お洒落とバイクと好きなコト。

イタリアンクラシック(クラシコイタリア)とバイクが趣味の人のブログ。好きなコトを自由に書いてます。

XSR155 bobber custom in Vietnam

*他でやっていたバイクブログを閉鎖し、このブログと統一するため、いくつか連続してバイクの記事を投稿します。予めご了承くださいませ。

 

ベトナムのXSRボバーカスタムがカッコ良すぎたので1記事。

 

▪︎ボバーカスタム

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トライアンフの50sアメリカカスタムのような感じ。

その古き良きボバー+最新型のスタイルを組み合わせながら、全く違和感のないカッコ良さを作り上げている。

 

▪︎作ったカスタムショップは「CTSHOP MOTOR」さん

MEGATRON MINI BOBBER – CTSHOP

*画像は全てこちらから引用させて頂いてます。

他にもレブル300やCB300Rなどのカスタムもあり、いずれもめっちゃカッコいい。

*日本だと250cc。

最近はアジア圏のカスタムがめちゃくちゃカッコ良くなってて楽しすぎる。

 

▪︎まとめ

カッコいいXSRカスタムin Vietnamでした。

アジアのセンス上がりすぎ。

最高っす。

これからも追いかけて行こうと思います。

 

ここまでお読み頂いたボバー好きの方、ありがとうございました。

 

FORZA custom in THAILAND

 

*他でやっていたバイクブログを閉鎖し、このブログと統一するため、いくつか連続してバイクの記事を投稿します。予めご了承くださいませ。

 

 

FORZAのカッコ良い海外カスタムがあったのでご紹介する。

 

▪︎FORZAカスタム

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「ザ・GTスクーター」。

タイでナイトロン仕様のFORZAが公式で販売されていて…

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それと似たような感じながら、もっとカッコいい。

ステッカーとスクリーンとヘッドライトの「ちょっとした所のカスタマイズ」で、めちゃくちゃ違いが出る。

このセンスが素晴らしすぎる。

 

▪︎版元は「THAILANDのRevolution」の可能性が高い

上記の画像はピンタレストから拾って来たモノ。

そしてそこに「リンクが無かった」。

つまり「何処の国の誰が作ったか分からない」。

しかしながら、車輌の側面に「PROFender」と入っている。

タイのRevolutionというメーカーのカスタムパーツで、ProFenderというシリーズがある。

なので「Revolutionのカスタム車輌」の可能性が高い。

THAILANDのカスタムメーカーのカスタム。

最高にカッコいいです。

 

▪︎アジア最高

一個前の記事のXSR155カスタムの時も書いたが、アジアのセンス素晴らしすぎ。

国内にはほとんど欲しいと思えるカスタムがない中、たまたまピンタレストで見たアジア圏のカスタムがこのカッコ良さですよ。

痺れます。

センス良い人は世界中にいるんだなあ。

 

▪︎まとめ

THAILAND custom。

めちゃくちゃカッコ良い。

俺のFORZAもこれっぽくなるように色々試してみよう。

 

ここまでお読み頂いたビッグスクーター好きの方、ありがとうございました。

 

ビッグスクーターブームとは「当時の最先端のおしゃれアイテム+移動を自由にしてくれる道具の合わせ技だった」。渦中を過ごした筆者が解説。

 

*最初に追記

明らかに「引用もなく転載された」ので、少しだけ。

人の記事をパクるのであれば、転載元は記載しましょう。

そうすればアクセスが入ってくるので、パクられた側も損をしない。

しかしながら、引用元を何も書かないでパクると「パクった側しか得をしない」。

言ってる意味は分かるよな?

この先、無断でパクって転載元を記載しないやつは、場合によっては直接法的手段に訴えます。

無断転載は違法です。

よろしくお願い致します。

 

追記終わり。

 

 

「品のないカスタムの代表格として扱われる」このビッグスクーターブーム。

ど中心にいたやつはさておき、流行り始めからビッグスクーターに乗ってた、いわゆる「ちょっと外側でビッグスクーターに乗ってた人達」が選んだ理由を解説。

 

◼︎完全なる流行りモノの1つ

◼︎ビッグスクーターブーム前期(98年〜01年)

いわゆる「これ持ってたらカッコいい」の1つだった。

藤原ヒロシ氏の出始め〜エイプ創業期の「原宿ファッション」と「2強」と言っていいレベルの流行り方。

最初は「TW200」がスタートし、これをカスタムして乗るという文化が始まった。

ノーマルのこれを…

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このようにカスタムする

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という文化が始まったのが95〜98年辺り。

 

この完全に根付いたカスタム文化を「引き継ぐ形で登場した」のがビッグスクーター

おっさんの乗り物だったビッグスクーターに、ライトカスタム(ショートスクリーン、バーハンドル、マフラー交換)をする事で、めちゃくちゃカッコいい新しいスタイルになるという事で始まった。

 

最初は文字通り超ライト。

このマジェスティを…

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これにする

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のを、いわゆる「ライトカスタム」と言うようになった。

*画像は全てバイクブロス様。

この時は流行り物「以前」の段階で、知ってる人は知ってるけど、皆んなが買うようなモノじゃないという感じだった。

このライトカスタム全盛期を「前期」とする。

 

◼︎ビッグスクーターブーム中期(01〜04年)

オーディオの出始めがここ。

車のVIPカーの流行などもあり、オーディオをガンガンに垂れ流すスタイルが流行った。

それをワンオフビッグスクーターに組み込み始めた人が現れ出した。

ここで流行った理由は「誰もやってないから」。

誰もやってないカッコいい(目立つ)カスタムをやりたいということで先鋭層が始めたのがここ。

最初は20万くらいかかるカスタムだったのが、後から公式で搭載してくる事態にまで発展した。

 

ちなみに余談だが、ビッグスクーターブームはフュージョンから始まったとか、色々言われる。

が、正確には「スタートはマジェスティ」。

マジェスティカスタムが爆発的に流行る→マジェの値段高騰&人と同じモノが嫌な人がフュージョンに流れる→フュージョンも高騰→ホンダが再販

という流れ。

フュージョンが再販された頃にはもうビッグスクーターブームが確定していた。

どちらかというと「マジェスティがなんか気に入らない」という、いい意味でのへそ曲がり(古着好きタイプの人)がフュージョンに流れた。

結果、10年落ちの状態不明車ですら70万〜100万で取引されるようになり、盗難も横行。

事態を重くみたホンダさんが急遽販売して落ち着くという流れがあった。

んで、いざ販売されて、いつでも手に入るようになると「あんまり欲しくない」という。

「タマ数が少ない」「レアバイク」「値段が高い」「人と違うセンスで遊べる」ということで暴騰していたのだが、いつでも誰でも買える状態になった事で、この価値がなくなった。

*04年に終売。

この辺からは「流行り」と言っていい状況であり、今でいう「TikTokの流行り始め」、「ニコニコ動画の歌ってみた出始め」ぐらいの認知度という感じだった。

そうして、オーディオ全盛、エアロ全盛の「誰もが知っている」いわゆる「ビッグスクーターブーム(後期)」に突入していく。

 

◼︎ビッグスクーターブーム後期(05〜10年)

オーディオを搭載したFORZAが05年に発売。

これを皮切りに、スクーターカスタムが下品な方向に進化していく。

後期にはクルマでも流行ったVIP系カスタム(ローダウン+エアロ)を現すのに最も良い素材であった事から、VIP系ストリートカスタム素材として定着した。

 

上の画像のマジェスティがこうなる。

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そして、よりロー&ロングにしたヤマハマグザムが登場し、こうなる

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*画像はバイクブロス様。

 

この辺りで、新しいモノ好きで先鋭的な事が好きな層(98〜02年辺りにビッグスクーター(ライトカスタム)に乗り始めた人)は完全撤退。

中期に乗り始めた人もついていけない感じになってきた。

前期は「オシャレな人で楽しいことが好きな人」が乗っていたが、後期は「ただ目立ちたい下品な人」が乗っている感じ。

いわゆる「流行ってるから乗っかってくる人」が大挙して押し寄せてきた。

ビットコイン云々とかと一緒で、流行ってから入ってくる人というのは、楽しさや面白さよりも、なんか他の事をメリットに入ってくる。

そういう人達が05年辺りから追従し、大ブームになった。

*05年からAT限定免許が開設された。一般的にはこの辺(05〜07年辺り)を「ブーム絶頂期」とする。

が、上述した通り、楽しんでた人たちにとっては魅力半減していたし、普通の人たちにとっては入っていけない感じになり始めていた。

徐々に先細りし始め、色々あって07〜09年辺りには完全に終焉。

ブーム以前の「おっさんの乗り物」に戻りましたとさ。

 

◼︎ビッグスクーターは利便性がマジで半端ない

ブームになるほどマルチな層にウケた理由がこれ。

荷物は入る、二人乗りもラク、ATで操作簡単&疲れない、乗り心地は良い、高速に乗れる、しかもクルマに比べて車両が安い上に、維持費も安い。

街乗りからツーリングから買い物までこなせる完璧な利便性に加え、タンデムでも同乗者の負担が少なく遊びに行ける。

要するに「クルマの代わり」。

カネのない若者が、維持費が安く、燃費も良く、自由に移動でき、さらにカッコいい乗り物を求めた結果、ビッグスクーターに行き着いた。

その結果、一大ブームとなった。

 

余談として、ビッグスクーターが、スーパースポーツ(以下SS)やネイキッドなどの走行性能をウリにしたバイクが好きな人と相容れない理由はここにある。

SSやネイキッド乗りは「乗る事自体を楽しむ」のに対し、ビッグスクーター乗りは「乗って得られるモノを楽しむ」。

SS乗りにとってはバイクは相棒であり、胸のすく強烈な加速を楽しんだり、峠やツーリングに行ったりなどの「非日常に連れて行ってくれる手段」であり、それを楽しむためにスペックは高ければ高い方が良い。

しかし、ビッグスクーター乗りにとってはバイクは道具であり、ちょっとコンビニまでとか、ちょっと景色のいい場所まで行ったりとか、ちょっと友人と一緒に買い物に行ったりだとかの移動を快適に楽しくしてくれる「日常を豊かにしてくれる手段」であり、快適に乗れるのであればスペックは気にしないのである。

一部のSS乗りがビッグスクーターを軽視するのと同様に、ビッグスクーター乗りもSSに対し「あんな乗りにくくて危ないの乗ってバ○なんじゃねーの?」と思っている。

使い切れない不必要なパワー、乗りにくいポジション、一番使う信号待ち発進からの低速回転数のパワー不足に加え、荷物は入らない、足つきは悪いで、正直なんだこれ?と思う事請け合いである。たまに使うならまだしも、日常であれ使うとかないわーっていう。

筆者はWR250XというオフロードのR1というコンセプトのスパルタンなバイクに乗っていたが、まさに上記のような感想を抱いた。

高回転域は速いけど日常で使う低回転域がエンストしそうなくらい弱く、本気で走るにはいいけど快適とは程遠いポジション、本気で体重移動しないと曲がらない車体、バスケのボールすら入れられない収納で「普段使いの快適性は皆無」だった。

その代わり、ピンポイントでハマる使い方をすれば(ぶん回せる場所で本気で乗る場合)楽しい。

…が、「そんな場所はほぼない」のである。

ほとんど使わない場面での楽しさを追求したバイクより、街中をちょろっと走っても楽しいバイクの方が「乗っていて楽しい」。

ビッグスクーターなら、ATでラクラク最大加速+信号ダッシュも余裕、快適なポジション、荷物は入るで、ちょっとそこまでの遊びもツーリングも快適にこなしてくれるのである。

しかも、バイクらしい風を切って走る移動の楽しさは変わらない。

もちろん、この差は「求めてる事が完全に違うから」である。

ちなみにこれは他のジャンルも同様で、アメリカン(ハーレーとか)好きは「あの振動とスタイルが好き」なのでそのジャンルが唯一無二になるし、オフ車なども同様である。

SSのメリットはSSでしか味わえない。

しかし、ビッグスクーターのメリットも、ビッグスクーターでしか味わえない。

筆者のようにビッグスクーターのメリットに最大の魅力(快適な移動、利便性、気楽さ、街中での楽しさ)を感じる人間にとっては、誰に何を言われようとビッグスクーターが最強だったりします。

 

▪︎ブームの終焉の引き金は「車両価格が上がった」事

要は「バイト代で買えない値段になった」。

マジェスティCという火付け役モデルが50万円台なのに対し、ブーム後期の車両(上記画像のマグザムなど)は、70万円越え。

っつか、前期(98〜02年辺り)の場合、当時の10〜20代前半(要は学生)は40万前後の中古車を買って乗るのが当たり前であり、高えカスタム(ローダウン、ロンホイ、オーディオ辺り)をしてるやつは「ごく一部」だった。

どうせ(ライト)カスタムするから安い車両がいいという事(さすがにノーマルで乗るのはダサかった)と、新車価格が高くて買えない若年層が中古車に殺到した。

その結果、中古車が高騰&死滅した。

程度の良い中古車は04年辺りで完全壊滅し、高年式のバイクは流行りを反映した高価格となり、中古でもほぼ新車価格とかいう空前の業者価格で取引されるようになった。

通常、バイクはカスタムしてる車両が値下がりするんだが、このブームの時は「カスタム車両の方が高い」という現象すら起きたほど。

さらに輪をかけて新車が暴騰した結果「終焉」となった。

…それと同時に、若者特有の問題がトドメを刺した。

 

◼︎「飽きた」

先鋭的で乗ってるだけでお洒落だったはずのビッグスクーターが、流行りすぎたおかげで「どこを見てもビッグスクーター」になってしまった。

もはやそこに個性などない。

むしろ乗ってる事が量産型でダサいという感じに。

そこで違いを作る方法は2つ。

「より目立つ方向に行く」か「別の乗り物に乗る」か。

05〜07年を分岐点としたのはこれ故。

ここ(05〜07年辺り)からビッグスクーターが飽和し、下品カスタムが加速。

オーディオ充実、派手エアロ、超ローダウン、爆音マフラーの迷惑カスタムが横行する。

そして、初期世代(98〜02年辺りから乗ってた人)は、大半が社会人になり、人によっては子供もでき、乗り換え時期に来たビッグスクーターから「クルマに移行した」。

結果として、初期ブームを牽引した良識ある層はクルマに移行し、普通の人は買わなくなり、目立つために派手カスタムをする輩だけが残った。

98年くらいに所さんが初期マジェをいじって始まったお洒落アイテムが、下品カスタムの定番化をして完全に幕を閉じたのが10年辺りである。

 

◼︎ビッグスクーターの現在

好きなやつだけが乗る、欧州産コミューター+スポーツバイクに生まれ変わった。

こんな感じに。

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なんつーか、フォルクスワーゲンのゴルフみたいな感じで「走りがいい贅沢なコミューター」という方向へ。

車高高い、ボディ小さい、タイヤサイズ大きいで、走りが進化した。

ロー&ロングでアウトローな感じが強かった当時と違い、スポーツバイクのようなシュッとした背の高い感じで、クリーンさを漂わせる佇まいに。

ビッグスクーターの良さ(シート下容量、二人乗り快適、高速乗れる、お手軽AT操作)はそのままに、より走りが快適な方向になった。

結果として、旧来のビッグスクーター好きには受けない見た目+日本での「手軽に乗れるスクーター」という形からは逸脱した。

*シート高が高く、信号が多い街乗りで手軽に使うには一定以上の身長(170cm以上)が必須となった事と、有料駐車場問題(国が運営する駅駐輪場は大半が125ccまで)により、現在はPCXがそのポジションを担っている。

逆にいうと、98年当時のように「他人と被らない唯一無二のお洒落バイクに戻ってきた」とも言える。

利便性はほぼそのまま(それなりの身長があり、駐車場問題を大型バイクと同じように解決できる方であれば)だが、売れてないのである。

筆者のようなビッグスクーター好きには最高の環境である。

フォルツァが年間600台、XMAXが不明なほど売れてない。モデルチェンジ末期の2022年で…だが。

なので、次は確実にビッグスクーターを買う予定です。

 

▪︎まとめ

ビッグスクーターブームは「当時の最先端」でした。

1つのアイコンというか、ちょっとカスタムされたビッグスクーターに乗ってるという事がカッコいいという。

副次効果として「利便性最強」。

実はクルマの代わりにもなり、一石二鳥だという事で若者が集った結果の一大ブームだった。

その結果ビッグスクーターが飽和し、より目立とうとする輩(乗ってるだけで注目を集めるようにしたい人)が、品のないカスタムに走った。

その頃、メーカーにとっても美味しい市場となっていたビッグスクーターに対し、過剰な装備(純正オーディオとか、MTモードとか)を加えた高価格な商品を投入。

それが丁度、中古車が死滅していた時期と重なり、中古なら乗り出し40万で買えたビッグスクーターが、新車中古車問わず乗り出し70万以上出さないと買えない感じになった。

そんなカネを出して買ったところで、街を走ってるのはビッグスクーターばっか。

目立つのは品のないカスタム車両。

「もう飽きたし、いっか」となったのが07年辺りで、その頃に入った人も10年辺りには飽きて他に移行し、ビッグスクーターのカスタムという文化は幕を閉じた。

 

ビッグスクーターブームの渦中にビッグスクーターに乗っていた自分としては、上っ面をなぞったメディアの記事に違和感を持ったので書いてみた。

 

ちなみに、現在はビッグスクーターブーム手前のような「乗っていればカッコいい」かつ「他人に被らない」という状態です。

しかも利便性は当時のまま…っつか、よりパワーアップしてる。

*身長と駐車場がクリアできればではあるが。

筆者のようなビッグスクーター好きには最高の状態なので、次はビッグスクーター買います。

 

そんな感じ。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

ヤマハのバイク「NMAX125」。エンジンストップを解決するための方法。

 

*他でやっていたバイクブログを閉鎖し、このブログと統一するため、いくつか連続してバイクの記事を投稿します。予めご了承くださいませ。

 

 

NMAXに搭載されている「ブルーコアエンジン、VVA付き、125cc」は「エンストが起きやすい」。

実際に筆者のNMAX125バイクでも、対策をしないと「頻繁に起きる」。

逆に言うと「対策してからはほぼ起きない」。

なので、同じ症状で悩んでる人に向けて、「起きる状況」と「その対策」を書いていこうと思う。

 

◼︎エンストが起きる状況を再確認

1、信号で停まった時

信号待ちで停止すると、エンジンまで停止する。

 

2、発進でアクセルを開けた時

信号が青になり、さあ行こうと思ってアクセルを開けると停止する。

イラつく後ろのクルマ、焦る俺、一向にかからないNMAX…その絶望たるやハンパないモノがある。

*落ち着いて端に寄せて、先に行ってもらおう

確実に避けたい止まり方でもある。

 

◼︎対策

1、回し気味に乗る

回して乗ると、混合比的に丁度いい状態が作りやすい。

NMAXはトルクがあるので回さず丁寧に乗りがちではあるが、雑にアクセル開度高めで乗った方がエンジンに良い。

ただし、暖まる前にぶん回すとオイルが死んでエンジンが痛む。

なので、10分くらいはゆったり走って、しっかり暖まった後は雑に回して乗ると対策になる。

 

2、暖まるまで乗る

10分以上乗る。

10分くらい乗ると、体感で「綺麗に回り始めるポイント」が出てくるので、そこまでの時間は乗る。

その上で、回し気味に乗るとなお良い。

 

3、プラグ交換

メーカーの推奨は5000km〜10000km。

筆者の推奨は3000km。

つまり「オイル交換と同時に交換する」。

遅くともオイル交換2回に対して、プラグ交換一回するくらいで丁度良い。

高い回転数を頻繁に使う低排気量のバイクだからこそ早めの交換が大事。

特にNMAXはオイルフィルターがないので、その分のカネをプラグに回してもトントンになる。

プラグはエンジンの点火を一手に担っているため、ここの性能低下は多岐にわたる影響が出る。

パワーがなくなるのもそうだし、カーボンが発生するのもそうだし、エンジンスタートにも関わってくる。

安いので、頻繁に交換するのがオススメ。

 

4、カーボンクリーナーを使う

ヤマハカーボンクリーナー。

 これ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

YAMALUBE ヤマルーブ PEAカーボンクリーナー
価格:1734円(税込、送料別) (2023/1/26時点)

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明らかにエンジンが軽く回るようになる。

それは即ち「キチンと燃えている」という事であり、カーボン噛み対策として有用。

ちなみに、添加剤に関してはマイナスな意見もかなり多い。

効果がない、オイル交換サイクルを早くした方が有用、乗り方を変える方が有用などなど。

それは正しい。

…が、上記の事を「全てやった上で」、さらに添加剤を追加すると「確実に効果がある」。

正直、この添加剤は「乗った瞬間分かる」くらい、明らかにフィーリングが変わる。

これだけ綺麗に回るようになって、エンジンにプラス効果がないとは思えないし、実際に使い始めてからエンストは一度も起きていない。

50000km以上と寿命の長い250cc以上の排気量ならまだしも、寿命が30000〜50000kmと言われる125ccであるからこそ、短い寿命を気持ち良く使い切る意味がある。

*エンジンの寿命がくる理由はピストンリングかバルブの破損で、その理由は回転数が多い事による「酷使」なので、寿命が伸びる事はありません。

一回2000円くらいで1年くらい使えるので、軽い気持ちで試してみるのもアリかと思います。

 

◼︎エンジンストップの原因は「カーボン噛み」

先に説明すると長くなるので、後追いで書く。

ガソリンが濃い状況から止まるとエンストする。

状況としては、エンジンをかけて温まる前、低速走行、オイルを長い間交換してない、プラグ交換をしてないなど、ガソリンが濃くなる状況でエンジンが止まる。

ガソリンが濃い状況というのは、カーボンが発生しやすい状況です。

このカーボンがエンジン内で固形化し、吸排気を司るバルブというパーツに挟まるとバルブが機能しなくなり、結果「エンストします」。

 

ちなみに、エンジンはガソリンと空気を混ぜたモノを可燃させて原動力としています。

*このガソリンと空気の比率を混合比という。

この時に、ガソリンの量が多いと綺麗に燃え切らず「燃え残り」が発生します。

その燃え残りがカーボンであり、これが吸排気系のバルブに詰まる事を、通称「カーボン噛み」と言います。

じゃあガソリン薄くすればいいじゃんと思う所ですが、ガソリンが薄いとエンジンが壊れます。

*通称「焼き付き」

なので、それの対策として「意識的に濃い状態にしてる」という事があります。

そこにもうちょい加筆すると、VVAのお陰で「作動前の低回転数で濃くなってる」という可能性が高いです。

VVA作動後は一気に伸びる(回転数が上がる)ので、高回転に合わせたセッティングになってる。

そのため、低回転域では相対的に濃い状態となるわけです。

色々な理由により、普通のエンジンよりもカーボン噛みが発生しやすい可能性が高いエンジンですので、意識して対策しましょう。

 

◼︎まとめ

エンストするのは「信号待ちで停まった時」「発進しようとアクセルを開けた時」です。

エンスト発生を誘発するのは「エンジンが暖まる前」「低速走行ばかりした後」「オイル交換をサボる」「プラグ交換をサボる」です。

対策は「暖気して乗る」「ぶん回して乗る」「オイル&プラグ交換をする」「カーボンクリーナーを使う」です。

特に日々の乗り方は重要で、静かに回さずに乗ってるとあっという間にカーボン噛みします。

VVAのおかげで他のエンジンよりもカーボン噛みが発生しやすいのでご注意下さい。

逆に、これらのポイントに気を付けて乗ってれば、ほとんどエンストしなくなります。

他のエンジンよりも少し手前をかける必要があるので、ご同輩の方々はご注意下さいませ。

 

解決になりましたら幸いです。

 

NMAX125の社外カスタムマフラー各種比較!

 

*他でやっていたバイクブログを閉鎖し、このブログと統一するため、いくつか連続してバイクの記事を投稿します。予めご了承くださいませ。

 

今回は「マフラーの比較」。

愛車NMAX125のマフラー換えるべくを調べてたら、色々と出揃って来たのでまとめ。

 

◾︎マフラー各種

 1、PRUNUS

youtu.be

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ワイズギア NMAX125/155 PRUNUSフリーフォームマフラー Q5K-SKR-Y01-045
価格:62600円(税込、送料無料) (2018/1/13時点)


 

ヤマハ公式パーツ。

音と出力特性のバランスはさすが。

最も信頼性の高いパーツ。

 

2、リアライズ

 

 

コスパ重視。

買ったけど超うるさい。

うるさいのが好きな人にはオススメ。

 

3、スコーピオ

youtu.be

 


 

動画の質が最もいい。

吹けあがりの遅さがちょっと気になる。

ウエイトローラーの調整が必要かも。

 

走行動画はこちら。

youtu.be

 

4、SP忠男

youtu.be

老舗メーカー。

信頼性はある。

値段と応相談。

約10万。

 

5、OVER

youtu.be

yamahaと言えばオーバーというほど有名なメーカー。

プラナスと双璧。

 約7.5万

 

◾︎個人的ランキング

1、プラナス

メーカー純正のプラス値はデカい。

最近のメーカー純正はコストかけまくりで、耐久性抜群。

燃費とのバランスも考慮されるが故の純正品ブランド。

個人的買うならコレ。

 

2、OVER

ヤマハ=オーバーの時代を過ごして来た筆者としては、どうしても外せない。

価格とのバランスも良く、音が気に入ればアリ。

 

3、スコーピオ

期待値。

新興メーカーで全然知らない。

だが、検証画像が多く、信頼性アリ。

面白さと新しいモノ好きの筆者としては、第3位。

 

4、SP忠男

品質は確か。

だが、値段とのバランスが悪い。

それだけの金をかければ、それは確かなモノが出来て当たり前。

見た目や音など「好きなポイント」があればアリ。

なければ3位までのを買おう。

 

5、リアライズ

コスパメーカー。

正直このレベルなら「付けない方がいい」。

純正マフラーってのは「凄く良く出来てる」。

それはもう「変えるとバランスが取れなくなる」くらいに。

特にブルーコアエンジンで二段階加速をするNMAXであればこそ、雑なマフラーは逆効果。

プラナスが一位なのはそれが故だし、オーバーは過去からの実績がある。

スコーピオンは博打だが、価格から最低限のラインはクリアしてるだろうという見込み。

SP忠男は実績はあるが価格が故の4位。

だが、リアライズは「何もない」。

ガチで博打。

外れる可能性の方が高い博打。

正直オススメしない。

 

◾︎まとめ

マフラーってのは「音だけじゃない」。

エンジン特性がズレると燃費も悪化するし、パワーも出なくなる。

故に信頼できるメーカーから選ぶ。

チャレンジは自分の受け入れられる幅を検討してから買って頂きたい。

 

後悔しない選択を。

 

では、楽しんで行きましょう♪

マンバンをカッコ良く見せるコツは「スタイリングしてから縛る」「緩くふわっと余った髪だけを結ぶ」事。

 

一般的にマンバンというと…

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https://slope-media.jp/posts/401 様より引用。

 

こういう「ピッタリオールバックなタイプ」が思い浮かぶと思う。

これが似合うのであれば万事OK。

 

しかしながら、これが似合わない方。

或いは、周囲の人から反対されていたり、奇異の目で見らているタイプの人向けの「マンバンっぽくないマンバン」の作り方をご紹介します。

 

◼︎緩いマンバン

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https://www.theaureview.com/music/track-by-track-jeremy-loops-takes-us-through-critical-as-water-ahead-of-may-australian-tour/

 

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https://www.menshairstyletrends.com/man-bun-styles/

 

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サイド、トップを緩く引っ張ってまとめる。

横or斜めの画像しかないが、前から見ると「シチサンの亜種」みたいに見える感じ。

 

ポイントは2つ。

 

◼︎しっかりスタイリングしてからマンバンにする

ワックスをガッツリつけて、きっちりスタイリングする。

スタイリングの方法は…

1、髪を濡らして寝癖をとる。

2、ワックスを「人差し指2つぶん」くらいの量を取る。

3、髪が半乾きの状態で「後ろ→横→トップ→前髪」の順番につける。

4、つけた後「2分間髪を散らし続ける」。

*散らすのはワックスを髪に馴染ませるため。ドライな髪につけると馴染みづらいため、必ず半乾き〜ちょい濡れでワックスをつけて散らして欲しい。

5、すると、「斎藤工さんのようなサンバラロングの髪質」が出来上がる。

*当然カットの状態によるが、イメージ的にはあんな感じ。

「この下地を作ってから」マンバンを作る事で、ピタピタマンバンを回避した上で、さらにカッコいい形を作る事が可能になる。

 

◼︎前から見てシチサンオールバックになるように緩くまとめる

上記のワックスをつけた状態から、まず「シチサンオールバックを作る」。

サイドとトップを後ろに流して、前から見た感じを整える。

イメージ的にはこんな感じ。

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この状態を作る。

そして「緩くサイドとトップをまとめて縛る」。

キツく縛るとピタピタになってしまうので、緩くふわっと「髪の余った部分を縛るようなイメージで」まとめる。

すると「前見はシチサンオールバック」。

「横見はマンバン」。

という、いいとこ取りのヘアースタイルが完成します。

 

◼︎余談

ちなみにこれは「女性のポニーテールヘアアレンジで使われてる手法」の亜種です。

なので、女性ウケも割と良いです。

あちらはさらに髪が長いので「ポニーテールの2段縛り」とか多彩なヘアアレンジがあるため、かなり参考になります。

マンバンのアレンジで迷ったら、女性のヘアアレンジを見てみると、色々な発見があるのでオススメです。

 

◼︎「長さ」の目安は「20cm以上」

確実にやるなら「前髪25cm以上」は必要です。

およそ「20cmあればトップで結べる」くらい。

いわゆる「2WEY」と呼ばれる、上げるとマンバン、下ろすとミドルヘアーなやつでも20cm前後あると余裕が出来ます。

 

◼︎伸びるまではカチューシャでオールバックもあり

Yahooとか売ってる、メンズ用カチューシャが超使える。

15cmくらいあると、前髪が目にかかるけど、スタイリングしないと上がらない…という面倒な状況になる。

そこを乗り越えるために、強制的に上げちまう手段を持つと非常にラクになる。

帽子の代わりに使ってもいいし、家でゆったりしてる時だけ使用してもいいし、マルチに使えるのでオススメです。

 

◼︎まとめ

まずは「オールバックマンバンが似合うかどうか?」。

似合うなら万事OK。

似合わないor周りの目が辛いという方は、「シチサンオールバックマンバン」がオススメです。

しっかりスタイリングして、シチサンオールバックを作って、余った部分を縛る。

前見はシチサンオールバックなので、マイルドでいいとこ取りのマンバンが完成します。

 

マンバンやってみたけどイマイチしっくりこないな〜という方に試して頂きたいヘアアレンジです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

ブログのネタに困る事はないが、書くのが面倒な時がある。

 

「ネタ出しに困るという猛者がいらっしゃる」らしい。

そのために、はてなブログ公式の「お題」なるモノがあるという。

筆者の場合「ネタに困る事はほとんどない」。

しかしながら、記事を書くのが面倒に感じる事が多い。

その辺をちょっと掘ってみる。

 

◼︎ネタ出しは簡単

例えば、最近書こうと思ってたネタだと…

UNIQLOのリネンシャツの素晴らしさを伝える記事」

UNIQLOのジャケット比較」

UNIQLOのフォーマルパンツ比較」

「tmax560とフォルツァ、実は大同小異」

「4気筒バイクの素晴らしさ」

「2気筒バイクの扱いやすさと味」

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの凄さ」

FF14とティアキン(上記ゼルダの伝説)の比較」

「クールジャパン大使が書いた本についての書評」

などなど、書こうと思えばいくらでも書くネタがある。

しかしながら、重要なのはここから。

 

◼︎ネタを「見る人にどう伝えるかを作るのが超大変」

ネタはネタでしかない。

例えば、UNIQLOのリネンシャツがどう素晴らしいか?

何と比較して、色合いと、素材と、耐久性と、コスパが素晴らしいのかを説明しなければ、見た人は理解できない。

しかしながら、それを説明するのが非常に面倒い。

「カッコ良けりゃ良いじゃん」というのも一つの解答ではあるが、そんな記事を読む価値はほぼない訳で。

要するに「伝わるように説明するために文章を構築するという作業」が「最高に面倒い」。

しかも、伝わった上で面白い必要がある。

なんか「よく分かんねーけど面白い」でも良いんだけど、それでも「面白さを伝えるように工夫せねばならん」ので、中々な手間がかかる。

結果「お蔵入り」というネタが多くなる。

 

◼︎手間をかけても書きたいと思える記事だけ書いてる

面倒な気持ちを超えてでも説明したいと思う商品や理由と出会った時は記事を書いている。

…が、ちょっと面白い事に出会ったくらいだと「これ説明すんの面倒だからいいや」となって記事を書かずに終わる事が多い。

なので、ちょっと面白いくらいのネタでも面倒がらずにキチンと書けば、いくらでも更新はする事ができる。

しかしながら、それは当然「読む人にとって面白く感じない確率が高い」。

ネタに対しての熱量がなく、説明に対しての想いもない記事を書いた所で、果たして「見る人が面白いのか?」という。

 

◼︎しかしながら「熱量がない記事の方が良い場合もある」

色々書いてきたが…まあ、もしかしたら、あまり熱量のないその「中立な感じ」というか、ちょっとダラけて書いた方が非常に魅力的で、ハマる人もいるかもしれない。

「これがこうであーで…」って言う「うるさい人」よりも、「これなんか面白いよね」っていう「緩い人」の方が「聞いてて(見てて)楽しい」という事は多い。

 

「どちらが正解ということもない」ので、自分に合ったネタだしと書き方をしていきましょう。

 

◼︎まとめ

ネタ出しはラク

ちょっと面白い事を記事にすれば、書く事は幾らでもあります。

それを説明する記事を書く方が100倍面倒い。

なので、それを乗り越えてでも書きたいと思う、「熱量」とか「期待値(面白そうな記事に仕上がりそうな感じ)」がないと、記事を作る気にならない。

しかしながら、んな事はどうでも良くて、ただ淡々と記事を書くというのも、実は見ている人にとっては面白いのかもしれない。

「正解はいくつもあるっぽい」ので、自分に合ったネタ出しと記事作りをしていきましょう。

 

あと実験として「3つ持ってるブログの全てに同じ投稿をしてみます」ので、ご了承下さい。

*ブログの対象の読者様が全て違い、リーチできる層(読んで頂ける層)が被らないため、同じ内容でも有益だと思うので。

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

モノの「質」を見抜こう。

 

高いモノ=良い物という見方があるが、大半のやつはそうじゃないという事が最近分かった。

特にファッションにおいては「他人との差別化」がキーワードになりやすい。

そして、その差別化は「高い価格によって行われる傾向がある」。

ユニクロのスーツより、ブリオーニのスーツの方が偉い(お洒落)的な方向。

しかしながら「差別化の満足感」と「実際に使って快適かどうか?」というのは、ほとんどの場合一致しない。

その辺を言語化しておこうと思ったので、メモ書きしてみる。

 

◼︎モノが高い理由

1、コストが高い

単純に、品質が高いから価格も高いタイプ。

日本人的な価値観だとこっち。

高いコストで、高耐久性があり、職人の技を持って仕上げた生産数の少ないトヨタのセンチュリーなどが代表的。

価格はおよそ2000万だが、内容を考えると妥当。

買うのに身分証明が必要で、上場企業の役職付き以上じゃないと買えないと言われる。

*カタログはもらえる

ホンダバイクのフラッグシップである「CBR1000RR-R  fireblade」などもそう。

*約280万だが内容から考えると格安。ブガッティくらいのプレミア価格でも売れる性能がある。

無印やユニクロのダウンも同じで、あの2メーカーにしては高く感じるかもしれない(20000円近い価格)が、モンクレールの日本版ダウン(薄手で見た目重視にしたやつ)とほぼ同等以上の性能を誇るが、値段は半分以下である。

しかしながら、世界的に見て高コスト高性能で高価格という商品はとても少ない。

高いカネ出せば良い物が買えるというのは、ある意味で「日本だけ」なので、注意が必要です。

 

2、高い価格に意味があるから高い

高い事に意味があるという商品が存在する。

 

2-1、高価格による差別化

ブランド的なやつ。

「普通の人が買えない値段だからこそ意味がある」という。

ファッションに特に多い。

ルイ・ヴィトンとかエルメスとか。

耐久性がなく、製造コストも低いが、高い値段で、高い利益率を誇る。

アウディも中身はフォルクスワーゲンと同等であり(アウディVWグループ)、見た目とブランドにこだわらないならVWの方がコスパが高い。

この高価格商品は「皆んなが買えないくらい高いことに意味がある」。

要するに「商品の良し悪しとは別の所で値段が決まる」。

内容を見ると不当レベルなんだが、それを好んで買ってる方もいるため、商売としては成り立つ。

 

2-2、資産価値

高級時計とか、フェラーリとか。

量産しない(できない)代わりに、販売数を少なく、高価格で、少数精鋭で販売する。

すると、希少性から長期的な資産価値が高く、持っている人が損をしない形となる。

みなおかの買うシリーズなどを見ると分かりやすいんだが、トレンディーエンジェルの斉藤さんが買った「パテックフィリップのノーチラス」が、2012年時点で「約500万」。

11年経った2023年現在の価格は「約1000〜4000万」である。

*モデルにより異なる。

ロレックスも見たようなもんで、サブマリーナなどは2000年辺りは20〜30万で買えた。

2023年現在の価格は定価100万、一般流通価格が約200万である。

オメガのスピードマスターなんかは2000年くらいは投げ売り8万で買えて、成人式のお供として人気を博していたくらいの値段だった。

とにかく「値下がりしないという事に価値がある」。

職人が一本一本手作りとかあーだこーだのたまうが、要するに「量産して値下がりしないようにしてる」。

高い値段でも投機としての価値があるため人気があり、商売が成り立つ。

ちなみに一時期のスイス銀行も同じやり方をしていた(スイス通貨を高騰させて、預金の価値を維持する)ので、スイスの高級時計から始まったこの流れは納得のやり方だったりする。

ちなみにこちらも「内容は不当」で、メンテ代やパーツ代も激高。

なので「普通に使うために持つのは損でしかない」。

「投機としてあまり使わずに綺麗に所持する」ならば得なので、その辺を勘違いしないようにしたい。

 

◼︎高いのが良いわけじゃない

高価格=高性能=日常使い最高「ではない」。

高価格は通常「別な意味がある」。

日本に住んでると大体は高価格=高性能だが、海外製品はそうでないモノが大半である。

他人との差別化や優越感が欲しい、投機として値下がりしないモノが欲しい場合は最適解なので、ご自身が何を求めてるか?をハッキリさせてからご購入下さい。

 

◼︎日常で使う製品は「質」を見抜こう

その内容でその価格は妥当なのか?

耐久性は?使いやすさは?

ブリオーニのスーツは確かにカッコいい。

しかしながら、ユニクロのスーツとの差はどれくらいあるのか?

耐久性と買い直しやすさ、使いやすさを考慮した場合、どちらの方が「本当に満足出来るのか?」。

海外で売れまくってるヤマハのプレミアスクーター「TMAX560」も同じ。

ホンダのフォルツァと比較した場合、どれくらい差があるのか?

高コストなアルミフレームや別体スイングアームの「効果」と「コスト」は、釣り合っているのか?

自分が「実際に使う場合」に、高いパーツ代や余剰性能やプレミア感といった余分なモノを除いた時の「使い勝手」はどうなるか?

つまり「実際の満足度」にどの程度の差があるのか?と。

 

いつも使うモノで重要なのは、外見やイメージではなく「内容」です。

 

人との違いや、投機目的などの「外的要因」と、実際に使って快適という「内的要因」はしっかり分けて考えましょう。

 

日常使いは「質が高い方が満足度が高い」です。

 

価格ではなく、内容を見て商品を選んでみて下さいませ。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

MacBook Air 購入レビュー

 

突然逝ってしまわれた自作PCに代わり購入。

 

スペック比較から、購入後レビューまで書いてみる。

 

*事前知識

現在、軽作業(ブログ書くだけとかYouTube見るだけとか)向けのPCスペックが…

CPU =Intel Core i3、(12世代以降)、Ryzen5000シリーズ、Apple  M1チップセット

メモリ=8G

ストレージ=SSD256G

となっている。

 

重作業(がっつり動画編集とかゲームやるとか)向けのPCスペックが…

CPU=Intel Core i5以上、Ryzen7000シリーズ以上、Apple M2

メモリ=16G以上

ストレージ=SSD516G以上

となっています。

*これにさらにグラフィックボードと呼ばれる「GPU」を追加するので、軽作業PC+10万くらいの価格帯になる。

筆者は軽作業しかしないので、軽作業用PCのスペック要件で探しました。

では本題へ。

 

◼︎比較

候補に上がったのが3つ。

*上でも買いたが、以下全てメモリ8g、ストレージ256g、ディスプレイはIPS以上で共通とする。

1、M1MacBook Air

13万。中古10万。1年前は新品9万。


 

おおよその性能の指標として、

Cinebench R23ベンチマークスコア

シングル1500前後

マルチ7500前後。

見た目最高、不満のないスペックで、高バランス。

第一候補。

 

2、Ryzen5000シリーズ

IdeaPad Slim 570 AMD Ryzen 5 5625U搭載モデル。


 

 

ポイント割引やらを活用して、約9万。

Cinebench R23ベンチマークスコア

シングル1400前後

マルチ9000前後。

MacBook Airに比べて、シングルは落ちるがマルチは大幅に上回る。

こちらも見た目良し、スペック良し。

ブランド力だけ劣るが、申し分なし。

第二候補。

 

3、IntelCore i3(12世代以降)

IdeaPad Slim 370i Core i3-1215U搭載。


 

こちらも「約9万」。

Cinebench R23ベンチマークスコア

シングル1700前後

マルチ7200前後。

こちらはシングルが最上位だが、マルチは最下位という尖った性能。

どうしてもIntelが欲しいという事でなければ、上のRyzenノートパソコンの方が高スペック。

安ければ買い。

第三候補。

 

この3つで死ぬほど迷った。

ほぼ変わらないスペックと値段であり、カッコいい見た目であり、ディスプレイも綺麗である。

2週間くらいガチで悩んだ。

決め手はこれ。

 

◼︎結局は「ブランド」

MacBookが一度使ってみたいという気持ちが勝った。

10年前くらいに爆発的にiPhoneが流行った時に、同時流行的にMacも流行った。

MacBook Airの出始めくらい

その当時は価格も高く、MacBook13インチのプラスチックモデルですら15万した。

当時はまだWindowsがなければパソコンとして問題ありまくり(各種ダウンロードやらアプリやら周辺機器やらゲームやらがMac未対応が多かった)で、買うに至らなかった。

今であれば必須はOfficeくらいで、他のエンタメはGoogle Chrom丸投げで何とかなるため、価格と共に敷居がめちゃくちゃ下がった。

そうなると使ってみくなるのが人情ってもんだろう。

そして買ってしまった。

 

◼︎使い勝手は可もなく不可もなく

凄まじく使いやすいわけではないが、クセがありまくるわけでもない。

インターフェースはiPhoneに寄せてるため、直感的にわかりやすい。

ある程度は速度重視で買ったので予想通りサクサク動くし、Apple謹製のパーツで構成されているPCなので、それなりに良いパーツが使われてるはず。

ファンレスでめちゃくちゃ静かなのは特筆すべき点ではあるが、夏が怖くもある。

もう一つ怖い点としては「キーボードの耐久性が低そう」で、今までみたいに強めに叩いてブログ書いてると壊しそう。

なので、記事を書く時はUSBキーボードを繋いで書いてる。

あと「個体とディスプレイは美しい」。

これぞMacBook Air

 

◼︎注意点「今パソコンは買わない方がいい」*後半に追記あり

ここまで書いてきておいてなんだが、よっぽど急ぎでなければ、今買わない方がいい。

特にMac

歴史的円安により、価格が爆上がり。

上でも買いたが、2021年は新品のMacBook Airが「9万で買えた」。

2023年現在、13万である。

9万までは戻らないとしても。11万までは戻る。

他のPCも同様。

今はかなり高い時期であり、筆者のようにパソコンが壊れたりしなければ買わない方がいい時期です。

2023年後半くらいには物価高に目処がつくだろうという経済関連の予想も出ているので、そこまで待てるのであれば、それ以降に買う方がオススメです。

 

*追記
2023/11/05現在、円高及び、物価高は悪化の一途を辿っている。

安くなってねえどころか、むしろ値上がりの方向に向かっている。

先の予想はマジで難しいが、もしかしたら「欲しい時に買っておいた方がいいかも」しれない。

万が一安くなったら「運がなかった」で済まし、上がってしまったら「それ見た事か」で流す方が健全。

もし値下がりしても、以前の価格まで戻ると予想するのは難しい。

どっちにも振れる可能性があるので、必要になった時に買っちゃうのがオススメです。

 

◼︎まとめ

最近のノートパソコンは、スペックと値段がほぼ横並び。

故に、めちゃくちゃ迷う。

今回はWindows(Office)が必須じゃなかったのでMacを選べたが、必須だったらレノボを買ってた。

そのくらい微差しかないので、ご購入の際にはお気をつけ下さい。

 

何かの参考になりましたら幸いです。

 

ユニクロの「シームレスダウンパーカ3Dカット」購入後レビュー

 

「ザ・ダウンジャケット」。

軽い、暖かい、分厚い、ショート丈の「皆んながイメージするダウンジャケット」そのもの。

だからこそ使いやすく、飽きる事なく長く使える、買っても損しない品物です。

 

◼︎機能の特徴

1、暖かい

何よりまず大事なこれ。

非常に暖かい。

0℃までは余裕で対応。

筆者はウルトラライトダウン、ハイブリッドダウン、シームレスダウン(この記事のやつ)、ウルトラウォームダウンコートと全て持っているので、同じ環境で比較した結果を書くと…

寒い<<<<<<ウルトラライトダウン<ハイブリッドダウン<シームレスダウン<ウルトラウォームダウン<<<<<暖かい

となる。

要は「ハイブリッドダウンよりも暖かい」。

ハイブリッドダウンですら都市部の電車移動であればオーバースペックと言われるレベルであるが、それより確実に暖かい。

寒がりな方や、バイク移動がメインの人、外で過ごす事の多い状況(スポーツ観戦や仕事)などでの使用では、シームレスダウンがオススメ。

*ちなみに、丈の短さが気になる方は「シームレスダウンコート」というモノもあるので、それも見てみて下さい。

 

2、軽い

厚手のパーカーくらい。

フリースより少し重いくらい。

コートより軽いくらい。

すごく軽いわけではないが、通常のアウターよりも軽い。

この辺もイメージ通りのダウンジャケットであり、「着やすく」「疲れない」というダウンに求めるモノを備える。

 

◼︎見た目の特徴

1、ショート丈

冬物は基本的に「暖かさ重視」で作られている。

長めで下半身まで暖かいと同時に、風を防ぐ構造を持ち、厚手で保温力を確保する。

結果「重厚感」が発生し、重い見た目となるモノが多い。

しかしながらこのダウンは、短く、厚手ではあるものの、スポーツでも使われるようなポリエステル素材で、非常に「軽やか」な印象になる。

色々な合わせ方ができ、手軽でカジュアルでスポーツ寄りな使い方もできる万能さがある。

 

2、分厚い

最近のオーバーサイズの流れから、分厚いダウンは非常に合わせやすい。

特に冬場は「着込む」ため、サイズの自由度が高いメリットが大きい。

 

◼︎注意点

サイズが小さめ。

ワンサイズ以上アップがオススメ。

タイトな作りで、肩幅、身幅が小さめなため、ワンサイズ上げる方が自然なサイズ感に。

「ハイブリッドダウンはサイズが大きい」ので、そことの比較で買おうとする時は特に注意。

参考までに、筆者の場合だとハイブリッドダウンだと「XL」で「少し大きいくらい」。

シームレスダウンだと「XXL」で「少し大きいくらい」。

かなりサイズ感が違うので、実店舗で試着して確認してみる事をオススメします。

 

◼︎具体的なコーデ

1、カーゴパンツ合わせ

f:id:CurryS:20221231173417j:image

冬は地味になりがちなので、色ありの合わせ。

 

2、ブラックコーデ
f:id:CurryS:20221231173420j:image

最もラクだが、最も難しい。

ドレイクのコーデとかもかなり参考になる。

 

3、黒×グレースポーツ

f:id:CurryS:20221231174316j:image

応用が効きまくる組み合わせ。

黒×グレーは鉄板です。

 

*画像1、2、3は男前研究所 様OTOKOMAE / 男前研究所 | メンズファッションメディア | メンズ着こなし・コーデ/メンズ美容/メンズ髪型から抜粋させて頂きました。

 

4、ワンマイルコーデにもなるカジュアル基本コーデ
f:id:CurryS:20221231174313j:image

最も簡単で、最も効率的で、最も着ていてラク

超絶オススメコーデ。

 

*画像4はSafari online様Safari Online|サファリオンラインから抜粋させて頂いています。

 

◼︎まとめ

軽く、暖かく、ショート丈でスポーティ。

ベーシックな見た目で使いやすく、飽きない。

機能も見た目も、買って損しない、人にオススメできる逸品だと思います。

 

ぜひ店舗で、実物をご確認下さいませ。

 

気に入ったら、買っても損しない品物なのは保証します。