入った乗り方をすると「面白く感じる」。

これが「ヤマハハンドリング」と言っても相違ない。

 

ホンダはむしろ「丁寧な操作の方が楽しく乗れる」。

制動力を丁寧に立ち上げてからフルブレーキングし、アクセルを丁寧に開けてからアクセル全開にし、余裕を持って倒し始めてからフルバンクする。

そうすると、安全に、気持ち良く、しかも「速い」。

訳わかんない。最強。

ちゃんと、しっかりと丁寧に付き合うと「最高の相棒」となるのがホンダ車です。

 

▪︎まとめ

ホンダは「違いが分かる人だけが乗れば良い」。

色々な経験がある人が、丁寧に、味わうように、しっかりと乗ることで「凄まじい作り込みが分かる」。

雑な人はそれが分からないので「優等生なバイク」と言う、どっかで聞いたことある文言しか発することができない。

 

違いの分かる人にとっては「凄まじく良いバイク」ですので、積極的にホンダを選んで頂ければ、後悔のない買い物になると思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

乗るほど分かるFORZAの頭おかしい(褒め言葉)ポイント。

 

購入から3か月経ったので、改めて感じた「凄まじさ」を書いてみる。

 

▪︎凄いポイント

1、ポジションが物凄く自然

NMAXと数センチしか違わないながら、その数センチが雲泥の差。

ハンドルはFORZAの方が低く、ステップがフラットで、シートのベスポジが設定されているため、収まりがめちゃくちゃ良い。

デスクワークをやる人は分かると思うが、椅子と机の関係で肩凝りが段違いだったりする。

その辺の「仕上げ方」に、優しさ+妥協のなさが伺えて凄まじい。

 

2、ブレーキバランスがスポーツバイク

いわゆる「前後バランス」というやつ。

通常、スクーターはリアに重量物が集中していて重い。

そのため、リアブレーキを強めにかけると、短い距離で停まれる。

…のだが、FORZAは違う。

「自然な前後バランス」。

チャリみたいな感じで前ブレーキ主体で握ったのと同じような感覚で止まる。

どうやってるのか全く分からんが、凄く自然。

ブレーキ自体も思い通りに動作するし、非常に上質。

ホンダマジック。

 

3、フル加速が怖くない

アクセル全開にしても怖くない。

というのも「初動だけゆったり加速する」から。

どうやってるのか全く分からんが、遅くないっつかむしろ速い部類の加速(少なくともNMAXを置き去りに出来るくらいは速い)なのに、「加速感を感じない」。

いわゆる「ポンと前に出る」っていうのが一番怖くて、反面「加速してる感覚がある」。

やっすいネイキッドとか、セッティングがしっかりしてねえ昔のバイクなんかは殆どこれだった。

そこを綺麗に丸めて「初動は遅く」「加速してからは速く」というセッティングになっている。

そのため「マイルドに感じるけど実は速い」という、玄人感全開の高級バイクと化してる。

「手間がかかってるけど感じさせない」っていう任天堂のゲームみたいなクオリティ。

 

4、5000〜6000回転くらいで走った方が燃費が良い

いわゆる「燃費運転」をすると「むしろ悪化する」。

明らかに燃料のバランスが取れる感覚がするポイントが5000〜6000回転の所にあり、そこを使う方がむしろ燃費が良くなるという。

パワーが出るポイントと燃費のバランス設定が、凄いとこになってる。

 

5、空気圧で速度が変わるのが「感じ取れる」

ちょっと多めに空気圧を入れたら、いつも以上に速度が出てた。

これの凄いポイントは「それを感じ取れる」という事。

要するに「それだけ精密に作り込まれている」。

以前の愛車NMAXでは「感じたことがなかった」。

*指定空気圧1.6〜冬場の高めの2.2まで様々試したが、違いは感じ取れなかった

これはホンダマジックというか、どういう設計をすればそんなにドライバーにフィールドバックが出来るのか?っていう。

とんでもない事を平然とやってのける。

 

6、60km以上でダウンフォースを感じ取れる

明らかにビシッと安定する。

空気圧を入れすぎていたため、それ以下の速度ではふわふわだったが、60kmを超えてからはビシッと安定。

この安定感は非常に重要で、高速域でフラフラふわふわされたら不安でたまったもんじゃない。

*NMAXがそうだった。

その設計手法が異常で、何をどうやって作れるんだか想像すらつかない。

*明らかに空気の流れだけじゃない制御がされてる。

これも「それを感じ取れるコト」の凄まじさがある。

ホンダマジック。

 

▪︎まとめ

ホンダさん頭おかしい。

異常な作り込みで、それをユーザーに気付かせず、さらにユーザーの利益になる形で実現しているという。

自慢しないけど凄い結果を出してる「超優秀な人」って感じ。

単なる優等生を遥かに超えた「超人」でした。

ホンダ車、超おすすめです。

 

EVで勘違いされている事。

 

今使えるEVは「ない」。

ただし「10年後は覇権になり得る」。

ここを勘違いしている人が物凄く多いので、ちょっと書いてみる。

 

▪︎既存の技術では「EVは使えない」

走行距離が短く、充電が長く、充電する場所が少ない。

「今は」使い物にならない。

 

▪︎今は「日本の軽自動車」と「2〜3リッター(相当のターボ)エンジン+ハイブリッド」が最強

コストやら、生産やら、耐久性やらを踏まえて考えると、これが双璧。

要は「低排気量で軽くて燃費がいいクルマ」か、「重いけど燃費の悪い領域(発進+加速)をハイブリッドがカバーしてくれるクルマ」。

ガソリン車を超える効率を出せるモノは他に存在しない。

そのため、ガソリンエンジンを効率よく動かせる仕組みのモノが最強となる。

 

▪︎EVは「スマホになり得る」

生活必需品。

物凄く分かりやすく言うと「移動する部屋」になり得る。

ここのポイントは「大量の電気が使える」という事。

クルマというのは、実はほぼ電化製品。

エアコンがあり、モニターあり、カーナビあり、オーディオありで、今の時点でもほぼ「部屋」である。

キャンピングカーなどでは、電子レンジや冷蔵庫もあり、照明もある。

将来的にはここに自動運転も加わる。

もはや「動く部屋」と言っても過言ではない。

今のキャンピングカーだとサブバッテリーの関係で使用時間の制限がかなりある。

…が、メインバッテリー=走行距離であるEVの場合、そうした制限がなくなる。

将来的にバッテリーの問題が解決して、電化製品が使いたい放題出来るという状態になった時、ほとんどの人はEVに移ると思う。

 

▪︎代替燃料=合成燃料による進化は?

合成燃料の問題は「既存技術とほとんど変わらない」という点にある。

要するにメリットが「ガソリンエンジンと変わらない」という事。

ガソリンエンジンのメリットは…

1、航続距離がEVより長い+お手軽

2、車体が軽い

3、フィーリングが気持ち良い

この3点。

 

逆にデメリットは…

1、便利装備に制限がある

2、うるさい

この2点。

 

要するに「楽しさはエンジンのほうが上」。

「利便性はEVの方が上」なのである。

 

▪︎趣味のエンジン、実用のEVになる

エンジンのメリットは「軽い」「フィーリングが気持ち良い」。

軽い=運動性能が高い。

フィーリングが気持ち良い=乗ってて楽しい。

しかしながら「軽い」というのは、そのぶん「乗り心地が悪い」という事でもある。

これはバイク乗りなら皆んな知ってる事で、100kgのスクーターと300kgのゴールドウイングでは、天と地ほどの乗り心地の差がある。

単純に「地球には重力がある」ため、重いほど地面に押し付けるエネルギーが強くなる。

走った時に「路面から突き上げてくるエネルギー」は「車体が重いほど影響を受けにくくなる」。

軽いとすぐ跳ねるけど、重いほど跳ねない=乗り心地がいいとなる。

つまり「重量があるEV」は「乗り心地が良くなる」。

家電との親和性の高さは前に説明した通りで、それはつまり「利便性の高さ」に直結する。

 

つまりEVのメリットというのは…

1、超絶な利便性

2、乗り心地が良い

となる。

 

普通にクルマを使いたい人が買うならどっち??

そりゃ便利で快適な「EV」だよね。

 

だから「走るのが趣味な人が買うエンジン車」と「便利で快適なクルマが欲しい一般人が買うEV」に分かれる。

 

▪︎分岐点は「バッテリー容量」

普通の人が「1週間充電しなくても使えるくらいの容量になった時」に、爆発的にEVが流行る。

現在のクルマやバイクが「航続距離300〜1300kmくらい」。

*バイクはおおよそ300km前後。クルマはピンキリだが最大で約1300km。

んで、給油が週に1回〜数ヶ月に一回。

*自家用車の場合

これと同じレベル…即ち「週一で電気ステーションに充電しに行けば良いくらい」になった時に、一気に加速し得る。

基本的にスマホと同じで、充電容量の上20%は「充電時間がかかりすぎる」+下20%は「不安で使い切りたくない」。

なので、それを加味して、さらに容量に余裕ができる「航続距離2000km以上のEV」が出てきた時に、一気に風向きが変わる可能性が高い。

*間の60%ぶんの1200kmくらいが余裕で走れる。バッテリーが劣化しても問題ない。

値段はアルファードかクラウンくらい。

*600万前後。

つまり「航続距離2000km以上」で「600万以下」。

これでほぼ自動運転がついてるクルマが出てきたら、iPhone並みの衝撃がスタートする。

そしてそれは「そう遠くない未来に起き得る」。

 

まとめ…は面倒なので端折る。

EVの時代は10〜20年後には「必ず来る」。

静かで速くて、乗り心地が良くて「利便性が最強」。

流行らないわけがない。

突破口を開くのは「BYD」か「テスラ」か「ホンダ」。

ホンダはソニーと組んで、本当にガチで新技術をモノにしようと画策している。

ホンダ自体、新しいモノや実験が大好きな理系変人メーカー(褒め言葉)なので、マジでやってくる可能性がある。

既存技術を昇華させるのが得意なドイツ勢とトヨタは、「そういう新製品が出た後」に「後追いで最強のクルマを出してきます」。

なので、最初の一歩は上記の3社から出るでしょう。

 

超絶便利で乗り心地が良く、静かで環境にも優しいクルマ。

 

期待して待ちましょう。

 

ゼロから始める、30代以上がお洒落になる方法。

 

服なんてしばらく自分で買ってないな〜という、そこの貴方!

そんな30代以上の方向けのお洒落になる方法です。

 

▪︎30代以上のお洒落特級券は「ジャケット」

「ジャケット最強」。

とにかく万能。

これを着てれば、ちょっとした家族でのお出かけから、会社の集まりから、学校の行事から、高級レストランから、ラグジュアリーホテルまで「何処へでも着て行ける」。

しかも「女性ウケも良い」。

適さないのはアウトドアとスポーツくらいで、その他全てで使える。

メンズにとって「究極の万能服」。

 

▪︎30代以上は「紳士服店へ行く」の一択

万能服ジャケットの唯一の問題点は「サイズ選びが難しい」という事。

それが分かる人は、そもそも既にお洒落な人なのである。

「そんなん覚えんのめんどくせえよ」というそこの貴方にオススメな方法がある。

それは「紳士服店へ行く」事。

なぜか?

紳士服店は「店員さんが全てやってくれる」。

サイズ選びから、色合わせまで「全て丸投げでOK」。

使いたい用途だけ提示すれば、適したモノを選んでくれる。

そうして興味が湧いてきたら自分で色々調べたら良いし、面倒ならそのまま店員さんのオススメを買い続ければ良い。

とにかく「紳士服店へ行く」。

これが30代以上のオススメの買い方です。

 

▪︎10〜20代との違い

1、社会性が求められる

これが一番のポイントと言っていい。

どんな格好をしていても、若いうちは「若いから」で済まされる。

ドカジャンみたいな作業服もどき+ニッカポッカみたいなルーズシルエットパンツでも、まあお洒落だからいんじゃない?で済まされる。

しかしながら、30代以上は違う。

自分がカッコいいではなく、「人が見て納得の服装」をする必要がある。

「見られる事」にしっかりとポイントを置かないと、常識のない人になってしまう。

だからこそ「ジャケット」なのです。


2、20代と同じ服装だと「劣化に見える」

例としては、テレビが分かりやすい。

40代のジャニーズタレントが、20代前半のジャニーズタレントと同じような格好をしているのが散見される。

テレビのメイン視聴者層は50代以上のため、同じような若者が同じような服装をしているとしか思わないだろう。

…が、同世代から見たら割と「ドン引き」である。

さらに「下の世代から見た印象」も重要。

20代と同じ服装だと、正直「おっさんが無理してる」と感じやすい。

おっさんには「ジャケットを使ったナチュラルな服装」を「着こなして欲しい」という一面があるので、そっちに合わせた方が色々とトクをする。

 

▪︎一番やっちゃいけないのは「昔の知識で服を買う」事

ノームコアだルーズシルエットだなんだと流行りが錯綜する昨今、昔のままのイメージで服を買うと「最もダサい」状態になりやすい。

*基礎がしっかりしてる(紳士服の色合わせや着こなしを理解していたり、カジュアルのベーシックな着こなしを理解してるとか)なら、応用できるので問題ない。…が、昔の流行りを一個知ってるくらいのレベルが最もキツい事になる。

「価値観がアップデート出来てないのが最もヤバい」。

久しぶりに服を買う時は「全く新しいモノを買う」とイメージしてから行ってほしい。

 

▪︎まとめ

とりあえず「紳士服店に行きましょう」。

そこで「用途だけ伝えて」下さい。

後は「店員さんに丸投げでOK」です。

 

何かの役に立てば幸いです。

 

バイクやクルマは楽しさと快適性を両立できない。

 

さんざっぱら調べて乗って分かった。

「楽しい」と「カッコいい」と「快適」が「両立しない」という現実。

工業製品の限界とも言える。

ファッションとかでも同じなんだが、あっちは安いから気分で変えられる。

*「窮屈だけどカッコいいの着よう」とか「ラクで快適なのを着よう」とかを選択する事が可能。

それに対し、バイクやクルマは価格が高い上にスペースも取るし、メンテナンスに手間もかかる。

そのため、どれかに対してどれかがトレードオフになると分かっていても、何かを犠牲にした一台を選ばざるを得ないという。

この先も完璧な一台が生まれる事はないだろうから、何かを選び取る必要がある。

 

▪︎各要素を深く考察する

1、楽しい

楽しい=クイック(機敏に反応する)事

特にバイクやクルマの楽しいは、危険性と不可分な関係にある。

速度=加速、旋回速度を求めるほどに楽しくなるが危険性は増し、操舵の反応を求めるほど面白くなるが快適性が失われる(ピーキーに反応すると普通に運転してると修正舵が多くなって疲れる)という。

あちらを立てればこちらが立たずとはまさにこの事。

このため、楽しくて快適というバイクやクルマは存在しない。

 

2、カッコいい

カッコいい=理不尽な要素があるという事。

特にクルマは、スペース効率だけを求めるならば、真四角が最適解。

要するにハイエース

しかしながら、ハイエース大好きという人は殆どいなく、フェラーリのようなローロングスタイルが最もカッコいいという人が多い。

ローになるほどカッコいい反面、スペース効率が落ちるため快適性はダダ下がりに。

カッコ良くて快適というのも、楽しくて快適と同じく「存在しない」。

 

3、快適性

快適性はいくつかポイントあって…

1、重くて、振動を感じ難い

2、加減速がゆっくりで、運転者と同乗者に優しい

3、車体の反応が鈍めで、入力に対して優しく動く

つまり「楽しいの真逆」。

いわゆる「ショーファーカー」が「運転がつまらない」と言われるのはこれ故。

「運転はつまらない」が「非常に快適」。

 

▪︎用途で選ぼう

休日しか使わないなら「楽しい工業製品」でも良いだろう。

しかしながら、日常の足として使うなら「快適な工業製品」の方がオススメ。

楽しいだけだと疲れた時に乗りたくなくなる。

快適であれば、疲れた時でも疲れてない時でも、文字通り快適に乗れる。

マルチに使う人ほど、快適な工業製品の方が恩恵を受けやすい。

 

▪︎まとめ

楽しい、カッコいい≠快適性。

趣味なら何を選んでもいいが、通勤に使ったり、誰かと何かをするのであれば「快適な工業製品」を買う事をオススメします。

 

両立は不可能ですので、どっちか選んで下さいませ。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

ダイハツの不正に見る、自動車「工場」の「根本的な問題」。

 

筆者は国内大手メーカーで架装作業員として従事していた経験がある。

*大手メーカー工場で働いていた。

その時に感じたのは「こりゃ不正は起こるよね」だった。

何故なら「報酬がほとんどない」から。

その割に「作業時間が辛い」し「ミスったらめちゃくちゃ言われる」。

その合わせ技で「まあ不正は起こるよね」と感じた部分を解説していきたいと思います。

 

▪︎工場には「感謝の報酬がない」割に「作業がキツい」

1、お客様に会わない

基礎にして最強の問題がここ。

自分がやってる作業が「誰のために」「何のために」やってるのか?という。

例えば、接客業なんかだと、頻繁に(簡単な事を)お客様に質問される。

*筆者は接客業も10年やっていた

「あれ何処にありますか?」とか、「あれ扱ってますか?」とか、「これの違いはなんですか?」などなど。

そして、それにお応えすれば「ありがとう」と言って貰える。

自分がやってる作業が「人のためになってる」と実感しやすい。

そして、それが癖づくと「お客様に分かりやすく、かつ喜んで頂ける(メリットを感じて貰える)ようにしよう」という作業の基準が出来上がる。

*陳列、配列、説明などなど。

そうすると「不正はお客様が悲しむ&不利益になるからやめよう」という「ストッパーが働く」。

 

しかしながら、工場勤務では「お客様に会わない」。

貰えるはずだった「ありがとう」は無くなり、作業の基準は「こちらの都合を優先となる」。

さらに今やってる作業も「ただモノを完成させて出荷させるだけの作業」となる。

面倒だから最小化して、ただ効率良くやりゃ良いだろという、内輪の考え方になっていく。

その結果が「不正」となる。

 

2、作業員の余裕がない

工場には「作業時間」というモノがある。

例えば「カーナビを付ける作業時間は3.5時間」など。

*完璧に正確な作業時間ではない(うろ覚え)なのでご留意下さい

この時間は「熟練作業員が良好な体調で仕上げた時の時間」で決まる。

要は「不慣れな人」…新人や、そのメーカーの車を初めて扱う人など…だと、作業時間を「確実にオーバーする」。

超熟練作業員ですら30分巻きで終わる程度しか余裕がない。

そのため、従業員で雑談したり、教え合ったり、雑用をしたりなどの「気分転換の時間がほとんどない」。

休憩時間はちゃんと設定されていて、非常に効率良くやれるようにはなっている。

*10時台に一回、12時から昼休み、15時台に一回。

しかしながら、人間はそんな機械みたいに動けない。

怠い時は怠いし、やる気が出ない時は出ない。

そんな時に雑談しながら、ちょっとずつテンションを調整していくのである。

しかしながら、ノルマを上げないとカネにならない工場ではちょっと事情が変わる。

作業は必須。

でも、気分転換はほとんどない。

結果「もっとラクしたい」という事で、不正という結果に繋がる。

 

3、作業は面倒なのに「ミスったらめちゃくちゃ言われる」

上記の通り、作業はめちゃくちゃ面倒。

熟練しなければ時間通りに上げられず、かと言って上げたところでお客様からのありがとうもない。

ただただ淡々と作業していく。

その中でミスというモノが出る。

間違えて配線切っちゃったり、落としちゃったりなどなど。

しかしながら、パーツはかなりの代金がかかる。

上で出したカーナビだと「約30万」。

つまり、ミスったら30万の損失が起きる。

そりゃ言われるよね、というのが一つ。

じゃあ「ミスんなきゃ良いじゃん」と思うなかれ。

「ミスは絶対に起きる」。

上述の通り、毎日万全な体調で、完璧な状態で作業ができるとは限らない。

寝不足の日もあれば、運動しすぎて辛い日もあれば、風邪気味の日もある。

そういう時でも、完璧にノーミスでやる必要がある。

そんなのは不可能なわけで、しかしながら30万のミスは許されないのである。

カーナビだけではなく、細かいパーツの取り外し時の破損や、傷や、その他諸々で、完璧な作業を求めるのは、人に求める作業ではない。

「両方の主張が真っ向から食い違うポイント」がここ。

その結果「ラクにやりたい現場」と「完璧にやりたい上層部」との齟齬が起きる。

「上にバレると面倒だから不正して通しちゃおう」は、工場でも常態的に行われている事(お客様に不都合がないレベルの「キズ隠し」や、メーカー指定より良い形での「配線取り回し」など)であって、それが前面に出てきたのが今回だったという。

 

*キズは上層部に報告すると「起こりやすい、注意すべきミス」として共有される。…が、パーツ代の負担+何回もキズのミスを出すと自分の評価が下がる事から「出来るだけ言わないで誤魔化した方が得」と共有されている。この辺はイジメの構造と同じ(報告すると審査、調査、監査でめちゃくちゃな手間が発生する上に評価が下がるのでメリットがない)で「構造的な問題の方が大きい」です。

 

▪︎自動車工場は「要求が厳しい」が「報われない」

「いい製品を作れ」という。

それを達成するためには「製作期間」「手間」という「現場の努力」が必要不可欠となる。

ダイハツの偽装問題はまさにここに該当し、要するに「審査を通りませんでしたでは許されない」という所から端を発している。

いいモノを作れと「言うのは簡単」。

作る側の現場は努力と根性でカバーする形になっている。

なんとか作れた所で、美味しい部分は上層部と販売部門が全て持っていくため、なおさらやる気がなくなる。

*金銭面と名声は上層部、感情面の満足度は販売に持っていかれる

とりあえず真面目にやって(上層部の設計図通りに作ってみて)、目標は達成できないけど品質には問題ないくらいの場合、誤魔化して通した方が上からも怒られないし、自分もラクだしで「メリットが多い」。

ここが問題の根本的な原因で、これが故に不正は無くならない。

 

▪︎メーカーの不正は無くならない

上述の通り、不正をするのは「構造的な問題」。

自分達がルールを守っているのは「目の前の人が喜んでくれるから」である。

その人から感謝されるから「より良い事をしようと思う」し、その人が悲しむから「不正はやめようと思う」。

しかしながら、自分が作ったモノを受け取る人と接点が全くなく、何も得る事がないとしたらどうだろうか?

いかにラクに、効率良く上げていくかに焦点がいくだろう。

普通に作業してても感謝されないし、むしろミスったら(言われた通りに出来なければ)めちゃくちゃ言われる。

じゃあ、ミスは出来るだけ隠してバレないようにした方がいいわ〜、客?知らねー会った事もないしと「普通の人なら考える」。

さらには金銭面でも報われない。

*報酬は経営層がほぼ独占し、現場では開発者くらいまでしか降りてこない。
名声上も、社長や開発者くらいで終わり、現場で頑張ってやった所で誰にも何にも評価されない。

これで「やる気が出る方が不思議なレベル」である。

なので「怒られんの面倒くさいから誤魔化て通しちゃおう」が「自然な発想」だという事がお分かりいただけると思う。

これが「根本的な問題」である。

 

▪︎作業員が報われる仕組みが出来ると解決する

これの根本的な問題は「作業員がお客様と会わない」という事。

本来、自分の作業の「一番報われる所」を、何故か「他人が持っていってる」という。

自分の作業でめちゃくちゃ喜んでる人がいて、自分がやってる事に意味があるんだと感じる事ができれば、不正は自然に無くなっていくと思う。

もしくは報酬。

下流工程の人は、やってる事に比べて得られるモノが少なすぎる。

「考える人」と「作る人」は、同じ時間を働いているのに酷い格差が存在する。

これが埋められれば不正は無くなるし、埋まらなければ不正は続くというシンプルなお話し。

 

▪︎まとめ

不正は「まあ自然だよね」と。

工場の作業は大変な割に、物理的にも感情的にも報酬がほとんどなく、誰のために何をやってるのかよく分からなくなってくる。

その割に「ミスったらめちゃくちゃ言われる」。

まあそれも当然で、数百万する車が新車からキズがついてたらクレーム必至だし、各パーツも結構な値段がするからいいよいいよとは言ってられない。

安全性や品質に問題があったら大惨事だし、現場にはしっかりした管理を求める。

しかしながらミスは出るわけで、その時に「面倒だから出来るだけ隠そう」と「思っちゃう構造」がここにある。

いい製品を作るという事は、詰め詰めで考えて、正確に仕上げる事なんだが、それは「人間がやりたい事じゃない」。

人はもっと不正確で、理不尽で、不合理な存在なので、出来るだけラクに楽しく働きたいという。

それでも人から感謝されたり、金銭面で報われたり、名声が手に入ったりするならもう少しやろうかと思うけど、そうじゃないなら「本来の形に戻るよね」と。

工場の現場はマジで下請けで報酬がないのが「根本的な問題」です。

故に「不正は無くならない」と思います。

 

*余談

言わずもがな、「ビッグモーターの件とは全く別の理由で起きている事」です。

あれは触れるのも気分が悪くなるくらい最悪な事件です。

完全にユーザーの不利益になる事を分かった上でやっていたという、史上最悪と言っていいくらいク◯な事件。

ビッグモーターのように悪意を持ってやった事件「ではなく」、ダイハツの場合は普通に働いてたら「自然発生的に起こる不正問題」です。

「悪意はなかった(ユーザーの不利益に繋がる問題は今の所ない)」という点で「一線を画する問題」であり、だからこそ「今後も起こり得る問題」です。

もうちょっと作業員が報われる環境になれば良いなあ。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

バイク2台持ちのメリット(再考)。

 

2台持ちして一ヶ月が経った。

交互に乗りまくる中で色々と気付いたので一記事。

 

▪️人間の感覚は超曖昧

「一週間乗らないと、感覚がほぼリセットされる」。

さらに「片方に一週間乗ると感覚がアジャストされる」。

今現在「NMAX」と「FORZA」の2台持ちなんだが、NMAXで一週間過ごすと、NMAXに完璧にアジャストされる。

と同時に、ほぼ完全にFORZA感覚がどっかに行く。

翌週にFORZAに乗ると「最初に乗ったくらい感動する」。

そして、一週間すると感動も無くなるくらい慣れる。

その状態でNMAXに乗ると「軽さに感動する」。

「それの繰り返し」。

NMAXの感覚をずっと明確に覚えていて比較してるかというと「全然そんな事ない」。

「今乗ってるやつ」にアジャストしてるだけ。

「乗った時に感じたこと」は「前の車種との比較」でしかない。

 

▪️人の感覚は超曖昧なので「2台持ちの意味がある」

片方に飽きたら、もう片方を乗る。

すると「最初にそれに乗った時のような新鮮な感覚が味わえる」。

しかしながら、それは一週間すると慣れる。

そしたら、また別なやつに乗る。

するとまた新鮮な気持ちで乗れる。

それを延々と繰り返す。

いつでも「良い所を味わえる」のが2台持ちの最大のメリットだった。

 

▪️何台も買う人の気持ちが少し理解できた

毎回新鮮な気持ちで楽しめるバイクが複数台あるのは、趣味人にとっては理想的だろうと思う。

5台とか所持していて、スクーター、ビッグスクーター、低排気量ギア車、大型ツアラー、オフ車辺りを所持していたら、まさに「気分」で楽しめるという。

さすがに「かかる費用+手間」と「得られる楽しさ」の「バランスがおかしい」ので、自分でやることはないだろうが、やってる人の気持ちは理解できた。

自分が乗ってて楽しいバイクを複数台持つのは、とても楽しい事なのだと思いました。

 

▪️まとめ

人間の感覚は超曖昧。

なので、2台(以上)持ってると「毎回新鮮に楽しめる」。

「趣味」として考えると、複数台持ちは非常に有益です。

そのカネと手間で得られることを考えると「本当にそれで良いのか?」と思うこともありますが、趣味=バイクと割り切れる方であれば、複数台持ちは有用な選択肢です。

「やってみて分かる事がある」。

初の2台持ちは非常に面白い発見となりました。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

本当に「就職してからも使える」成人式のスーツの選び方。

 

成人式だけを考えるのであれば「煌びやかなスーツ」が目立つし、欲しいと思うだろう。

 

しかしながら、当然「ビジネスでは使えない」。

ビジネスには「ビジネスの着こなしルール」がある。

これをいわゆる「フォーマル」という。

その「ルールを知っている事を示す必要がある」のが「人と会う場(取引や営業や面接など)」。

この時にルールから逸脱していると「ルールを守れない人or知らない人」という印象を与えてしまう。

新卒、第二新卒であれば、かろうじて許されるかもしれない。

…が、就職2年目以降であれば「会社の教育が悪い、ちゃんとしてない会社の人」という印象を与えかねない。

せっかくスーツを購入するのであれば「正しい着こなしを知っていても損をしない」だろう、という事で1記事。

 

▪︎ビジネス(フォーマル)で用いられる「スーツ」と「ネクタイ」

1、ビジネスで使えるスーツは「濃紺」か「ダークグレー」のみ

正式な場で認められるスーツは「紺」か「ダークグレー」のみ。

日本で言うと「着物」がこれに当たる。

*男性の場合

こちらがビジネスにちょうどマッチする。

 

黒スーツは「礼装用」。

日本で言う所の「紋付袴」。

これは要するに「冠婚葬祭で使用する色」であり、ビジネスの場には不釣り合いなので使わないのがマナー。

 

逆に、それ以外のカラー(ブラウンやオリーブ、ライトグレーなど)は「ビジ「カジ」用」。

*ビジカジ=ビジネスカジュアル。

日本で例えると「浴衣」に当たるモノ」。

 

お茶や俳句の場に出る、もしくは藤井聡太さんで有名な将棋などの極めて日本的な場には「着物を着る」。

*名家のお茶会や将棋のタイトル戦などは礼装の袴を着るのが通例ではある。

お茶会に浴衣を着ていく人はいないし、それは非常に「失礼に当たる」。

ビジネスもこれと一緒。

ビジネスにカジュアルで望むという事は「とても失礼に当たる」。

逆に、礼装でキメキメでも、場にあっていないため失礼に当たる。

先方に失礼のないようなちょうどいい装い=ビジネススーツで出席する必要がある。

伝統的な職種だとライトグレーですら訝しがられかねないレベルなので、「濃紺orダークグレーのみ」と言った方が整理されて分かりやすくなると思う。

特に昨今は「紺は古臭く」「ダークグレーはおっさんぽい」という理由から、それ以外の色が選ばれがちである。

しかしながら、ビジネスにおいての正式な色は「その二つ」。

「カッコいいから」だけで選ぶと、「若者が遊びの来たと思われる」ので、ご注意下さい。

 

2、ネクタイは「紺」の「無地」で「シルク素材」

ビジネスで使えるネクタイは「無地の紺」が使いやすい。

ネクタイは…

f:id:CurryS:20240102082456j:image

ネクタイの選び方【最適なネクタイを選ぶ5つの視点】 | メンズファッションメディア OTOKOMAE / 男前研究所

*フォーマル度が高い方がビジネス用。

一般的に「シルバー」のタイが礼装用として使用される最もフォーマルなものとされており、そこから「無地」→「ドット」→「小紋柄」→「ストライプ」→「チェック」の順でカジュアルな印象へと変化する。

 

*男前研究所様より引用

 

という順にフォーマル度が高く、フォーマル度が高い=ビジネス向きとなる。

 

最もフォーマル度が高いのはシルバー。

しかしながら、シルバーのネクタイは完全礼装用でフォーマル度が高すぎる。

今だと「結婚式の新郎か親レベル」でしか使わない。

なので、ビジネスではその下の「無地のネクタイ」がビジネスとして用いられる。

しかしながら「白」と「黒」はよろしくない。

というのも「白=結婚式」「黒=御葬式」なので、基本的にその2色は使わない。

さらに、派手カラーは私服っぽい=カジュアル度が上がってしまうため、保守的な職種ではあまりいい印象にはならない。

結果的に「無地の紺ネクタイ」がベターとなる。

ちなみに紺ネクタイは「紺スーツともダークグレースーツとも相性が良い」。

組み合わせ的な意味でも、マナー的な意味でも、これを選んでおけば就職してからも使える。

 

3、スーツの素材は「ウール」が望ましい

正式な素材は「ウール」。

いわゆる「super100以上」の素材を指す。

superとは、国際羊毛繊維機構(IWTO)とウールマークカンパニーという会社が発表したラベリングシステム。

ウールの糸の細かさを示す指標であり、数字が上がるほど細い糸という事を示す。

スーツというのは糸が細いほど光沢が出て綺麗に見える=番手が上がるほど綺麗に見える。

要するに、高級スーツというのは「全てウール」。

UNIQLOでも、安いライン(6990円)の感動ジャケットシリーズは「化学繊維」。

コンフォート2Bジャケットは「化学繊維+綿」となっている。

…が、高級ラインのストレッチウールジャケット(17800円)は「ウール」。

実はこの中で「正式なスーツ」として認められるのは「ストレッチウールのみ」。

基本的に「スーツ=super=ウール」という図式なので、覚えておいて損はない。

 

▪︎他の細かいサイズやら

説明すると長くなる&アオキや青山やらの紳士服店で訊けばわかるため、画像だけ貼る。

1、シャツのサイズ感

f:id:CurryS:20240102135532j:image

 

2、ジャケット+パンツのサイズ感
f:id:CurryS:20240102135529j:image

 

3、基本の色合わせ
f:id:CurryS:20240102135526j:image

これらが基本となる。

詳しいサイズ選びはこのブログにもあるし、読むのが面倒なら上記の通り「アオキや青山などの紳士服店に行くと教えてもらえる」。

教えてもらえるというか「フィッティングしてくれる」。

何も知らなくても「行けばやってくれる」。

なので、紳士服を買うなら紳士服店に行くと良い。

*ネクタイやスーツの色に関しては「知らない人もいる(日本の常識しか知らない)」ため、覚えておいた方が良い。

 

▪︎成人式のよくあるQ&A

1、黒スーツが普通じゃない?

上にも書いたが、本来は黒スーツというのは「イブニング用」、つまり「仕事後の遊び用」。

なので、厳密には「職場に着ていく色じゃない」。

黒が多数派になっている新卒、第二新卒時は問題なく使える。

…が、ちゃんと就職した後で、取引先に黒スーツで行ったら「は?」と思われる事も少なからず存在する。

しかもそれがポリエステルだったりして安物感全開だった場合、「あの会社の教育どうなってんの?」とすら思われかねないため、書い直しは必須。

であれば、予め対応のスーツを選んでおく方がムダがないと言える。

 

2、カラースーツ(明るい色のスーツ)がカッコいいから欲しいんだけど…

こちらも「カジュアルダウン用」。

要するに、紺やダークグレースーツに「飽きたから着る」という使用がメイン。

つまり「社外の人と会う服装じゃない」。

なので「正式な場」には「着て行かない」のがマナー。

こちらも黒スーツと同様に「あいつの教育どうなってんだ?」と思われかねないため、結局買い直す事になる。

 

3、柄物ネクタイの方が差し色入ってカッコいい

スーツは2色コーデが基本なので、差し色が欲しくなる場合が多い。

しかしながら、「スカーフ以外の差し色」というのは「カジュアルダウン」に当たる。

カジュアル「ダウン」。

つまり「カジュアルに下げてくる」という意味。

「フォーマルで必要とされる着こなしではない」。

どうしてもオシャレ演出がしたいのであれば「スカーフで行う」。

スカーフの差し色であれば問題ない。

…が、一応は白のリネンスカーフが、最も基本だったりはする。

色が欲しい場合は、スーツとネクタイで差し色をすると正式な着こなしからズレるため非推奨。

 

▪︎袴なら全て解決

成人式を日本が誇る正式礼装「袴」で行くのは、とても素晴らしい選択肢。

*レンタルでも購入しても良い。

今現在「成人式くらいしか着る機会がない」ため、変な話だが「ここで着ないと一生着ないかもしれない」。

変な即席スーツで雑に成人式に出るよりも、ガッチリ決めて一生に一回の大舞台を完璧な服装でやり遂げてくるのがオススメ。

 

▪︎成人式は「親孝行要素が強い」

自分自身は「あ〜20歳になったな〜」くらいの感想しかない。

「酒が飲める」「クレカが作れる」など「色々解禁される」くらいで、あまり感慨深いモノもないだろう。

しかしながら「周りは違う」。

貴方が熱を出せば命の心配をし、怪我をすれば後遺症が残らないか心配をし、飯を作り、掃除をし、幾多の心労を経てここに辿り着いている。

その間「20年」である。

貴方は20年しか生きていないから想像もつかないだろう。

貴方の20年分、丸々苦楽を共にし、努力をした思い出の「一区切り」が成人式なのである。

こっからは「親の手を離れて独自で歩き出す」という節目の場でもあり、貴方を祝う場であると同時に「親のための式」でもある。

その辺りを意識して行ってもらえると幸いです。

 

▪︎まとめ

就職してからも使えるスーツは「紺」か「ダークグレー」。

素材は「super(ウール)」。

ネクタイは「紺」の「シルク素材」です。

今一般的になっている「黒スーツ」は、就活までは使えます。

しかしながら「就職したら使えない」です。

黒スーツやカラースーツは「浴衣」です。

着物の場に浴衣で行くようなもんです。

ですので、就職したら買い替え必須です。

 

いっそのこと成人式は「袴で行く」のは非常に良い選択肢です。

*スーツは就活前にちゃんとリサーチして買う。

そして成人式というのは、貴方を祝う場であると同時に「両親の一区切りの場」でもあります。

貴方が想像もつかない「20年という時間」の一区切りです。

*大体10歳くらいからの記憶しかハッキリしないため、いいとこ10年くらいしか想像がつかないはず。

これはそんな軽い時間ではなく、貴方の想像よりも遥かに重く大事な時間です。

 

成人式は「それの一区切りがつく場」です。

 

あまり軽く考えず、しっかり向き合って、いい時間にして頂ければと思います。

 

ご成人の皆様、誠におめでとう御座います。

 

良き未来へ向かって、良い経験と良い知識が得られるよう願っています。

 

UNIQLOのハイブリッドダウンコート購入後レビュー!「一家に一枚」レベルで使えるコートだった。

 

「2023〜24年モデル購入」。

結論から言うと「一家に一枚あると便利」なレベルで着回しが可能な使い勝手。

スーツからカジュアルまで「何でもござれ」という逸品。

若干、衝動的に買っちまったが、とても良い内容のコートだったのでレビューをば。

 

▪︎なんでもいける「万能コート」

「フォーマルのカッコ良さ」と「カジュアルの使いやすさ」を両立してる。

フォーマルな部分は「着丈」と「表面の素材感」。

カジュアルな部分は「チャック(ボタン)」と「シルエット」。

*それぞれ詳しくは後述

結果「スウェットパンツからスーツまで」ほぼ全ての場面で気兼ねなく合わせられる。

それの何が素晴らしいかというと「出番が多い」という事。

 

▪︎服装を選ばずに使えるので「出番が多い」

通常コートは、使える場面が限られる。

特にメンズの場合は「フォーマルかそれ準拠の服装のみしか着ない」と言ってもよく、コートを普段着で合わせるのはかなりハードルが高い。

*というか、合う服=合う組み合わせが少ない

しかしながら「ハイブリッドダウンコートは違う」。

どちらかというとモッズコートやN3Bのようなカジュアル要素を含んでいるため、堅苦しさがなく、なんでもいける。

さらに「コートならではのメリット」も享受出来る。

 

▪︎コートは一枚で格好がつく

さらにコートのメリットとして「一枚で格好がつく」という事が言える。

コートは丈が長いため、下半身の半分くらいは隠してしまう。

*なんなら膝から下しか見えない。

要するに「コートでぱっと見の印象が決まる」。

これは、つまり「一枚で格好がつく」という事でもある。

特にハイブリッドダウンコートは、ぱっと見「フォーマルっぽいカッコ良さ」があるため、「困ったらとりあえずこれ着とけば格好つく」という鷹揚な使い方が可能。

さらにさらに「暖かい」というメリットもある。

 

▪︎ちゃんと暖かい

「ロング丈」かつ「750フィルパワープレミアムダウン」なので、都市部で困るような保温性じゃない。

2020年モデルのハイブリッドダウンパーカーと比較して「明らかに暖かい」。

吸湿発熱綿の性能も上がってるし、ダウンのフィルパワーもアップしているため、別物レベル。

650フィルパワーの3Dシームレスダウン(21年モデル)も持っているが、それとほぼ同等の暖かさと言っていい。

見た目は20年モデルからそれほど変わらないので似たようなモノだろと思いがちだが、750フィルパワーモデル(22年以降)は明らかにワンランク上の性能になっている。

 

▪︎一家に一枚あって損しないコート

「一枚でぱっと見が何となく格好ついて」

「合わせる服も割となんでもいけて」

しかも「暖かい」という。

この「絶妙な使い勝手」を実現してくれる。

いわゆる「潰しが効く」というタイプの服。

言い換えると「とりあえず一枚あって損しない」のがハイブリッドダウンコートです。

 

という事で、伝えたい事の8割はここまでで終わりました。

何となく性能を知りたい方はここでそっ閉じして大丈夫です。

ここから下は、細かいディティールまで知りたいファッション好きに向けた文章になります。

 

▪︎余談。ファッションは「フォーマル度が高いほどカッコいい」が「使い勝手が悪い」

メンズにおいては「スーツとその周辺」が最もカッコ良い。

長い間ずっと残っているのは伊達じゃない。

*18世紀くらいからある

しかしながら、問題点が2つある。

「着回しが難しい」。

そして「寒い」という事。

着回しが効かなくなるというのは、極端に言うと「スーツじゃないと使えない=合わない」。

*日本で言うと「紳士服」の類いのみ

カシミアのチェスターコートにスウェットパンツを合わせるのは…アレンジとしては無くはないが、万人に受けるかっこいい服装として合わせるのはスーツの方が簡単で分かりやすい。

それの何が問題なのか?というと「着て行く機会が少ない」という事。

カシミアのチェスターコートを普段使いする人はかなり稀で、普通の人はたまにカッコつけるシーンで着て行くくらいしか活躍する場面がない。

少ない機会しか着ないのに、いい値段を出すのは、正直言って勿体無い。

そして「寒い」事。

基本的にフォーマルの商品は出自が出自なだけに「実用性皆無」。

*起源はフランスの貴族文化で、かつパーティ用衣装。そのため「部屋は適温」「移動は馬車」で「快適なのが前提な状況で着る洋服」となっている。

そのため、普通にフォーマルの品を買ったら、耐久性はねえわ、快適性はねえわ、傷付いたら全部買い直しだわと散々になる。

*一個傷が付いたら「全身丸ごと買い直せば良いや」っていう超VIPが着る服がフォーマル。

極端な言い方をすると「たまに着る」そして「我慢して着る」のが前提故の「かっこいい服」がフォーマル。

ハイブリッドダウンコートが絶妙なのは、その「フォーマルのかっこよさ」と「カジュアルの使いやすさと快適性」を兼ね備えているから、です。

 

ではその「絶妙なポイント」をご紹介する。

 

▪️絶妙に「長い丈」

フォーマルで着用するコートの要件は「ジャケットの裾が出ない」こと。

なので、平均身長170cm男性であれば「最低80cm以上」の丈が必要となる。

*ちなみに長い分には好みの問題なのでどちらでも良い。

そして、近年「短めのコートが主流」。

基本的に日本人のフォーマルファッションは「短めが好まれる傾向」にあり、トレンチコートやステンカラーコートでも膝より上の丈のモノが好まれる。

*一応解説しておくと、ユニクロルメールさんを筆頭に欧州系デザイナーが関わってるトレンチコートやステンカラーコートは「丈が長い」です。膝〜膝下くらい。それは「それが正規の着こなしであるため」です。丈が短いのは近年のトレンド〜日本で売れるという理由からであるため、ファッション好きは「正規品の長めの丈を好む」という傾向にあります。

そして、ハイブリッドダウンコートは「明らかに長い」。

*XLで97cmくらい。

いわゆる「コート感がある長さ」であり、つまり「正規品のコート丈」。

「しっかりコートを着てる」という、いい意味での存在感があり、凄くしっかりしたコートに感じられます。

 

▪︎生地感が「独特」

綿っぽい手触り+見た目。

ハイブリッドダウンパーカはテラテラの生地でポリエステルっぽいんだが、コートの方は落ち着いた生地感。

この生地感がとても絶妙。

どちらかというと「トレンチコートやステンカラーコートのような生地感」。

ここが最初に書いた「ぱっと見の豪華さが増した」ポイント。

「フォーマルっぽい生地のコート=高級感」と言ってもよく、着丈と合わせて非常に良い演出=フォーマルコート感のある見た目となっている。

 

▪︎チャック前のシルバーボタンが良い味出してる

ここがカジュアルな一つ目のポイント。

カジュアルっつーか「モードっぽい」。

艶消しボタンとかにも出来たはずだが、敢えてそうしない所にデザイナーさんのセンスを感じる。

黒消しで存在感を無くす事で、よりフォーマルっぽくなるが、逆に「無個性」にもなり得る。

このモード感ある銀ボタンを残す事で「私服用です(フォーマル一辺倒じゃないです)」という遊び要素にもなっていて、非常に使いやすくなっている。

そういうのが困る場所で使う場合(ビジカジで使うとか)は「前フラップで隠せる」のも、細かいながら素晴らしいポイントです。

 

▪︎前フリップのボタンが付いてるのが最高

着こなしの自由度が上がる。

上二つだけ閉めて、下を開けて着るのは、いわゆるロングコートタイプ着こなしでは必須アレンジの1つ。

こういうやつ

f:id:CurryS:20231229120602j:image

ダウンコート メンズ コーデ特集!野暮にみせない大人の着こなし&おすすめアイテム紹介 | メンズファッションメディア OTOKOMAE / 男前研究所様より抜粋。

ユニクロのシームレスダウンコートはダブルジップだったため、この着こなしに手間がかかる。

しかしながら、ハイブリッドダウンコートはとても簡単。

地味ながらも非常に重要なポイント。

 

▪︎シルエットは大きめ

カジュアル寄りの絶妙シルエット。

今っぽいというか、いかにもユニクロっぽいという感じの威圧感のない、よく言えば普遍的なシルエット、悪く言えば個性のないシルエットとなっている。

実はこれが「とても絶妙なバランス」の1つ。

一応ここは「好き嫌いが別れるポイント」でもあり、「人によって評価が変わる」所だったりもする。

というのも、フォーマル用途で見ると「デカくてだらしない」とも映る部分でもあるから。

要するに「スーツに合わせるにはシルエットがデカい」。

チェスターコートのようにシュッとしてるというよりは、ダウンジャケットのようにボテっとしているため、少しだらしなく感じられるポイントでもある。

ユニクロの公式レビューで「ワンサイズ下げたほうが〜」と書かれているのもそのため。

しかしながら、比較対象をモッズコートやN3Bにすると話がガラッと変わる。

この二つと比較した場合、フォーマル寄りな「綺麗なコート」となる。

モッズコートやN3Bを使った時のようなアクの強さや威圧感がなくなり、さらっと綺麗に使える。

なので、いわゆる「綺麗めカジュアル」に「完璧にフィットする」。

完全なフォーマルにはちと足りないが、カジュアルには綺麗すぎるという「絶妙なシルエットバランス」。

「中間の何でも使える便利服」として見ると、最高のシルエットだったりします。

 

▪︎デメリットは「少し重い」事

体感で言うと…

「ハイブリッドダウンパーカーの1.3倍」。

「シームレスダウンパーカーの1.5倍」。

くらい重い。

着てしまえば全身に分散されるし、インナーを薄くできるので「全身の総重量」で見ると、大差ないくらいではある。

しかしながら、単体で比較した場合「重い」。

ユニクロのダウンチャートでも「全体で2番目に重いアウター」である。

もはや「重い事は否定しようがない事実」。

ここが唯一のデメリットで、少しでも着るものを軽くしたい方や、一般的な女性などには少々オススメし辛いポイントだったりします。

とはいえ、普段ウールやメルトンのコートを着てる方からすれば「全然軽い」です。

*もしくはN3Bのような綿のロングアウター。

あくまでも「ユニクロのダウンシリーズでは2番目に重い」というだけであり、全てのコートと比較した場合は軽い部類に入ります。

重さが気になる人は、実店舗で体験してみて下さいませ。

 

▪︎まとめ

非常に使い勝手の良い一枚です。

フォーマルっぽい「長い丈」と「生地感」。

フォーマル一辺倒じゃない「シルエット」と「ボタンカラー」。

さらに色々な着こなしに対応した「ボタンの配置」。

これによって、単なるフォーマルコートだけじゃない使い勝手を提供してくれます。

とりあえず「一枚着てりゃ格好が付く」し「何処へでも着ていける」し「暖かい」という超万能コートです。

一家に一枚あって損しないレベル。

唯一のデメリットは「重い」事です。

とはいえ、ウールやメルトンのコートよりは全然軽いし、全アウター比較で見た場合は軽い部類に入ります。

気になる方は店舗で確認して頂けると幸いです。

 

個人的には「オススメの一枚」です。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

バイクに乗ると首や腰が痛いのは「受け入れるしかない」というお話し。

 

30分以上乗ると、首と腰が痛くなるので、色々と対策を探していた。

…が、完璧な結論が出た。

「ポジション的に痛みが不可避」。

 

▪︎「手を前に出して乗る姿勢」が痛みの根本的な原因

手を伸ばしてハンドルを掴んでる「バイクの基本姿勢」こそが、そもそもの痛みの原因。

PC作業などを長時間やる方はよく分かると思うが、キーボードを手前に置いて、肘を90°くらいの感じで作業する方が疲れない。

逆に、キーボードを前の方に出して、腕を伸ばした姿勢で作業していると「肩凝りがハンパじゃない」。

*肘掛けがあるとさらに改善されるが、バイクには肘掛けがないので割愛する。

バイクは車種を問わずハンドルがかなり前にあるので、「肩が凝る姿勢が基本」という。

基本構造からして「長時間乗ると痛みが出る姿勢だった」。

 

▪︎軽減方法は「ない」

肘置きは操作に問題が出るし、ハンドルを手前に持ってくる事もできない。

さらにシートを前に出すことも不可能なため、こちらでできる対策は「ほとんどない」。

 

▪︎サスペンションや重量は「オマケ」

一般的に乗り心地に関わるのは、サスペンションと重量。

一般的には重量がある大型バイクほど乗り心地が良い。

そして、車両価格が高いバイクほどサスペンションの性能が高いため乗り心地が良い。

しかしながら、根本的なポジションによる痛みはどのバイクも変わらない。

良いバイクは、乗り心地は確かに良い。

…が、根本的な問題は解決されないという。

 

▪︎バイクに乗る時は「痛みが出るのとワンセット」で

痛みが出るのは「構造上不可避」。

こちらでできる対策としては…

1、「痛みが出ないくらいの時間を乗る」

2、「休憩しながら痛みを先延ばしする」

3、「痛みを覚悟して長時間乗る」

のどれかになる。

バイクは「そういうもの」と思った方が良さげ。

 

▪︎改めてクルマが秀逸すぎてビビる

ポジション調整機構が尋常じゃない。

シートは前後と上下に動き、ハンドルも前後と上下に動き、さらに肘掛けすらある。

特定のマツダ車なんかは日本人女性を考えられてないサイズになってたりする(ダッシュボードが高すぎて前が見えない。竹岡圭さん(162cm)がどこかの記事で仰っていた)が、それ以外の車種では体格に合った調整が可能になっている。

*外車は最低基準が170cm(女性の平均身長も高いため)らしいので、ご注意下さい。

さらにクルマは「定期交換パーツのサイクルが長い」。

5年、30000kmくらいまでは「オイル交換だけしてれば」性能をフルに発揮して走れる。

バイクは10000kmでタイヤ交換、20000kmで駆動系交換が必須で、こだわるならサスペンションも2年に一回オイル交換(フロントサス)や、オーバーホール(リアサス)が必要になる。

そもそもが風を受けず、気温の影響も受けにくく、音楽やラジオやテレビやYouTube(HDMI接続+携帯のギガ数に余裕があれば)が楽しめる上に、このポジション差と維持の楽さである。

駐車場の問題さえ解決できるのであれば、クルマの性能って凄いんだなあと改めて感じる。

 

▪︎まとめ

バイクに乗ると首と腰が痛いのは「ポジションの問題」。

そしてこれは解決不可能。

バイクはポジション調整ができない。

なので、痛みが出ない距離や時間だけ乗るか、痛みを受け入れて乗るかしかない。

乗り心地が良い=首と腰が解決「ではない」。

根本的にポジションが悪いから痛みが出るのであり、乗り心地が良くなっても痛みが出るまでの距離が少し伸びるくらいのもんだったりする。

そう考えるとクルマはほんと凄い。

調整機構が幅広く、その人に合ったポジションに調整可能。

やっぱりクルマはよく考えられているんだなあと改めて知ったという。

 

結論。

バイクは「痛みを受け入れて乗りましょう」。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。