お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

モノトーンコーデとは「白、黒、グレーだけで作る」コーディネートの事。ではメリットは?

 

白、黒、グレーの、通称「無彩色」

この無彩色で作るコーデを「モノトーンコーデ」という。

つまり、白、黒、グレーで構成されていれば、それは全てモノトーンコーデになる。

 

その上で、ではモノトーンコーデには「どんなメリットがあるのか?」。

その辺を少し。

 

▪モノトーンコーデのメリット

1、シンプルでカッコいい

色が3色しかないため、必然的にシンプルになる。

ゴテゴテ配色の派手コーデとは「真逆」。

自然にシンプルになる。

 

2、合わせやすい

これも3色しかないから必然。

色合わせで迷う必要がない。

無彩色はどれを組み合わせても合うし。

簡単でカッコいい。

 

3、男性的な色使い

ここはメンズファッションのブログなので。

地味でシンプルで力強く、男らしい配色。

スーツが黒とグレーがあるのは伊達じゃない。

特にパーソナルカラーがウインターなら完璧。

ユニクロの公式アプリでパーソナルカラー診断が受けられる

男性であれば、モノトーンを基本としたコーデは万能なので、覚えておいて損はない。

 

▪デメリット

何事もメリットがあればデメリットもある。

1、地味

なんせ「色がない」。

*色がないのが無彩色。色がある(彩色明暗がある)のは有彩色という。

つまり「地味」。

豪勢に見せる事も可能だが、相応の知識がいる。

 

2、素材やサイズ感などの「色以外の部分」がしっかり理解できてないと差別化できない

メリットで触れたとおり「シンプル」そして「合わせやすい」。

つまり「誰でも同じようなコーデが作れる」。

そこからもう一ランク上のコーデを作るには「相応の知識がいる」。

一般的には、特に女性からはモノトーンコーデは「地味に見られやすい」。

それは「お手軽」で「いろんな人がやってる合わせ方」だから。

地味でも品よく違いを作るには、素材を合わせたり、サイズ感を合わせたり、季節感を出したり、着こなし(ロールアップなど)で差別化したり、旬な着こなし(ルーズフィットやテーパードなど)にしたりなどをして、自分で違いを作る必要がある。

ただ単にモノトーンコーデでもそれなりのカッコよさにはなる。

…が、「ちゃんとモノトーンコーデを作る」となると、相応の難易度になる。

 

▪まとめ

モノトーンコーデは「白、黒、グレーで作るコーデ全てを指す」。

メリットは「簡単」「お手軽」「シンプル」。

そして「男性的なコーデ」である。

デメリットは「地味」なこと。

それを脱却し、さらに差別化するためには「相応の知識が必要になる」。

入口は「お手軽」。

しかしながら「奥は深い」。

任天堂のゲームのような奥深さがモノトーンコーデにはある。

色々試して、お気に入りを見つけ出して下さいませ♪

 

春夏のお手軽モノトーン、モテコーデ。

 

「おすすめのモノトーンコーデを教えて欲しい」とのご質問を頂きました!

この時期(2020/07/26)なので、春夏のモノトーンコーデをご紹介!

 

▪「個人的な」今年の流行りのモノトーンかつモテコーデ

実際に筆者が着てみて、周りの女性の反応が良かったモノをご紹介する。

必ずしもトレンドなわけではなく、実際の反応を元にしたコーデであることに注意して頂きたい。

 

1、黒のセットアップ

1-1、黒スーツ×白インナー×白スニーカー

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1-2、黒スーツ×黒インナー×革靴

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私服だが、少しキッチリした服装をしたい場合のオススメが「セットアップ」。

オススメなポイントは、とにかく「女性受けがいい」コト。

白インナー+白スニーカーで合わせれば、ジャニーズなども着ているほどお手軽な量産型コーデに。

もう少し自分の色を出したければ、黒インナー+革靴でよりフォーマルに。

簡単なのは「白インナーで合わせる」ほう。

今季の量産型かつ、向こう何年かは定番として着られそうな感じがします。

 

2、白×黒コーデ

2-1、白パーカー×黒パンツ

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*白パーカーだけのいい写真が無かった。アウターを外したコーデとして考えて下さい。

 

スポーツコーデの白×黒は、今季のオススメの組み合わせ。

シンプルなモノトーンでいて、微妙に目立つのもポイント。

昨年までは「黒×黒」などが目立ったが、少々暗すぎるというか「圧がある」。

*ヤンキーのように見える

今季の白×黒は、真っ白が上品で、圧がない。

ので、着やすいのもポイント。

オススメ。

 

2-2、白Tシャツ×黒パンツ

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ベーシックだが外せない組み合わせ。

白Tシャツ×黒パンツ×白スニーカーは、夏の永遠の定番なので、覚えておいて損はないです。

 

2-3、白ポロシャツ×黒パンツ

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これも定番。

今季の白×黒ブームに乗っかって、白ポロシャツコーデがオススメ。

 

*余談

昨年(2019年)の前半までは、比較的「グレー×黒」のコーデが主流だった。

 

去年の冬物辺りから「白×黒」になり始め、今年の夏は完全に白×黒が主流になった。

なので「来年は分からない」です。

しかしながら、グレー×黒も白×黒も「定番の組み合わせ」です。

使い方を覚えておくと応用が利く(ビジカジでもカジュアルコーデでも使える)ので、やってみて損はしないです。

ぜひお試しあれ。

 

▪まとめ

今年の流行りのモノトーンは「白×黒」。

これをベースに色々やってみて下さい。

形としてウケが良いのは「セットアップ」そして「スポーツコーデ」です。

そこに、定番のTシャツとポロシャツを加えた組み合わせがあれば、飛躍的に使い勝手が良くなります。

 

お気に入りのモノがあれば幸いです。

 

 

ファッションは「画像と6割似てれば同じように見える」。

 

全部似せる必要はない。

「雰囲気だけ似てれば」同じように見える。

つかむしろ「雰囲気が再現できないと似た感じに見えない」。

フルコンプを目指すよりも「感触として似ていること」を重視していただきたい。

 

◾︎似てればいい

ファッションを作る上で重要なのは「真似る事」。

自分が好きなコーデを見つけ、それに近づける。

似たような服を買い、似たような着こなしをし、似たようなスタイルを作る。

 

◾︎どこまで似せるのか?

自分が満足するまで。

逆に言えば「自分がいいと思えばそこで完成」。

参考画像と同じじゃなくても「なんとなくカッコいいからこれで充分」と感じれば終わりで良い。

 

◾︎どうやって似せるのか?

色、素材、着こなし。

◾︎超基本の「色合わせ」

白×ネイビーのマリンカラーとか、茶色×ネイビーのアズーロエマローネなどが基本。

モノトーンの合わせももちろん有効。

*白×白、白×黒、黒×黒など

とにかく「参考画像で着てる色合わせをパクる」。

色だけパクるのは超簡単かつ有効。

 

◾︎次に重要なのは「着こなし」

大別すれば「サイズ感」もここ。

モデルが小さめに着てれば小さめを。

大きめに着てれば大きめをパクる。

あとはディティール。

パンツを9分丈にしたり、ロールアップしたり、腕まくりしたりなど。

細かい部分ですぐ真似できそうなモノを取り入れる。

この時点で完成度は7割を超える。

ぱっと見で色が合ってて、それなりの着こなしをしてたら、その時点でお洒落に見える。

そこで満足できなかったら次。

 

◾︎最後に「素材」

素材の合わせは二つの意味がある。

一つは「素材の合わせ方」。

綿素材に綿素材で合わせるとかの「着こなしに近い部分」。

夏にリネンシャツを使ったりとかの「季節を表す部分」。

後は化繊素材を使ってスポーツコーデを作るとかの「実用的な部分」。

もう一つは「高級素材」。

これが最も金がかかる上に、誤魔化しがきかない(モノがある)。

高級スーツとかコート。

細かい糸を使った光沢と柔らかさは他の素材では出せない部分であり、デザイン上でも重要になる部分。

ラグジュアリーブランドが高いのは「素材とデザインの料金」だから。

なので、そこまでの価値を感じないなら買わなくていい。

安い素材でも似たようなコーデは作れる。

 

◾︎具体例

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1、色

白×ネイビー×ブラック。

 

2、着こなし

ジャストフィット(小さめ)で、ロールアップor9部丈、袖まくり。

 

3、素材

ブロードのドレスシャツ×細身のジーンズ×ローファーに革ベルト。

以上!

 

◾︎ユニクロでお洒落は作れるか?

可能。

お洒落な人ってのは…

「有効な色合わせを知り」

「有効な着こなしを知り」

「有効な素材を知る」

つまり、ユニクロで8割以上似たコーデを作れる。

ぱっと見のお洒落には十分であり、一般の人にはほとんど区別がつかないレベルのコーデは作れる。

もちろん残りの「ディティール」の部分は誤魔化し切れない。

…が、あなたがそれを分かるかどうかは別。

あなたが「同じレベルの知識があれば」分かるだろう。

素材や細かいデザイン(テーパードの強弱やプリーツの有無など)を知り、着こなしまで考え抜いた経験があるのならば。

そして、そういうあなたは「ユニクロでお洒落は作れる」だろう。

つまりは「そういう事」。

ユニクロでお洒落は作れるのか?の返答は「相手の知識レベルを表す」。

 

■まとめ

ファッションなんて「なんとなく似てればいい」。

自分がカッコいいと感じれば、そこで終わりで良いのです。

似せ方は、まず「色をパクる」。

次に「着こなしをパクる」。

「最後に素材をパクる」。

素材でこだわりだすとカネがかかるんで、良きポイントで引き返しましょう。

全てを知ってればユニクロでお洒落になれます。

まあ当然だよな。

基本を押さえてるんだから。

 

ファッションは「ぱっと見で似てればいい」。

もっと気軽に試着し、気軽に試してみましょう。

6割似せればいいのですから。

 

 

ユニクロとGUで作る、イタリアオヤジ的な白シャツコーデ!

 

前回は白シャツコーデの「作り方」を書きました。

currys.hatenablog.com

 

今回は白シャツの具体的なコーデをイメージ画像と共にご紹介。

 

*以下画像は全てピンタレスト

 

◾︎ドレスコーデ

ファインクロススーパーノンアイロンスリムフィットシャツ(セミワイドカラー)

www.uniqlo.com

イージーケアストレッチスリムフィットパンツ

www.uniqlo.com

GUアクティブスマートローファー

 

www.uniqlo.com

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◾︎カジュアルコーデ

1、ドレス寄りカジュアル

エクストラファインコットンブロードシャツ

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スリムフィットチノ

www.uniqlo.com

GUクリーンレザータッチスニーカー(白)

www.uniqlo.com

 

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2、春夏の王道、白シャツ×チノパン

プレミアムリネンシャツ

www.uniqlo.com

(エクストラファインコットンブロードシャツでもOK)

www.uniqlo.com

ヴィンテージレギュラーフィットチノ

www.uniqlo.com

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3、白シャツ+ジーンズ

ファインクロススーパーノンアイロンスリムフィットシャツ(セミワイドカラー)

www.uniqlo.com

ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ

www.uniqlo.com

GUアクティブスマートローファー

www.uniqlo.com

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4、スタンドカラー白シャツ

エクストラファインコットンブロードシャツ(スタンドカラー)

www.uniqlo.com

ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ(白)

www.uniqlo.com

GUアクティブスマートローファー

www.uniqlo.com

*下の画像はの靴はタッセルローファーです。

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◾︎異素材合わせ

ファインクロススーパーノンアイロンスリムフィットシャツ(セミワイドカラー)

www.uniqlo.com

ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ

www.uniqlo.com

GUクリーンレザータッチスニーカー(白)

www.uniqlo.com

 

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◾︎便利な靴

アクティブスマートフラットソールダービーシューズ

 

www.uniqlo.com

 

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ローファーやスニーカーの代わりに使います。

 

◾︎注意点

あくまでも「似せてるコーデ」です。

「一度店舗で試着をしてみて、気に入るかどうか試してみて下さい」。

同時にサイズ感の合わせも行うと一石二鳥です。

 

◾︎まとめ

以上、白シャツコーデをご紹介しました。

春夏にかけて、非常に便利な白シャツ。

というのも、袖をめくって体温調整ができるので、半袖では肌寒い時期から、室内が寒い夏場まで、多様な場面で使い所があるためです。

 

お気に入りの1枚が見つかれば幸いです♪

イタリアオヤジに学ぶ、夏の白シャツコーデの作り方決定版!

 

多様な種類がある白シャツ。

ほぼ日刊イトイ新聞でも触れられているくらい、皆んなに馴染み浸透しています。

だからこそ少々悩む。

そんな白シャツの使い方を整理します。

 

*このブログの画像は全て「ピンタレスト」及び「男前研究所」様より引用させていただいています。

 

◾︎シャツの生地と用途

生地の「厚さ」と「光沢」で、用途が変わります。

 

1、ドレスシャツ

「薄めで」「光沢があるもの」が「フォーマルな用途」。

いわゆる「ドレスシャツ」です。

襟は「レギュラーカラー」「セミワイド(イングリッシュスプレッド)カラー」。

この2種類のみがドレスシャツで使えます。

これ以外のタイプは後述するカジュアルシャツに分類されます。

 

2、カジュアルシャツ

逆に「厚く」「光沢のあまりないもの」。

スーツではあまり着ない「カジュアルなもの」。

こちらがいわゆる「カジュアルシャツ」です。

襟にボタンが付いていたり、長かったり短かったりとデザイン性のあるものは全てカジュアルシャツに(便宜上)なります。

 

*注意点

分かりやすくするために、生地の「種類」の説明は省いています。

複雑になりすぎるので。

大雑把にいうと「ブロード」という薄い生地が「フォーマル」。

厚めの「オックスフォード」という生地が「カジュアル」です。

しかしながら、オックスフォードでも、「ピンポイントオックスフォード」や「ロイヤルオックスフォード」と言われる素材はフォーマルでも使用できます。

夏用のリネン(麻)、冬用のコーデュロイフランネルなどはカジュアルです。

…このように細かく記述すると本題からブレまくるので、大まかに分類します。

生地が薄めで光沢があり、襟がレギュラーカラーかセミワイドカラーであれば「ドレスシャツ」。

それ以外は「カジュアルシャツ」。

もし店頭などで分からなければ、スーツ用orスーツでも着れると謳ってる商品がドレスシャツ。

それ以外はカジュアルシャツという分類でOKです。

そのくらい大雑把に覚えれば充分です。

 

◾︎シャツコーデの作り方のポイントと具体例

1、ビジネスと同じ合わせ方を「着崩す」

1-1

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1-2

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1-3

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こちらが、いわゆる「ドレスダウン」と言われるモノです。

まず私服用のスラックス(ウールorレーヨン混合orポリエステルのズボン)+ドレスシャツで合わせます。

これはスーツと同様の組み合わせです。

馴染みのある、相性の良い組み合わせですね。

それを活かしながら「着崩します」。

1-1の写真の「裾をくるぶし丈まで(折って)上げる」。

1-2の写真の「靴をスニーカーにする」

1-3に写真の「ネッカチーフを巻く」などです。

これらのいずれかを組み合わせて、カジュアルダウンします。

ポイントはフォーマルでは絶対にやらない事をするということです。

そこがフォーマルとの差になり「私服なんだ」と分かる要因になります。

最初は抵抗があるかもしれません。

…が、思い切ってやる事でしっかりと私服に見えるようになります。

可能ならば一度お試し下さいませ。

 

2、素材を合わせる

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スーツ(ジャケット+スラックス)や、セットアップ(パーカー+スウェット)などは、上下で同じ素材を使う事で一体感を出しています。

シャツでも同じ様に使うと、統一感のあるコーデになります。

シャツは「綿」です。

同じ綿である「チノパン」や「ジーンズ」使うと、統一感が出ます。

休日コーデとして最も馴染みのある形であり、最も真似しやすい形でもあります。

ちなみにこのスタイルは、ドレスシャツでもカジュアルシャツでもOKです。

チノパンやジーンズは分厚いので、薄さや光沢を気にしなくても大丈夫だからです。

非常に分かりやすく、やりやすいコーデです。

 

3、今流行りの「スポーツミックス」で使う

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スウェットやポリエステル素材の「緩いスポーツ用のパンツ」と合わせます。

こちらは「異素材の組み合わせである事がポイント」です。

明らかに「おかしい」事が「お洒落」という、ある種の矛盾した状態になります。

どちらかというとストリートスタイルに近いです。

真面目な方やお洒落初心者には少々難しいスタイルです。

逆に、ストリートが好きで、型にハマらない奔放なスタイルが良いという方にはしっくりきます。

ご自身の性格との兼ね合いでぜひ。

 

◾︎色の合わせ方

基本的にメインが「白」なので、どういう組み合わせをしても大丈夫です。

基本的には、パンツを「白、黒、グレー、ネイビー、ベージュ」から選びます。

靴は季節柄も踏まえての「白スニーカー」か、もう少しフォーマルに寄せた「ローファー」or「革靴」が多いです。

好きなカラーは個々人で異なるので、自分が良いと思った色を使うのが一番です。

着ててテンションの上がるモノを着るのが最も重要です。

 

◾︎オススメの白シャツ

1、ドレスシャツ

ユニクロの「ファインクロススーパーノンアイロンシャツ」。

ユニクロ|ファインクロススーパーノンアイロンシャツ(セミワイドカラー・長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

若干素材は厚めですが、艶があり、ビジネスユースでも使用可能です。

オススメの理由は「シワを気にする必要がない機能性」と「値段」。

シワシワのドレスシャツは、不精感というか「ダメな人感がハンパない」です。

*カジュアルシャツならある程度はOKです。

かと言って毎回アイロンするのはダルい。

そこでこの機能性が重宝します。

そして、セール時には1990円というお手頃価格。

*定価は2990円。

失敗しても痛くないし、汚れたらすぐに交換できる。

現実的な選択肢では最高峰かと思います。

 

2、カジュアルシャツ

ユニクロの「エクストラファインコットンブロードシャツ」。

ユニクロ|エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウン・長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

こちらはボタンダウンとなり、完璧なカジュアルシャツです。

特筆すべきは「素材」。

高級ブランドと同等の超長綿使用です。

でありながら、価格は驚異の「1990円」。

ちなみに、このシャツはシワになりやすいですが「そういうモノ」です。

ドレスシャツでシワシワは「不精」ですが、カジュアルシャツでシワがあるのは「許容範囲」です。

洗濯後に少々引っ張って伸ばすくらいのシワ取りをすれば、ほぼノーメンテで使用可能です。

とても薄いので、夏場に1枚羽織るような使い方も可能です。

 

3、本気のドレスシャツ

鎌倉シャツの300番手シャツ「クラシックフィットブロードクロス(ポプリン)」。

*ポプリンはブロードの別名。

クラシックフィット(40-82 白): メンズ | メーカーズシャツ鎌倉 公式通販 | 日本製ワイシャツ ネクタイ ブラウス

「着心地が最強」です。

袖を通した瞬間に分かる上質さです。

価格こそ13200円と少々高額ですが、正直なところ価格に見合った質だと思います。

見た感じがもう綺麗で艶と光沢があり、着ていて気持ちいい素材です。

良いシャツが欲しいと思ったら、これがオススメです。

 

◾︎まとめ

白シャツは主に「薄さ」と「光沢」で判別されます。

ビジネスやフォーマルな場で使えるモノが「ドレスシャツ」。

それ以外が「カジュアルシャツ」。

実際のコーデは「スーツと同じ合わせ方」、チノパンやジーンズと合わせる「素材合わせ」、スポーツ素材と合わせる「異素材合わせ」で使います。

難易度は簡単な順に「素材合わせ>スーツ合わせ>異素材合わせ」です。

素材合わせが最も簡単で分かりやすいので、取っ掛かりにオススメです。

色合わせは、メインが「白シャツ」なので、何と合わせても大丈夫です。

多く使われる組み合わせは、モノトーン(白、黒、グレー)、ネイビー、ベージュのパンツと、白スニーカーとローファーや革靴。

シャツ自体はユニクロが最もコスパが良いです。

コスパが良いからと言って質に妥協しているわけではなく、この値段で必要充分だからこそのオススメです。

さらに質がいいモノが欲しくなったら鎌倉シャツの300番手のシャツを。

これはマジでレベルが段違いです。

見た目も着心地も。

 

なんにせよ、自分のテンションが上がる服装をするのが一番です。

自分が心底「これいい!」「カッコいい!」と感じる服装をして、ファッションを楽しんで下さい。

楽しいが至高です。

楽しいことをしていけば、自然にお洒落になっていきますので!

 

ちなみに、ここがもっと知りたい!というのがあれば、どしどし質問下さい。

その度に追記していきます。

よろしくお願いします。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

スタンスミスのコンパチと名高い、「GUのライトソールレザータッチスニーカー(旧クリーンレザータッチスニーカー)」は買いなのか?

 

結論「短期間で買い替えて行くならアリ」。

というのも、耐久性に問題があるため。

まずは履き潰すまでクリーンレザータッチスニーカーを履いた経験を元に、感想をば。

 

◾︎耐久性に問題あり

1,靴底に穴が開く

ソール部分の素材が薄いのか、おおよそ100km程度使うと穴が開く。

使用する上では問題なく普通に履ける…のだが、いい気分はしない。

あと雨の日に履けない。

見た目には見えない位置だし、使用する上でも問題ないので、気にするかどうかの問題ではある。

 

2,型崩れする

ソールとアッパーの繋ぎ部分がヘタるというか、よれて型崩れする。

およそ300kmくらい。

ヘビロテで使うと大体3ヶ月程度。

こちらは使用感に問題が出る(靴擦れしたり、ホールド感が極端に落ちたりなど)ので「買い替え推奨」。

ここが寿命のポイントであり、冒頭で書いた「短期間で買い替えて行くならアリ」という理由である。

 

◾︎履き心地は良好だが街履き専用

見た目からイメージする履き心地とほぼ同じ。

ホールド性も悪くなく、普通に使う程度であれば問題ない。

ウォーキングやランニングに使うには「かなり辛い」。

前述した通り耐久性がない事に加え、クッションは硬めで価格なりなため、ファッション用途でしかオススメできない。

 

◾︎スタンスミスとの違い

筆者は過去に「スタンスミスも履き潰した経験がある」ので、比較をば。

1、耐久性

スタンスミスが段違いに上。

ソールは減りにくく、繋ぎ部分も強い。

履きつぶす直前までアッパーがヘタる事もなく、ソールに穴が開くような事もない。

長く使うつもりならスタンスミスがオススメ。

 

2、履き心地

当然スタンスミス。

こちらはテニスシューズだけあって、基本的に「柔らかい」。

クッションは平均的なスポーツシューズに比べると硬めだが、GUやコンバースなどと比べると柔らかく、疲労を軽減してくれる。

あとホールド性も良好。

履いてて疲れない。

軽いランニングまでならこの靴でイケる。

かなりの履き心地は保証してくれる。

 

◾︎余談。過去作のスタンスミスは6000円程度で買える靴だった。

2012年の生産中止から値段上げが行われた。

それが示すのは「ブランド価格が乗った」という事。

6000円ならコスパが高く、品質も納得の靴。

しかしながら、今の9000〜14000円は正直「ちょっと高い」。

今の価格で考えるとお買い得感があるとは言い難い。

価格なり、あるいは「少し損する(ブランド価格が乗ってる)」と言える。

今の価格であれば、GUの靴といい勝負になる。

 

◾︎白スニーカーは「すぐ汚れる」

頻繁に手入れしないと「汚れが落ちなくなる」。

ここが「白スニーカーとして考えた時」に最も大きなポイントであり、GUの靴でもいんじゃね?というポイントになる。

正直なところ、白スニーカーは一足を大事に使うより、新しく買い換えていく方が「綺麗な状態で履ける」。

綺麗な白スニーカーは美しいが、汚い白スニーカーのみすぼらしさはファッションを霞ませる。

どんな完璧にセットアップを決めてても、足元が汚い白スニーカーなら台無しなのはお分かりになるだろう。

しかしながら、スタンスミスの履き心地も捨てがたいという諸兄もおられるだろう。

その場合は「週一でソールを洗う必要がある」。

綺麗にさえしておけば、足に優しく快適に履ける。

どちらが良いかは諸兄に任せる。

 

 

 

◾︎まとめ

レザータッチスニーカーは「耐久性に問題がある」。

ソールに穴が開き、アッパーがヘタる。

アッパーがヘタると足に問題が起きるため「買い替え推奨」。

スタンスミスは「高耐久」「履き心地良好」。

しかしながら、「手入れが大変」。

白スニーカーならではの手間と言える。

 

面倒だから白スニーカーは汚れたら定期的に買い換えるという人は「GUのスニーカー」がオススメ。

逆に、良い一足を長く履きたい、手入れを苦にしないという方は「スタンスミス」がオススメ。

 

自分の性格に合った一足をお買い求めいただければ幸いです。

 

ユニクロジャケット三種(感動ジャケット、コンフォートジャケット、ストレッチウールジャケット)を全て購入し、徹底比較!+スーツの寿命は3年説。

 

感動ジャケットは「春夏用軽量スーツ」で「私服orジャケパンビジネス対応」。

 

コンフォートジャケットは「秋冬用ちょい肉厚スーツ」で「私服orジャケパンビジネス対応」。

 

ストレッチウールジャケットは「春秋冬用3シーズンスーツ」で「完全なビジネス&フォーマル対応」。

 

ちなみに筆者は3種全て購入し、現在も使用しています。

 

という事で、良く比較されるこの3つのポイントを整理。

 

◾︎各種ポイントと「違い」

◾︎感動ジャケット

感動ジャケットは「春夏の薄手スーツ」。

薄い生地感と速乾性のある素材で、「暖かい〜暑い時期の使用」に主眼が置かれている。

当然、冬場の着用は寒い。

その分、暖かい時期は快適であり、4月〜11月前半くらいまでカバーしてくれる。

*ちなみに

厳密な意味での「スーツ」には使えませんのでご注意下さい。

あんな生地感テロテロのジャケットを着て行ったら叩き返されます。

なので、バイトの面接や会社に着ていくスーツ程度であれば可能です。

しかしながら、ガチの正社員面接や、正装が求められるビジネスの場では、後述の「ストレッチウールジャケット」をご使用下さい。

 

そして、感動ジャケットは「コットンライク」と「ウールライク」の2種類が存在する。

コットンライクは「最近流行りの高機能素材(スポーツライクな)系」。

ウールライクは「スーツに似せた素材感」。

以下に詳しく。

 

1、コットンライク

最近流行りの高機能素材感が満点。

*高機能素材=ナイロンやポリエステルを使ったモノ。感動ジャケットはポリエステル。

メリットは「速乾に優れる」「シワになりにくい」。

デメリットは「安っぽい」。

通常のスーツはウールで、高級スーツは基本的にウール。

対してナイロン、ポリエステルは「スポーツで使う素材」。

「スポーツの素材でスーツを作りました」というのが、このセットアップ。

見た目はスーツで素材はスポーツ。

それをどう取るか?で評価が変わる。

ラルディーニやボリオリなどのイタリア高級ブランドもこの高機能スーツを作っている事からも、注目度は高い。

基本は「2着目需要」。

セカンドスーツ。

遊び用途で使うのがメイン。

ビジネスでは使わない。

 

2、ウールライク

「通常のスーツに寄せた」のが、ウールライク。

見た目通り「ウールっぽい素材感」。

しかしながら、機能性はスポーツ。

吸収速乾に優れ、シワになりにくい。

ウールのスーツを日常で使ってる人は、こっちを気に入りやすい。

春夏において「薄い生地で通気性が良く」「速乾性がある素材」でスーツを作るにはどうしたらいいか?の答えが「ポリエステル」。

要するに「快適に着れる」。

そのポリエステル素材で、ウールのスーツと変わらない使い方ができるように「ウール素材に寄せた」のがこれ。

前述したラグジュアリーメーカーに加え、アオキやコナカなどのメーカーでも作られている。

春夏のスーツがこれならOKと感じる40代以上の方も多い。

ビジネス用途にはギリギリOK。

フォーマルな場所には着て行かない方が良い。

 

*余談

コットンライクは、ある種「ワザと高機能素材感を出してる」。

ラルディーニなんかの高級ブランドのスーツでも、高機能素材を使ってるやつだと「スポーツライクな空気感を出す」モノがある。

そのために「ワザと」ナイロンやポリエステル特有の素材感を出す。

対してウールライクは上述した通り、スーツ寄りの使い勝手で高機能素材を使ったモノ。

通常のスーツ用途の場面で用いる事が可能。

緩いビジカジやジャケパンがOKな会社であれば、人様の失礼になる事なく着ていけます。

…が、フォーマルな場には着ていくと叩き返されるのでご注意下さい。

 

⚫︎デメリットだと勘違いされやすいモノ

1、発色が軽い

春夏のスーツは「ワザとそうしている」。

黒でも漆黒のブラックというよりは、グレーに近い薄い色味で軽やかな季節感が入る。

ネイビーも薄め(あくまでも目安)になる。

繰り返すがこれはワザと。

色薄いじゃん!と文句を言うのはスジ違いなお話し。

 

2、素材の編み方が粗い

これも「ワザと」。

通気性よく、軽く、快適に着るための方法。

前述の通り、このジャケットやパンツは暖かい時期に着る。

そこでの快適性を最大化しているため、素材の織り方がワザと粗くなっている。

着るとその意味が分かる。

 

◾︎コンフォートジャケット(2WEYストレッチジャケット)

こちらは「秋冬」。

11月〜3月推奨。

ブレザー寄りの本格ジャケット。

ジャージ素材半分で、高機能ながらも「ジャケットらしい厚み」があり「発色が綺麗」。

特に「黒」。

漆黒の黒。

ちなみに、ラグジュアリーブランドで有名な「ブルネロ・クチネリ」も、ジャージジャケットを出してます。

遜色ないとまでは言わないが、ユニクロのジャケットも快適性と見た目とのバランスは秀逸。

素材に伸縮性があり、とても着やすい。

その上、シルエットが綺麗。

ちなみに、この商品のセットアップパンツは「スマートスリムフィットパンツ」。

これが地味に隠れた名品。

素材が薄く、シルエットが綺麗。

ストレッチウールパンツがなければユニクロ最高峰。

ちなみに、ビジネス用途は感動ジャケットと同じく「ダメ」です。

ラク素材で快適な反面、相手に敬意を欠きます。

フォーマルでは「ウール素材のもの」が一般的です。

ジャケパンスタイル準拠で良いという場面ではOK。

しかしながら、冬はちゃんとしたウール素材が本領発揮する時期なので、きちんとウールスーツを着ていった方が良い時期でもあったりするので、上手に使い分けて下さい。

 

3、ストレッチウールジャケット

フォーマル&ビジネス対応の本格派。

一般的に「スーツ」と言ったら、この生地のモノを指す。

ビジネスで「相手に失礼のないように」という意味で着る場合は、このジャケットのみ対応。

「夏以外の」オールシーズンで使える。

 

ユニクロで最高峰のジャケット。

税抜き14900円はユニクロでも最高価格帯であり、消費者をビビらせる価格。

凄まじい価格だけの事はあり、キッチリとスーツ用途まで全てで使える。

もっと言えば、「スーツ着てこいよ」と言われる場所「全て」で堂々と使える。

super110というウール素材を使っていて、艶あり耐久性ありで万能。

*superは130以上で高級、100以下は艶はないが耐久性があるスーツとして使われる。つまり、日常において使いやすさと見た目のバランスを取った丁度いい生地という事。

 

問題は件の通り「価格」。

パンツと合わせてセットアップ購入だと「約27000円」。

うん、普通のスーツが買える。

というか、ユニクロで約30000円って凄いよね。

しかしながら、「値段以上の価値があるか?」と問われれば「ある」と答えられる。

正直。super110生地でセミオーダーでこの価格は破格…とまでは言いすぎだが、お買い得な値段です。

質は高いが、値段も高い。

なので、本当に「質を見れる大人」にオススメします。

ユニクロだから〜とか、値段が〜とかって先入観を持たずに、モノだけを見て質を判断できるレベルの人なら「買い」です。

特にネイビーの発色が秀逸。

そういうのが自分で判断できる人だけ買った方がいい。

なんとなく得だからとか、コスパいいからって買うくらいなら、感動ジャケットみたいな高機能スーツの方が管理が楽(シワになりにくいし丈夫)だし向いてます。

キチンとマナーや着こなしにまで意識が向いてる方が買う方が、このスーツを活かせるのは間違いない。

ウール素材のスーツで質(艶や手触り)にまでこだわれる余裕がある人が見ると「ありだな」と感じる逸品です。

 

◾︎軽いまとめ

感動ジャケットは「春夏用」で「私服用」で「機能性重視」。

価格はセットアップで定価10000円。

コンフォートジャケットは「秋冬用」で「私服用」。

セットアップで定価10000円。

ストレッチウールジャケットは「夏以外オールシーズン」で「スーツ用途に全対応」で「質にこだわる人向け」。

セットアップで27000円。

 

⚫︎スーツの「旬」(耐久性と流行)の問題

私服で使い倒すor仕事で使うなら、半年…最長でも3年に1回は買い換え推奨。

アウトドア用品やアメリカ製品とは違い、古いから味が出るということはない。

スーツは「新しく」「綺麗」である事が重要。

ヘビロテなら半年〜1年で買い替えになる。

数着を着回しても3年が最大。

それ以上はクタ感が出て、やつれた印象になる。

これがまず「耐久性」。

 

それと同時に「流行り」がある。

これは時代背景っつか「今何を良いと思うか?」だから、読みもクソもない。

細身の後に太めが流行ったように、その時々で良いとされる大きさやカラーが変わる。

スーツで言えば、リクルートスーツがいつのまにか「黒になったように」。

*昔はネイビーだった。ちなみに海外でのビジネスの正式なカラーはネイビー(とグレー)。黒はパーティ用。

ちなみに、現在でも転職組の基本は「ネイビースーツ」である。(上記の通り正式なビジネススーツの色であり、過去のリクルートスーツの色でもあるため)。

そういう「時代背景を読むのは不可能」。

解決策は「買い換える事」。

 

あと太ったり痩せたりね。

同じ体重とウエストで3年いられるかどうか?

根源的な問題点である「着れない」に直結する。

 

よって「耐久性」「流行り」の2点から、半年〜1年に一度は買い換えた方が良い。

長めに見ても3年。

3年後は高機能のスーツが流行ってるかもしれないし、そんなのは誰にも分からない。

合わせるには新しく買うしかない。

よって、そのペース(3年周期)で買い換える前提で、購入して下さい。

 

◾︎まとめ

使用時期の違いにより、素材も色も変わるよ、というお話しでした。

春夏の感動ジャケット。

コットンライクは「高機能素材」「遊び用途」。

ウールライク「通常のスーツ寄り」「ビジネス可」。

素材は薄く、織り方は粗い。

反面、涼しく、軽やかに着れる。

 

秋冬のコンフォートジャケット。

厚めの素材で発色が綺麗。

素材は厚く、伸縮性があって快適。

ビジネスは不可。

 

そして、オールシーズンのストレッチウールジャケット。

「ザ・スーツ」。

ビジネスからデートまで、これを着て行って文句言われる事はまずない。

その分、値段も質も最高峰。

 

最終的には「自分の感覚で最も良いと思うモノ」を買って下さい。

まあ「見れば分かる」よ。

 

ピンとくるモノや、自分の用途と合ったモノを買ってくださいまし。

 

イタリアンクラシックらしい冬コーデを作るポイントは「コート、ジャケット、ニット」を着る事!

 

基礎が最も大事。

綺麗に着るには「どういう構成で着てるのか?」がポイント。

特に「紳士服のコーデを作る時は重要」。

その辺りを少し。

 

■上半身の構成パーツ

1、ニットorシャツ

2、ジャケットorジレ(ベスト)

3、コートorアウター

この三つの構成で作られてる。

これが地味に超重要になる。

 

■イタリアンクラシックにおいては、ほぼ必ずこの順番で着る

分かりやすくすれば「スーツ」。

必ずシャツの上にジャケットを着て、ジャケットの上にコートを着る。

すると、上半身にシャケットの厚みが乗って、シルエットが綺麗に出る。

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これが「基本」。

 

しかしながら、私服になると何故かこれをやらない。

ニットの上にそのままコートを着たり、シャツの上にそのままコートを着てたりする。

これをやると、上半身が薄いシルエットになる。

若者なら辛うじて良いとしても、おっさんがやると「貧弱に見える」。

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こんな感じ。

ラフではあるが、綺麗とは言えないシルエット。

平たく言えば、基礎を無視した着こなし。

 

イタリアンクラシックにおいては「上半身は必ず3点構成にする」。

1の上に2を着て、2の上に3を着る。

 

ちなみに、サイズもそれで着れるように作られてる。

全てMサイズで買ったならば、下にジャケットを着てもコートがジャストで入る。

逆に言うと、もし入らないようなサイズ構成であれば「そのブランドは服の基本を知らない」。

イタリアンクラシックコーデを目指すのであれば、そういうブランドの服を買うのは止めましょう。

しっかりと服を理解して作ってる良心的なブランドは沢山あります。

基礎がしっかりしてるブランドを選びましょう。

 

■まとめ

イタリアンクラシックは3点構成。

要は「スーツ」。

シャツ→ジャケット→コート。

すると上半身に厚みが出て、シルエットが綺麗に出る。

シャツの上にコートを着たりしちゃダメ。

やってみれば分かるけど、上半身が薄くて貧弱に見える。

若者であれば「それも一興」ではある。

しかしながら、基礎を大事にし、歴史に対して敬意を払う「大人」であれば、そういう「基本こそ大事にしよう」。

歴史あるってのは「時代を勝ち残ってきた」という事。

即ち、それだけ「カッコいい着こなしである」という事。

カッコ悪ければ一過性の流行りで消えてる。

「残ってる」という事は、それだけ「皆がカッコいいと思う」から。

イタリアンクラシック、ぜひ着こなしてみて下さいませ。

 

イタリアンクラシックコーデは「素材感を合わせる着こなし」でワンランク男を上げる。

 

スーツのジャケットはコーデに使えるの?的なやつ。

その答えが「素材を合わせれば使える」。

それくらいコーデの「キモ」になる部分。

 

◾︎素材を合わせるポイントは「厚み」と「艶感」。

 これらを合わせると「見た目の統一感が出る」。

色も素材も違うのに、だ。

平たく言えば、スーツようなのセットアップになる。

以下、詳しく説明。

 

⚫︎生地の厚み

「 厚みを合わせる」。

ジーンズのように厚い綿の生地のパンツなら、厚みのあるブレザーのようなウールのジャケットを使う。

スーツのように薄い生地であれば、同じように薄い記事を使っているスラックスを使う。

厚手のジャケットには厚みのあるスラックスで合わせる。

ポイントは「生地が違っても良い」事。

綿100のチノパンには綿100のジャケットではなく、ウールのジャケットでもいい。

しかしながら、チノパンにスーツのジャケットはおかしい。

super〇〇(数字が入る)というスーツで使われる生地がある。

それは須らく「薄く」「艶がある」。

super〇〇の生地は「薄手の素材と合わせる」。

それがポリエステルだろうとなんだろうと「薄ければいい」。

「厚みを合わせる」。

これで見た目の統一感が出る。

 

●艶感

生地の「テカリ」。

光沢あるスーツのような素材には、同じような光沢のある素材で合わせる。

綿100の素材(ジーンズやチノパン)には、艶のないウールやジャージなどを合わせる。

艶のあるカシミアのコートにジーンズを合わせるのは「良くない」。

カシミアのコートには「艶のあるスラックスを合わせる」と統一感が出る。

こんな感じで。

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逆に、艶のない素材のコートを使うなら「ジーンズやチノパン」。

PコートやM65などを使う場合は「ジーンズやチノパンや厚手のスラックスやジャージを使う」と統一感が出る。

こんな感じ。

*ピーコート

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*M65

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なんとなくイメージが伝わるだろうか?

 

■イタリアンクラシック基礎は「紳士服」

いわゆる「スーツ」。

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上下で素材を合わせて統一感を出す。

全身で1つのコーディネートを作り上げるイメージ。

パーツ1つをカッコよく使うのではなく、全身を一気通貫にコーディネートする。

全体で見た時にまとまりがあって完成する。

実は和服も同じなんだがその辺は割愛。

実のところ、スーツの原型は18世紀からあり、そこからの進化の歴史の産物が「今のスーツ」。

「洋服」というだけあって、「歴史を重ねてきた洋に学ぶ=イタリアに学ぶ」のがどう考えても最善。

和服をアメリカ人に訊いたりしないだろ?

洋服を作った国の人たちの歴史から学びましょう。

 

■まとめ

イタリアンクラシックのキモは「厚み」と「艶感」。

これらを合わせる事で「統一感が出る」。

簡単に言うと、スーツのように着れるという事。

スーツの歴史は100年単位であって、100年単位での進化の産物が「今のスーツ」。

その合わせ方は「合理的そのもの」。

イタリアンクラシックに学び、綺麗に着こなしましょう。

 

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)を学べる最適な方法10選!

 

どこを見れば情報が手に入り、どこに行けば買えるのか?

実践的なお話。

 

■情報を得る

●インターネット「メディア」

1、男前研究所

otokomaeken.com

 

「男前」と銘打つだけの事はあり「非常に男前なサイト」。

シンプルに多くのコーデが紹介されている。

情報量なら日本一というレベル。

ちなみに、イタリアンクラシックは「モテ」の文脈で語られることが非常に多い。

しかしながら、実際のイタリアンクラシックは非常に「硬派」であり、真面目にストイックに服に向き合って作られている。

そのメンズらしい「在り方」が「モテる」のであって、服装がモテるわけではない。

そういう「硬派さ」を多少感じる事が出来る、数少ないサイト。

 

2、FORZA STYLE

forzastyle.com

 

非常に日本らしい「モテを前面に押し出した」サイト。

服装というよりも「生活をトータルで提案する」という形であり多彩な情報がある。

服だけじゃなく、様々な情報が欲しいならこちらがオススメ。

 

●インターネット「個人」*名前でググると出てくる情報で学べる人

以下に「個人名」を書いていきます。

その名前でググって、「特集記事を見る」か「ピッティウォモの着こなし(スナップショット)を見る」か「インスタを見て下さい」。

その着こなしから学べる方々です。

 

1、干場義雅

40代のコーデという枠で言えば、知名度ナンバーワン。

本人が非常にカッコよく、いい意味での「チャラさ」があり、軽くさらっと服を学べる。

「本気で服が好きなわけじゃないけどお洒落な服を着てみたい」ぐらいの人は、この人から情報をもらうと良い。

初心者~中級者に優しく、モテを前面に押し出しているだけに「入りやすい」。

 

2、ドメニコ・ジャンフラーテ

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PT Torinoディレクター。

当ブログで最も推している御仁。

筆者がいま最も好きで参考にしている人。

コーデで困ったら、この人の着こなしを学べば全て解決できる。

ベーシックな色使いとクラシカルな着こなしがカッコいい。

 

3、マルコ・ザンバルド

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エンメ・ゼータ・アルキーヴェの創始者

イタリアンクラシックとアメカジを混ぜた着こなしが特徴的な御仁。

コーデの色も白や茶色など明るめの色が多い。

明るいコーデを作る上で「この人に学べば間違いがない」。

ちなみに、エンメ・ゼータ・アルキーヴェは「リメイク専門」のメーカー。

マルコ・ザンバルド氏が気に入ったモノだけをリメイクし、発売する。

参考までに、エンメのM65は「40万円」する。

そんなぶっ飛んだこだわりの人。

 

4、ピーノ・レラリオ

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タリアトーレの創始者

ベーシックなのに「独特な着こなしが魅力」。

特に「ジャケット&コート」が面白い。

大きいラペルのジャケットだったり、ダブルのチェスターコートだったり、ベーシックな作り方の中に「普通じゃない部分」ってのがある。

柄の使い方も同じで、ベーシックな取り合わせなのにあまり見ない組み合わせをしたりする。

「ベーシックなのにオリジナル」という矛盾を両立させるお方。

「めちゃくちゃカッコいい」。

 

●インターネット「それ以外」
1、ピッティウォモでググる

イタリアンクラシック=ピッティウォモ。

他の着こなしも知りたい時はピッティウォモでググる

 

2、ピンタレストで探す

なぜかファッションに強い。

ピンタレストで好きな画像を集めてると、関連画像で似たような着こなしが表示されるようになる。

そっから好みの着こなしを探す。

 

●雑誌

LEON

元祖イタリアオヤジ。

集まる情報は確かで、今を象徴した着こなしが並ぶ。

…が、正直ちょっと「高齢化してる」。

作り手が高齢化してて、「発想が硬直化してる」。

平たく言うと「古い」。

モテを押し出す事でしか見せられないやり方も、金を使うような紙面の作り方や考え方も。

人を大事にする人がモテて、金持ちほど賢く金を使う事はもう全ての人が知っているというのに。

雑誌としては価値がないが、載っているコーデには一定の価値がある。

 

■見に行く(買う)場所

1、バーニーズニューヨーク

海外の百貨店。

店舗数は少ないが、扱う品物が凄い。

有名メーカー品はほぼすべてあるし、エンメ・ゼータ・アルキーヴェみたいな個人デザイナーの服もある。

衝撃を受ける品揃えの豊富さ。

ぜひ一度、見に行って頂きたい。

 

2、シップス

ベーシックなイタリアンクラシックを望むなら「最善の選択肢」。

奇を衒うことなく、非常にベーシックで「今季人気がありそうなもの」が置いてある。

注意点は、セレクトショップ故に「必ず気に入ったものがあるとは限らない」。

バーニーズニューヨークは品数が半端ないため、気に入ったメーカーの気に入った品を探せる。

シップスは品数が少ない(セレクトしている)ため、「当たりはずれが激しい」。

基本はベーシック強めなので、それ狙いでいけばマッチする。

 

3、ユナイテッドアローズ

言わずと知れた、日本最大のセレクトショップ。 

ベーシックから変わりモノまで様々な品揃えがある。

シップスと同様に、セレクトショップ故に「品数に限りがある」。

…が、とりあえず見に行って損はしない。

若者向けの印象があるが、本来の客層は30~40代。

*厳密にはレーベルによって変わる。

余談ながら、創始者の一人である「鴨志田 康人」氏がめちゃくちゃお洒落。

 

●価格を抑えたい時

服に無限に金が使える人は少ない。

という事で「現実的な選択肢」も検討する。

1、ユニクロ

品物を厳選すれば十二分に活躍してくれる。

特に「カシミアシリーズ(チェスターコート、ニット、マフラー)」や、「エクストラファインメリノシリーズ」など。

素材が良いモノを厳選する。

セルビッジデニムやスーピマコットンなどもそう。

「素材」に注目。

 

2、無印

 無印も同様。

素材に注目。

あと他社との明確な違いとして、基本的に「流行りを追わない」という部分が魅力。

着やすい、使いやすいに主眼が置かれてるため、満足度は最も高い。

様々な意味で「現実的な選択肢」としては最高峰。

 

以上!

参考になれば幸い!

 

■まとめ

イタリアンクラシックの情報を集める方法のおさらい。

メディアなら「男前研究所」「フォルツァスタイル」。

個人なら「干場義雅」「ドメニコ・ジャンフラーテ」「マルコ・ザンバルド」「ピーノ・レラリオ」。

ググるなら「ピッティウォモ」「ピンタレスト」。

雑誌は「LEON]。

 

イタリアンクラシックを買う方法のおさらい。

品数なら「バーニーズニューヨーク」。

ベーシックなら「シップス」。

変わりモノも射程に入れるなら「ユナイテッドアローズ」。

現実的に費用を抑えるなら「ユニクロ」で「素材を厳選する」。

使いやすさをも射程に入れるなら「無印」。

以上だ!

こんなに長くなる(約3000文字)とは思わんかった。

しかしながら、イタリアンクラシック好きはぜひ見てみてくれ!

絶対に損しないから!

 

では楽しんで下さいまし♪