お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

アパレルでリーンスタートアップの手法を取ってるメーカーは何故ないのか?

 

端的に言うと「ZARA」がそう。

これが今のところ完璧な解答で、これ以外は有り得ない。

 

理由をば。

 

◾︎不確定を受け入れる

アパレルは「何が売れるか分からない」。

この前提を受け入れられないらしい。

 

リーンスタートアップは「この前提に基づいて」作られている。

とりあえず「お客様に出す」。

リアクションを見る。

んで、いけそうなやつだけブラッシュアップする。

 

⚫︎ZARA方式

とりあえず「バーっと作る」。

去年売れたもの、今年売れそうなものを片っ端から作る。

んで「売れるやつを追加生産する」。

それを「出来るだけ多く行う」。

どシンプルだが、これ以上高効率な方法は存在しない。

 

◾︎トップレベルのアパレル

生地生産に「2年かかる」。

*ラグジュアリーブランド。LVMHの系列企業とか。

これは「思想が違う」。

お客様の欲しいモノを提案するのもそうなんだが、それより上の「新しいスタイルを掲示する」という部分での開発だから。

アップルみたいなイメージ。

 

問題はその下。

中堅以下のメーカー。

 

⚫︎猿真似な上に値段が高い

ZARAユニクロが「トップラグジュアリーブランドのデザイナーを起用してる」という所で、死ぬしかない。

オリジナルを掲示できないブランドは滅びる。

なんせ、素材さえ妥協すれば「トップブランドのデザインが手に入る」。

ルメールさんとかアンダーソンとか、マジでディティールが素晴らしい。

端的に言うと「ジャケットが立つ」。

要は「立体的に作られてる」という意味。

人間が身体を通した時にベストな状態になるように作られてる。

その他、シャツのボタンや、襟(大きさや形)や、裾のディティール(切り方や長さ)だったり、パンツの立体感の見え方だったり、もう全然違う。

こういう「細かい差が積み重なって」トータルで着た時の差になる。

本気で言うけど、中途半端なブランド買うなら「ユニクロZARAで買え」。

責任は俺が取るから。

気に入らなかったら、ここのコメント欄で俺に好きなだけ暴言を吐いてくれ。

デザイナーの名前が付いてるやつな。

アメリカ産じゃダメ(セオリーとか)だぞ。

欧州のデザイナーのやつ。

そのくらいのレベルだから、百貨店の「独自メーカーの売り上げを」見事に食い散らかした。

 

◾︎世界トップブランドは元気

販路が世界だから。

「日本の」アパレル産業が死んだだけ。

国内にしか影響力がない百貨店とか、ユニクロに食い散らかされた半端なメーカー。

百貨店は、いうなれば「代理店」だから。

自社メーカーじゃないし、独自の素材開発もしてないし、販路の拡大もしてない。

もうストレートに言うと「自分達で何もやってない」。

*原初のデザイナーはメーカーが持ってる。バーバリーブラックレーベルみたいな「パクったやつ」はあったけど、独自で何かやろうって気概はなかった。

ある種当たり前。

 

◾︎3種類の解決策

1、ユーザーに寄り添う

ZARA方式。

理論より実験。

事件は現場で起きている。

即出し即決。

 

2、お客様に「新しく提案」する

比類なき「ゼロイチに挑む」。

今はない「それ」をゼロから開発し、ユーザーに問う。

トップラグジュアリーブランドの素材開発とか、ユニクロヒートテック(エアリズムも)とか、任天堂の「LABO」みたいなやつ。

*余談

LABOは衝撃過ぎた。あの発想。子供の頃に誰しもが思ったであろう「これが現実にあったら」という野望。それをまさかの完璧な形にして現実に落とし込んだ。実現する発想力、技術力に驚愕した。

 

3、販路の拡大

世界に打って出る。

アジア圏での「日本ブランド」ってのは非常によろしいらしいので、勝算ありまくり。

藤原ヒロシとかが中国でカリスマ扱いだから、機は熟してる。

アローズとビームス辺りは行けばいいのに。

ZOZOはあんま好きじゃないから、行って欲しくない。

成功しそうだし。

 

以上!

 

◾︎まとめ

沈みゆく日本アパレル。

そりゃそうだ。

独自でやってるメーカーが少なすぎ。

イタリアの真似してりゃイタリアには勝てない訳で。

でも、日本のZARAは出るかもしれない。

ユニクロはベーシックがウリだから。

トレンドを追っての最速生産企業は出てきてもおかしくない。

まあ「ユーザーに寄り添ってるメーカー」か、「独自の価値を追求してるメーカー」が残るよ。

これは他の業種でも同じだけどね。

 

という事で、賢いアパレルメーカーを選びましょう♪

 

感情は非合理的なモノ

どう作るか?
合理的なものからの逸脱。それが一番美しいんだろうなあっていう価値観は、菅田(将暉)くんやDAOKOちゃんや(池田)エライザから教えてもらったような気がします。だから絶対に『BOOTLEG』を作り終わったからこそ“Lemon”に来れたんだろうなと思いますし、みんなに教えてもらった感覚はありますね


これは「CUT3月号」での「米津玄師×菅田将暉」のインタビューでの一幕。

最近マジでこれを感じてる。

◾︎合理性の限界

狙った場所へ向かって理論を組み立てる。

そして狙った通りの結果を出す。

確かにそれは「正しい」。

しかしながら、唯一の欠点がある。
「感情が掻き立てられない」。
…っつーのも最近、山歩きしてきたんだけど「行きたい場所の選択」ってのが、めちゃくちゃ非合理なのね。
一応ベストな道は決まってるんだけど、あっち行きたい、こっち行きたいって「凄く思う」。
合理的な選択をすれば、ベストな道が選べて失敗もせずにそこに辿り着ける。
だがしかし。
「感情は別の所へ行きたい」。
その場、その時に感じたモノに従って、気持ちいい方向へ行きたい。
たとえその結果が失敗だったとしても。

◾︎自分の選択
これを決めるのは「自分しかいない」。
他人の決めた「合理性」では、「気持ちいい事にたどり着けない」。
非合理な感覚、感情、空気…その場でその瞬間に感じる選択こそが「リアル」であり、その瞬間こそが「生きてると感じる」。
ああ、気持ちいい選択をしている…と。

◾︎自分で決めよう
全ての事を。
無精ながら筆者は精神病になったりなんだりした。
んで、それを治すために「合理的なもの」を徹底して追い求めた。
食事、運動、生活習慣、健康…おかげで「治った」。
だが、ここには「心が動くモノが無かった」。
本を読み、ひたすら実践し、独力で力をつける。
経過を自分で観察し、PDCAを回し、毎週良くなったり悪くなったりしながら進んでいく。
確かな進歩はあるが、しかし。
「感情が動かない」。
役に立つからやるだけであり、気持ちいいからではない。
その繰り返しだった。

 

なんせ、ここ数年で最も強く記憶に残っているのは「子供と一緒にバスケをした事」。

記憶に残る素晴らしいモノは合理性なんざ欠片もなく、無駄な時間とさえ言える中にあった。

とてもいい経験になった。

◾︎感情を起点にしよう
やりたい事をやろう。
本当にそう思う。
あなたが考える「合理性の先」は「結果しかない」ぞ。
楽しい!ワクワクする!感動する!ずっとこんなのが欲しかった!というものを体験するには「感情を起点とする必要がある」。
非合理でも、感情を追いかけよう。

 

◾︎芸術家とは?

「その感覚を形にできる人」。

音楽で言えば「米津玄師」であり「BUMP OF CHICKEN」である。

音も凄いけど、歌詞ヤベえから。

日常のすぐそこにある「感情」を切り取り、見事な表現でそこに具現化している。

歌ってみりゃ分かる。

「情景が思い浮かぶ」んだ。

いい曲は。

「灰色と青」とか、まあ凄えから。

友達を思い出したよ。

 

ファッションデザイナーも同じ。

「なんか良い」を形にする。

それは、実体験したものだけじゃなく、本を読んで得た感動だったり、小説や映画を見た感動であっても良い。

「イメージボード」というモノがある。

宮崎駿氏も使っているこれ。

要は作品の「漫然としたイメージ」をドンドン集めていく作業。

こういう人が出てきて、こういうキャラがいて、こういう世界観で〜という感じ。

 

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アイデアや理想を形にするイメージボードの作り方 - | インスピ

 

こういう「自分の中のイメージ」を集めていって、気持ちいい表現に具現化する。

それには「自分が感動する事が必須」。

感動する感覚が分かんなきゃ、表現のしようがないからね。

故に「感性が鋭い」と言われる。

そして、感動を表現するために「合理性がいる」。

その表現をどう作るか?のために「表現する手法を知る必要がある」。

そのための合理性。

感情>手法

だ。

 

さて、あなたも自分の「気持ちいい」を集めてみよう♪

 
◾︎まとめ
非合理で行こう。
感情に素直になろう。
もちろん、適度な合理性はあった方がいい。

人を蝕む「砂糖」「加工食品」「運動不足」辺りと、「各種依存症の理由」辺りの理解は。

その先。

「本当に見たいもの」や「本当にしたい事」は、合理性を越えて行う。

「子供が欲しい」とか「こいつと結婚したい」って、理屈じゃないんだよね。

学者は「子孫を残すためだ」って言うけど、それで感情が最大に満たされるなら、それは合理的。

「その時の決断を自分でしていれば」後悔しない。

やりたい事をしよう。

感情が動く方に行動しよう。

 

では、楽しんでいきましょう♪

 

ファッションの行き着く先は「レンタルサービス」かも。

 

ファストファッションと季節の変換性からそう思う。

ちょっと理由をまとめ。

 

◾︎ラグジュアリーファッションとファストファッション

今は境目が無くなってる。

昔の場合。

簡単に言うと「生地からスタイルを提供する」のが、ラグジュアリーファッション。

その時の流行を追いかけるのが「ファストファッション

の構図だった。

 

⚫︎ユニクロ東レと組んで素材を自社開発してる

ヒートテック」「ブロックテック」などがそれ。

ぶっ飛んだ高性能ではないけど、確かな利便性とコスパを実現。

そうするとラグジュアリーファッションと同じ土俵に乗ってるのね。

 

◾︎ZARAがぶっ壊した「伝統」

顧客に届くまでに「9ヶ月かかる」という部分。

生地製造→デザイン→プレコレ→見込み製造→店頭の順番。

ZARAは少量を即時ぶっ込んで、売れる商品を割り出す。

んで、そこに追加生産を掛けて、売り上げを作っていく。

それを支えるのが「迅速に服を製造出来る」事。

故に「ファスト」と言われる。

 

◾︎ファストの行き着く先

これが「レンタル」。

今、実際にトレンドを追い始めて分かったんだけど、サイクルがめちゃくちゃ早い。

早ければ翌年、遅くとも3年でゴミになる。

*トレンド商品(今だと緩めのコーデ)がそれに当たる。

2年くらい着まくって入れ替えていくのがベスト。

そこで、だ。

 

◾︎レンタルを活用する

どうせダメになるなら、最初っから「持たなければいい」。

ZARAのシステムで、それを「レンタル出来るなら」服を買う必要がない。

毎年どころか「季節毎に」コーデを見直せる。

今年の春物は〜とか、今年の夏物は〜とか、毎回楽しめる。

季節コレクションの改定(三ヶ月毎に行われる)と同時に、改めればいい。

…つか、毎月何かのショーをやってるんで、面白いやつを発掘してくればいい。

 

◾︎採算

良くあるレンタルサービスが、月額6000円。

ファストファッションのレンタルサービスをやるとして、心理的に3000円まで落とすとしよう。

「全身をトータルで」だから、コートまで含めると約2万。

シーズン(三カ月)で、7人のお客様に使ってもらえたら元が取れる計算になる。

…無理だな。

6000円で4人。

一人一ヵ月借りたとすると「ギリ黒字」。

どうやって利益維持してんだろ?

 

◾︎自社開発&レンタルが出来れば完璧

なんせ「人気があるやつだけ追加生産すればいい」。

しかもZARAみたいに大量生産じゃくて、受注発注分だけでいい。

在庫はほとんど持たなくていいから「理論上は」うまくいくはず。

 

◾︎トレンドを見切る力と調整能力

至極当たり前ながら、借りられなかったら「赤字」。

…まあこれはトップから下々まで全部一緒なんだけど。

これは「何処にいても問われる」。

 

◾︎裏側から見ても有利

プレコレクションという「業者向け」の発表会がある。

そこで小売り(販売店)が、どれだけ買う(在庫を仕入れる)かを決める。

それを「全世界に放送したらどうか?」。

つまり、販売店を介さずに、直でお客様と繋がる。

そうするとお客様の反応から、今期のコレクションの売れ行きを予想する事が出来る。

*少なくとも、服好きな層には。

んで、これを「販売しなくても」いい。

トップオブトップのコレクションは「特別感演出」のために「買う人のみ」の方がいいけど、普通の人には「レンタルで充分」。

むしろ服がありすぎて困るという人が多い。

この分野は、面白そうな予感がする。

 

◾︎まとめ

ファストを極めていくと「服を買わなくてもいい」という所に落ち着くかも?というお話でした。

ファストファッションより安くコーデを選べて、さらに持たなくていいとなれば、面白い事になる。

 

そんな妄想記事でした♪

 

複雑性をどう解釈し、表現するか?

 

「カッコいい洋服のお話」です。

 

芸術でもなんでもそうだが、「複雑なもの」を人間は好むようになっている。

では「カッコいいとは何か?」

これを構成する複雑性をご紹介。

 

◾︎複雑性の基礎

1、サイズ感

身体に合っているかどうか?

もちろん基礎は「スーツ」。

バッチリ採寸で作られる。

ちなみに、マッチョなら「真っ裸が一番カッコいい」。

しかしながら、人間「マッチョじゃない人の方が多い」。

んで、どう「マッチョみたいに綺麗に見せるか?」ってんで出来たのが「服」。

服飾のモデルが「ずんぐりふくよかな超絶美人」とか「超絶マッチョのスーパーイケメン」ってないだろ?

*ショーのランウェイモデルの方。広告モデルは別。

「人間が綺麗に見える服装」

ってのが基礎。

それを満たすために「サイズ感」ってのがいる。

 

2、色

「全身3色まで」

「モノトーン+1色」

「色の割合は6:3:1」

と言われる基礎がある。

*6:3:1の法則=6割(ベースカラー):3割(アソートカラー):1割(アクセントカラー)の面積比で組み合わせる法則。
75%:25%:5%が良いと言われることもある。

インテリア,グラフィック,ファッション,ウェブデザインなど様々な場面で応用できる基本となる法則。

要は「スーツ」

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ベースカラーのグレーが6、ブラックが3、アクセントが0だとこうなる。

 

ロングコートでも似た形に出来る。

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ロングコートが6、パンツが2、インナーが1の、小物が1。

 

さあ複雑性が増してきたな。

 

3、素材

ここでダメ押し。

スーツ系のサイズ感と色合いで素材を変えたらどうなるか?

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こうなる。

柔らか。

基本的なスーツにはあまりない素材。

しかしながら「身体に合ったサイズ感」で作られて(着こなして)いる。

そして「色使い」。

ベースは紺、インナーのグレーに、アクセントのネッカチーフ&白いポケットチーフ。

狙ったポイントで作り上げられている事がお分かりになるだろう。

 

◾︎複雑性をシンプルに見せかけて表現出来る人

葛飾北斎や米津玄師タイプ。

俗に言う「よく見ると凄い」ってやつ。

なんせ葛飾北斎はコンパスで書いて(構図取りして)る。

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http://nest-design.net/2012/02/25/hokusai-2/

 

米津玄師の凄さは「音の作り込み」と「表現解釈」。

楽器やってる人間からすると、リズムが気持ち悪い(合わない)部分が結構ある。

…んだが、トータルで見ると(楽曲で聴くと)それが正解であり、気持ち良く聴こえる。

あと、裏の音の作り込み方がヤベえ。

バンドは「楽器」っていう縛りがある。

ギター、ベース、ドラム、キーボードなどなど。

米津の楽曲は「縛りがない」。

米津の感性で「合うと思うもの」が当てはめられている。

それが気持ち良く聴こえる。

まさに現代の申し子。

 

非常に複雑なモノを「良いもの」にパッケージングして世の中に出す。

まさに「その人のオリジナル」。

 

⚫︎服飾は?

例えば「ラルディーニ」というメーカーがそう。

単なるチェックジャケットが…

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https://renata-fashion.com/brandlist/

こういうデザインになる。

 

同じようなタイプで「アルマーニ」がある。

なぜかカッコいい。

それはアルマーニ氏の経験や好きなものから紡ぎ出される「それ」が、複雑性を帯びていながらも素敵なものだから。

 

◾︎なぜ人気なのか?

答えは簡単。

「その人にしか成し得ない複雑性があるから」。

独特の感性は「独自の解釈」から生まれる。

これは深く思考しないと分からない。

自分が好きなモノは何が素敵なのか?

どういう時に素晴らしいと感じるのか?

より気持ち良いモノはなにか?

今の時代、今の自分の感覚に合ったモノは何か?

自分のルーツは?

などなど。

その中で「独自のモノ」が生まれる。

 

例えば、米津玄師氏の楽曲で「灰色と青」という曲がある。

菅田将暉と一緒に歌っていることで有名になった曲。

このエピソードを紹介しよう。

まず僕は「キッズ・リターン」っていう映画がすごく好きで、ああいうものが作りたかったんです。高校生が自転車に2人乗りしてる場面から始まって、2人はかたやボクサー、かたやヤクザという別々の道に進む。そしてお互いダメになって、また元に戻って……という、その構図がすごく美しい映画で。「この映画のような音楽をいつか作れないかな」っていう思いがずっと頭の中にあったんです。

これが菅田将暉にバッチリハマって、公式ラブレターを書いたと。

*後述。

それプラス、CUTのインタビューで言っていたが…

「青」に色々な解釈があって。

例えば朝の空の「青」があるじゃないですか?

徹夜の飲み明けの気怠いテンションで見る「青」と、これから出かける…一日が始まる時に見る「青」がある。

こういう色々なモノが交差する「青」を、その瞬間を作りたいという思いがあった。

という感じの事を言っていた。

*かなりの意訳。もっと深い事を言ってた。

 

こういう「その瞬間の自分の感覚」と「それをどう表現するか?」という部分が「その人にしか出来ないから」芸術という。

 

◾︎芸術家は本来「人と関わっていく」

「灰色と青」が生まれたのは「菅田将暉がいたから」。

山本耀司も「女に成長させてもらった」と言っている。

*フランスで評価が高い日本人デザイナー。落合陽一が着ている服として知られる。独特な表現と情事を好むフランス人なので、かなり意訳要素があり。

 

一人で色々見て構成していくのは楽しいんだが、やはり「人がいてこそ」刺激を受ける。

オシャレになりたい理由は様々だが、メインは「コミュニケーション」。

モテたい、仲間内で流行ってる、その中でカッコいい事したい、などなどをしてる内にハマっていく。

「あいつカッコいい!ヤベえ!」ってのがあって、そこで始めて「なぜカッコいいのか?」に思い至る。

それを諦めずに解釈して表現していくやつがカッコ良くなっていく。

まだコラボの経験はないが、例えば「この人に似合うものは絶対これ!」っていう、米津玄師における菅田将暉みたいな人が出てきたら、それは素晴らしいモノが生まれるだろう。

 

そういう関係性は「他人と関わる事でしか味わえない」。

米津氏曰く「この瞬間のために生まれてきたと思える時がある」。

菅田将暉宛のラブレターの一節なんだが、こういう「誰かと想いが通じる瞬間」は、まさに「人がいてこそ」。

それは異性とかもしれないし、同性の友人と騒いでるときかもしれないし、今回みたいに遠い誰かかもしれない。

発信して、受けて、感じて、打ち返して、また反応をもらって…そんな尊いやりとりがある。

表現者は「表に出てこそ真価を発揮する」。

 

◾︎まとめ

複雑性を「誰が見ても分かる形」に解釈し直す事。

それが「その人にしか出来ないモノ」であるほどに価値が高まる。

工業系だと、ジョブズiPhoneもこれ。

 

最近、明らかに芸術系の人に「お前も芸術系だよ」って言われるまで、自分が芸術系だという自覚がなかった筆者がまとめました。

 

自分独自のモノを作り上げていきましょう。

楽しい事を独自の解釈で突き詰めていって、皆んなと絡んでいきましょう♪

 

あえて言おう。センスがないやつはカスであると。

 

この言い回しに反応したお前は、むしろセンスがあるw

 

結論から言おう。

俺個人としては「それすら個性」だと思ってる。

別にダサくても、興味がなくても良い。

そう。「タイトルは釣りだ」。

 

気に入らないのは、「流されるやつ」と「それをバカにするやつ」。

つまり、服を売りつけてくる男と、お洒落を強要してくる女。

 

本当に服は「楽しいモノ」なんだよ。

やらされてやる必要はない。

 

◾︎あなたが「お洒落になりたいのであれば」いくらでも手助け出来ます

本来は「こう」なんだ。

 

⚫︎お洒落の「手法」

お洒落に見せる「基礎的な手法」ってのは、ヨーロッパでは確立されてる。

www.buzzfeed.com

こういう「スーツ選びの25項目」ってのがあって、サイズ選びから、ネクタイの色、シャツの色、合う靴の色などが決まっている。

インフォーマルな服でも同じ。

フォーマルの基礎があった上での「インフォーマル」だからこそ、ドレスっぽいカジュアル服となる。

 

アメリカは日本と同じで「下(若い年代のストリートカジュアル)から発展してきた」から、基礎的な文脈がない。

カジュアルは「機能性が全て」で、デザイン性は「派手で突飛なモノがウケる」。

日本はアメリカの文脈で服を見ているから、30代以降の「大人ファッション」が存在しない。

アメリカの老舗はラルフローレンやトミーヒルフィガーであり、歴史が浅い。

 

ヨーロッパは貴族文化からの発展があり歴史あるメーカー(エルメス、ルイヴィトン、シャネルなど)が、連綿と続いている。

無論、年配者向けの洒落たラインも存在する。

ヨーロッパのファッションは「成熟したモノ」であり、確かな文脈のもと語られている。

 

◾︎だから「お洒落になるのは簡単」

ヨーロッパ式の着こなしをすればいい。

そもそもが「洋」服なんだ。

発祥の地から学ぶのが手っ取り早くお洒落になれるのは当然と言えるだろう。

そんな情報を発信中。

 

◾︎困ったら質問をくれ

俺が手を貸すから。

アメリカ式カジュアルは、ある程度で限界がくる。

それは上でも言った通り、「作業着(ジーンズ)からスタートしている文化」であり、ヒッピーやロック、ヒップホップを土台とした「若者ストリートファッション」だから。

早けりゃ20代後半からついていけなくなるし、ついていく必要もない。

確かな定義の元、洗練されたファッションを作るのが「大人」。

 

そして、それを「楽しいモノにする」のが、ファッション好きの使命。

つまんない事はしなくていいです。

そういうのは、俺らみたいなファッション好きに投げて下さい。

気に入ったものをお返しできると思います。

 

困ったらご連絡下さいませ♪

 

 

服の販売員は顧客に価値を届けるために行う…が、それが100%正しいとは限らない。

 

「その価値基準にブレがある」

 

ざっと仕組みだけご紹介。

 

◾︎認知の偏り

さて、ここで問題。
あなたは「ユニクロをどういうイメージで見ているだろうか?」。

これがそのまま反映される。

例えば、ユニクロの「エジプト綿シャツ」というカジュアル用途のシャツがある。

これは、毛足の長い糸(見た目が綺麗になる)を使っているシャツ。

ユニクロだと、他者製の半額で買えるという一品。

 ユニクロに偏見がなければ勧めるが、偏見があれば勧めないという事になる。

 

◾︎その人の感覚

ユニクロはダサいか否か?」

これが人によって異なる。

ここが「スレ違いを生む」。

 

例えば、筆者は「最新鋭」というスタンス。

今年のイネスのトレンチコート&ステンカラーコート見た?

あの素材と絶妙なサイジング。

昨今の「緩め」の流れを見事に汲み取りつつも、全体のシルエットバランスは崩さない絶妙な仕上がり。

ルメールさんも相変わらずの安定だし。

だから「俺は人に勧める」。

 

◾︎何を価値としているか?

ザラは「皆んながファッションを楽しめるように」。

ユニクロは「より良い物を、より安く」。

LVMHなどは「最高級品を、妥協のないカタチで」。

*LVMH=エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシールイ・ヴィトン

近年のラグジュアリーブランドM&Aの先陣を切ったメーカー。傘下にディオールやフェンディ、ジバンシーなどがある。

 

さて、どれが好きだろうか?

 

LVMHの思想のモノ(最高級品)が欲しいのに、ユニクロを勧められても、あなたの価値にはならない。

逆に、ザラやユニクロで、より良いものがより安く手に入るのに「こちらの方が芸術性があります」と売り込まれても、あなたの価値にはならない。

 

「あなたが」どういうモノを望んでいるのか?

 

どれが良いという事はなく「あなたが必要な情報を出してくれる人」が、「良い販売員」。

…販売員ってか、俺みたいなやつも含めて。

この服良くね!?ってメディアやブログを書いてるやつと「あなたの価値感が合っているかどうか?」。

 

故に「あ、これ自分の価値観と合わないな」と思ったら、別の所を見て見る事をオススメします。

リアル店舗でも、メディア(雑誌やサイト)でも、ブログでも。

 

逆に「ここ良い♪」と思ったら、しばらく眺めて見ると良いです♪

「自分の中の基準」を大切にしましょう♪

 

◾︎まとめ

服に詳しいからと言って「あなたのためになるとは限らない」。

最初だから安いのでいいや〜とか、ちょっと値が張ってもデザイン性良いのが欲しいとか、用途にあった人を選ぼう。

紹介する人も悪気があってやってるわけじゃなく、本当にそれが良いと思ってるから勧める。

…だが、再三いうが「あなたの価値になるとは限らない」。

 

一説によると「人はコスパを一瞬で見分ける」と言う。

例えば、筆者が「どれくらいの知識を持っていて、どれくらいの手間をかけてこの記事を書いているのか?」や、「どれくらい読者の事を思って書いているのか?」は、「皆様の感覚で分かる」らしい。

 

という事で、「なんか気に入ったところ」があったなら、その感覚は正しいかと♪

 

知識として持っておくと「損はしない」かと思います。

 

皆様が、良い服と出会えますように♪

 

 

マッチョのためのメンズファッション!筋肉がついてサイズが合わなくなったら?

*2021/01/25追記

*2023/03/14追記

 

筋トレして筋肉がついて、着る服のサイズが変わった。

いい方法はある?という事のお答えをば。

 

以下、フービーさんからのご質問!

ありがとうございます!

筋トレをある程度続けてきたところ、Mサイズだとパツパツ、Lサイズだとジャストちょいゆるめくらいにはなるが着丈が長すぎる、といった状態になることが多くなりました。


細マッチョからマッチョ向けのブランド?なり着こなし?のコツがございましたらご教示頂ければ嬉しいです。


コンサバ系でしたりジャケパンスタイルなら、最終手段としてオーダーもありかなとは考えておりますが、全部それで賄うには予算が足りず…笑
(素材にもこだわれるのは魅力的ですが)


長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

というご質問を頂きました!


まず、筋トレで身体のサイズが変わるほどの成長、おめでとうございます!

 

だがしかし、服に困る!と。

お手伝いさせて頂きます♪

 

◾︎パツパツでOK!

結論から入る!

「マッチョはパツパツでOK!」

 

理由をご説明。

 

マッチョのTシャツサイズ感。

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肩、袖口はパツパツ。

 

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これも

 

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これもですね。

これを見て「おかしい」と思うでしょうか?

むしろ「カッコいい」ですよね?

 

⚫︎実は細マッチョ体型の人もパツパツで着た方がカッコ良い

我らが中田英寿氏。

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細マッチョで有名です。

これも、袖がジャストです。

 

あまりマッチョ感のないこの方も

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ゆとりがちょっとしかありません。

 

こちらも

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ほとんどパツパツ。

 

つまり「ジャストサイズ」の概念が「本当の意味でジャストサイズになった」という事です。

 

マッチョになって「めちゃくちゃスタイルが良くなって」ます。

ですので「少々キツいくらいのサイズ感」がジャストサイズです。

フービーさんのサイズ感で言えば「M」でよろしいかと思います♪

*注

もし万が一、Mが入らない場合はワンサイズあげて下さい。

無理にパツパツを勧めているわけではなく「適度なパツパツ具合でしたらカッコいいですよ」という意味で書いております。

基本は画像を基準に、サイズ選びをしてくださいませ。

 

◾︎長袖はどうなの?

この方の画像がいっぱいあったので、この体型を基準にお話を。

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基本は「一緒」です。

肩幅、身幅、袖丈、着丈を合わせる。

 

コンサバだと

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コートを着ると

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こうなります。

 

ビジネススタイルのシャツは「首回りのボタンが閉まるかどうか?」も入ってきます。

*マナーとして、締まらないシャツを着るのはオススメできないためです。

そのため「少々大きめになる可能性もあります」。

*Tシャツと同じく、画像のジャストサイズ感を参考にしてみて下さい。

マッチョで有名な「ヒュージャックマン氏」の私服を見ると、緩めに着ている画像も多く出てきます。

フービーさんの「見た目の好み」や「着心地」「ピッタリor緩めが好き」などを優先して、最適なモノを選んで下さい。

 

ネクタイがいらない私服コーデであれば、シャツは閉まらなくてもいいので…

 

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でOKです。

パツパツです。

しかしながら、カッコいいし、違和感もないですよね?

これぞ細マッチョ〜マッチョにしか出来ないスタイルです♪

 

◾︎ジャケットも同じ

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再登場の中田英寿氏。

肩幅ジャスト、身幅もボタンを閉めでくびれができる、着丈はお尻半分です。

 

ヒューの兄貴 

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も、こんな感じ。

適切なサイズ選びの方法は同じです。

 

■諸注意。以上は「見た目用のサイズ感」なので、着心地優先なら緩めでもアリ

隙間は少なく、寸分の狂いもないレベルで着るとカッコいい。

しかしながら「着てて苦しい場合も多い」です。

楽に着たいのであれば、ジャストサイズからワンサイズ上げて下さい。

見た目は多少損ないますが、実用性は格段に上がります。

カッコつけたい時は「ジャスト」。

楽をしたい時は「ワンサイズアップ」。

使い分けていきましょう。

 

▪服は小さく着る方が「見た目が良くなる」

着やすいサイズよりワンサイズダウンした方がカッコよく見える。

通常の人のファッションでもそうだが、マッチョはそれが強く出る。

なぜなら「マッチョは筋肉によって分厚い肉体を持つ」。

それ故に「太って見えやすい」。

通常は分厚い=脂肪を連想する。

分厚さが筋肉とは思わないし、そんな筋肉を普通の生活で見る事はほぼないため、自動的に「太い人」と認識されやすい。

その分、身体のラインが出るくらいのサイズの服をぴっちり着れば、筋肉が魅力として変換される。

同じ理由から、マッチョの方が「通常のサイズ=ゆとりがあって着やすいサイズ」で着ると、着膨れしてるように見える。

服を着ると筋肉か脂肪かが分からないため、ゆとりのある服を着ると一見デブのように見えてしまう。

ファッションとして格好つけるなら、着やすいサイズよりワンサイズダウンで着たほうが格好良く見えやすいと覚えておくと良いかと思います。

 

⚫︎オーダーメイドについて

サイズ感だけで言えばオーダーメイドはベストです♪

ご自身、少し変わった体型(手が長いor短い、寸胴or足長、肩幅が極端など)であれば、完璧に元が取れます♪

もう一つはフービーさんも仰る通り、こだわりの一品がある場合。
好きな素材や形がある(イングランドスタイルなど)時です。
これがハッキリある場合は、迷わずオーダーへ♪

 

ちなみにオーダーメイドジャケットは、約3万円〜。

ユニクロのスーツジャケット(1.6万円)や、国内最高峰のDurbanのジャケット(2〜3万)も買える価格帯です。

そして知っての通り、スーツも毎年「流行りが変わって」ます。

なので、既製品を使い倒して、2年〜5年毎に買い換えるという方法もアリです♪

 

 

◾︎メーカーなど

基本は「ユニクロ」で。

自分に合うサイズが分からない時は、特に推奨です。

理由は2つ。

1、ユニクロで遠慮なく試着しまくって基準を作れる事。

2、買った後3ヶ月は返品可能(使用後でも)な事。

迷ったら、一度買って使ってみて、合わなかったら返せますw

自分に合うものに出会うまで、交換しまくりましょう♪

 

⚫︎ユニクロで合わない場合

冒頭のフービーさんのご質問で

筋トレをある程度続けてきたところ、Mサイズだとパツパツ、Lサイズだとジャストちょいゆるめくらいにはなるが着丈が長すぎる

と、ありました。

 

筆者もまさしくこれに悩んだので、ユニクロの中間サイズ(MとLの中間のようなサイズ感)のメーカーをご紹介しておきます。

 

1、MK(ミッシェルクラン)

www.itokin.net

柔らかいイメージの服が多いです。

ユニクロと比べて小さめ。

ミッシェルクランのL相当を選ぶと、ユニクロのMとLの中間くらいになります。

 

2、ナノユニバース

store.nanouniverse.jp

学生から社会人まで幅広く受け入れるブランド。

最も「ベーシック」です。

ミッシェルクランと同じく、小さめです。

 

3、タケオキクチ

store.world.co.jp

独特の空気感のあるブランド。

ザDC系。

かなり小さめ。

L→Mくらいの換算で。

その分、丁度いいのが見つかる可能性もあります。

 

4、ポールスミス

www.paulsmith.co.jp

正統派メーカー。

なのに、ベーシックと特殊を混ざってるメーカー。

色使いが独特です。

故にオリジナルな空気感あり。

サイズ感はユニクロとほぼ同じ〜少し小さめ。

ユニクロでしっくりこないな〜という時に覗くと面白いかと思います♪

 

5、ラルディーニ

www.lardini.com

strasburgo.co.jp

こだわりのある…もっと言えば「金に糸目をつけない方にオススメ」。

とにかく高っけえ。

…がしかし「カッコいい」。

正統派イタリア系ブランドであり、日本人がイメージするイタリア男をそのまま体現するブランド。

一見細身っぽく見えるが、全く細身ではない。

さらに生地にこだわっており、艶があり、柔らかく、肌触りが良い。

結果「ものすごく着やすい」。

価格さえだせるなら、超絶オススメブランド。

 

6、PT01

パンツ専門ブランド。

ちなみに「ピーティーゼロウーノ」と読む。

最後の01は数字で、それをイタリア読みしてる。

www.imn.jp

これも高い。

アベレージ2万円。

その分、素材とシルエットにめちゃくちゃこだわってて、価格なりのクオリティはある。

素材は艶感と柔らかさがウリ。

チノパンで言えば、ごわごわで硬いだけのアメリカンな一品ではなく、艶とハリがあって、しなやかで芯のある硬さがある。

シルエットは計算しつくされたテーパードで、ウエストは緩く履けつつ、足元に向かって細くなっていき、全体が綺麗に見えるシルエット。

ぜひ実物を見て頂きたい。

こちらもお金があればオススメ。

 

◾︎まとめ

マッチョは「パツパツでOK」!

逆に、サイズを上げてしまうと太って見える要因になりやすいです。

服を着てしまうと、筋肉の厚みと脂肪の厚みの区別がつかないので、ジャストサイズの服を着る事で肉体の魅力を表に出すことができます。

パンツに関しては、今までがカツカツのスキニーだったとするならば、カツカツのテーパードパンツを選ぶイメージで。

上下ともに「今着れるジャストサイズ」が、見た目としてベストなサイズです。

 

オーダーは、好きが決まってるなら「買い」で♪

もちろん既製品を使い倒す選択もありです♪

 

 ユニクロでサイズ選びに困ったら、MKやナノユニバースへ。

ユニクロがベーシックなので、ちょっと変わったのを見たいという場合にも有効です♪

 

以上、何かの参考になりましたら幸いです♪

 

フービーさん並びに、マッチョな皆様のファッションライフが、より楽しいモノになりますように♪

 

冬のマリンカラーコーデ。*メンズ。

 

ふつくしいのを見つけたのでご紹介。

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◾︎見所

1、コート

見よ、この「質感」!

良い素材は「テカり(光沢)」に表れる。

光沢の理由の一つは「シルク入り」。

生地は二つの糸を織って作るので、片方にシルクを使っていると光沢が出る。

 

もう一つは「細い糸」。

例えば、スーツの素材で「super 〇〇(番号)」というのがある。

「super110」とか「super200」と表記される。

この番号が高いほど細い糸=高級素材となる。

ユニクロスーツが「super110」。

一般的な高級スーツは「super130〜」。

*耐久性を加味するとユニクロスーツの方がバランスが良かったりするが、今は「質感」のお話し。

糸が細いぶん 光沢が増し、質感も柔らかくなる。

総じて「着心地(触り心地)」がまでもが変わる。

「光沢」は見た目がいいだけじゃないのだ。

…え?写真写りがいいだけだって?

「その可能性も否めない」。

…その辺はほら、買ってみて合わなかったら即返却で。

 

2、インナーの白ニット

アウターとの「青×白」でマリンカラーの完成。

ポイントは白の色合い。

白にも色々な種類があって…

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な感じ。

ちなみにコーデ画像のインナーは「ホワイト」。

 

実はこの白が、最も「メンズに似合う白」。

何故かって?

「白シャツの色」だから。

白シャツはメンズ御用達のカラー。

という事は、実はメンズに最も馴染んだ色。

「美しい白」は、これがポイント。

 

3、グレースラックス

モノトーン+一色の基礎構成を守る色。

これのポイントは「素材」。

光沢は上で説明した通り。

ペラペラのスーツスラックスじゃなくて、ふっくら光沢のある肉感的なスラックスで「脚」を決める。

セクシーに。

 

4、小物は黒で統一

これによって「筋が通る」。

ちなみに、自前のパーツである「髪も黒」だからね。

髪、ベルト、手袋、靴が「黒で統一」。

鞄や時計(のベルト)は映ってないけど、これも黒だとなお良い。

 

んで、この素敵コーデの完成♪

 

◾︎まとめ

ポイントは「素材」と「色使い」。

手触りが良く、見た目も良い「光沢」。

マリンカラー+白シャツカラーのニット+モノトーンで統一した「筋の通し方」。

え?細かいって?

その通り!

「カッコ良きゃいい」のさ♪

 

皆様の「カッコいい」の1つの選択肢になれば幸いです♪

 

楽しんでいきましょう♪

 

 

服の組み合わせに迷うなら、予め決めておこう。

 

今日は何を着よう…?

毎朝の服選び、休日のコーデなどなど迷いまくりな人へ贈る記事。

 

「予め決めておく」

これがベスト。

 

◾︎ベストな組み合わせを決める

例えば「黒のジャケットを着る」とする。

その時に想定する組み合わせを「予め決めておく」。

例えば、こういうのがある。

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こういう「カラバリ」ないし「パターン」というものを予め決め打ちする。

 

◾︎決められたモノが気に入らないあなたへ

その場合は、自前ファッションショーを行う。

「手持ちの服全部合わせる」。

「全部」。

んで「使える組み合わせ」を作り上げておく。

「今のあなたが見て素敵なモノ」を作る。

ここがポイント。

「今のあなたが見て素敵なモノ」

だ。

それは「今の感性に合ったモノ」。

昔良かったは関係なくて、今のあなたが中心となって選ぶ。

自前だけのモノで作るならば、1着…まあ3着もできれば多い方だろう。

 

あなたは歳をとり、時代は変わる。

大人になると分からないが、3年も経てば、中学生が高校生になるくらい変わる。

 

32歳と35歳だと「見た目はあんま変わんない」けど、 時代は変わってる。

 

◾︎そして合わないモノを捨てる

上で書いたが、「今良いと思うもの」に標準を合わせた。

…という事は、そこから外れた「それ」は、今の感性に合ってないのだよ。

「今も」良いと思うものは残しておけばいい。

しかしながら、見た瞬間「あ〜」と思うようなモノは、もうダメ。

諦めも肝心。

 

◾︎なぜ「リバイバルブーム」が起きるか?

昔の服を「今の感性で紡ぎ直したら」という事でブームになる。

山本耀司氏(Yohji Yamamoto)も、30年前と全く同じじゃない。

常に現代的にアップデートされながら来てる。

「今のセンスで」より良いモノを作る。

「今良いと思うモノを着る」。

これも含めて「センス」と言えよう。

 

◾︎服は「足りなくなったら買う」

カラーバリエーションだったり、形だったり。

明確に「これ欲しい」というモノを買う。


あと「その服がダメになったら」ね。

服をダメになるまで着るって、どれくらいあるだろうか?

筆者はここ一年でユニクロのパンツを2枚ダメにした。

それくらいヘビロテで使うやつしか手元にない。

年間で一回も着ないやつはない。

もちろん、次に買うやつもヘビロテ確定のを買う。

そうやって、毎年アップデートしていく。

 

◾︎まとめ

着る服は予め決めておこう。

んで、着ない服は処分する。

ミニマリストじゃないけど、「今着る服」だけで過ごす。

死に服は残さない。

手持ちの服は「余さず使う」。

 

そして「足りないモノを」買ってくる。

着れなくなったら買う。

 

基本に立ち返ろう。

選ぶのは手持ちのモノからじゃなく「市場から」。

 

愛する一枚を買って、それを着まくりましょう♪

 

 

coherence(コヒーレンス)のコートがガチすぎたのでご紹介する。

 

勢いでバーニーズニューヨークに行ったら、素晴らしいメーカーを発見した。

 

coherence

ファッションデザイナー中込憲太郎氏が率いるブランド。

ポートレートに残された芸術家や文化人の「ワードローブ」にインスピレーションを得て作られるという。

芸術家、文化人ってのは、ル・コルビジェジャン・コクトーアルベール・カミュなど。

先人のエッセンスと、中込氏のイメージの詰まった作品。 

 

⚫︎オーバーサイズのダブルブレストコート

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

COHERENCE(コヒーレンス)FOUFOU ウール ツイル ダブルブレストコート
価格:205200円(税込、送料無料) (2018/2/4時点)


 

  20世紀初頭にパリで活躍した画家レオナール・フジタこと藤田 嗣治(ふじた つぐはる)氏が、1928年にドーヴィルで撮られたスナップショットをヒントに、氏のあだなFouFouをモデル名にしたダブルブレストコート。

待望のCOHERENCE(コヒーレンス) 熱望していたringでのお取り扱い!!|ring Blog - 店長の部屋Plus+

という。

素材もこだわりまくりで全て国産。

採算がぶっ飛んでるので、このお値段(20万)。

気に入ったら唯一無二。

 

マテリアル好きはぜひ♪